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メールマガジン 第983号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第983号 ■ ■
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
このメールマガジンの内容を、より深いレベルで理解するために、「良書リス
ト」というモノを希望される方には無料で配布しております。このメールマガ
ジンの返信でリクエストして下さい。
このリストには、「人生死ぬまでには読まなきゃダメ」という本が、63タイト
ル合計で87冊リストアップされています。
過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(メールのやりとりの過程で入手するアドレスについては、良書リストの送付
にのみ使い、それ以外のマーケティング活動や営業活動には使用しません。)
   
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◆ 今日の前フリ ◆◇

昨日、「驚く事が大事だ」って話をしたんですが、早速私にもビックリする事
がありました。

いつものように帰宅後、良書リストのリクエストメールをさばいていたんです
が、そこですんごい読者さんを見つけたんですよ。

この方、私のメールマガジンを約1ヶ月前にお知りになったのですが、このひと
月の間ひたすら過去ログを読んだそうなのです。


え~と、今日は983回ですね。はい、これ全部読んだそうです。

読んだ上で、良書リストを欲しいとおっしゃっているんですね。

約1000回のメールマガジンの過去ログってなかなか読めるモンじゃありません
よ。
しかも私のメールマガジンは、他誌と比べてボリュームが多いんですから。

しかもこの方、メールマガジンで紹介された本も、全てメモしているそうです。

で、私も全然気付いていなかったんですが、一番数多く紹介された本が、


フラット化する世界 [増補改訂版] (上)
http://www.amazon.co.jp/dp/4532313775/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


フラット化する世界 [増補改訂版] (下)
http://www.amazon.co.jp/dp/4532313783/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


だそうで、これをお買い上げになったそうです。

ドヒャ~スゴイなぁと思って早速返信をしたのですが、こういう風に、まとめ
て一気に読むってのが、最も効率的な学習方法なんですよね。たぶんこの方の
脳みそには、しょ~おん語録が完全にインストールされていると思います。


Iさん、あなたはスゴイです。


先日の大阪セミナーでは、もっとディープに、このメールマガジンを毎号プリ
ントアウトしてファイルしている人にも出会いました。すでにそのファイルが
4冊になっているとの事で、こんな読み方をして下さる読者さんがいるって事に
感謝感激した次第です。


発行者としては、発信した内容をバイアスをかけず、しっかりと受け取っても
らいたいと思っているのですが、こういう読み方をされる方がいらっしゃると
知るだけで、勇気凛々瑠璃の色って感じがするわけですね。



話は変わりますが、基本編東京セミナーやります。

今回は11月の21日の日曜日開催しようと思っています。
もちろんいつものように二次会もやります。
今回、二次会は人数を少し絞ってやろうと思っていますので、早い者順とさせ
ていただく事としました。(二次会だけの参加は出来ません)

詳細は追って号外でお知らせしますが、とにかく二次会の席を押さえておきた
いという方は、このメールの返信で、


  ▼ 本名(フルネーム)

  ▼ ご住所

  ▼ 郵便番号と、連絡先電話番号


を書いて仮予約をする事をお奨めいたします。



☆ 慣れて出来るだけじゃ価値がない

仕事には、ある程度の慣れが必要。これには全く異存ありません。

今日初めてやるのと、過去に10回やっているのとでは、アウトプットに差があ
るのは当たり前です。

だから、一定の時間を掛けて身体を慣れさせるのは必要です。


しかし、その慣れるという事と、慣れただけというのには、天地ほどの違いが
あるのです。


慣れただけというのは、身体がマシーンのように、脳みそと感情を排除して、
ただただ身体が記憶した工程を漫然と繰り返す、そんな状態です。


これはオフィスワーカーにも当てはまるのです。特に、繰り返しの作業を担当
する場合(その作業のプロセスがどれほど多段的であっても)、身体記憶に依
存をして作業をする人と、身体記憶だけではなく、脳みそで意識をして作業を
する人とでは、アウトプットのキレが変わってくるのです。


ダメな人というのは、


  ■ Aをやって、次にBをやり、Cに移ってDで完了


という作業を、機械的に身体を動かす事で完了させるのです。

例えば、このBでいつもと比べて異常が起こっていたとしても、それに気付かず、
「Bの後はCをやれば良い」という身体記憶だけでやってしまうのです。


昔、我が家は小さな工場を経営していたんですが、そこにはある自動で動く機
械があったんです。

工作機械ですから、


  ▼ 材料を入れて

  ▼ 金型が合わさって

  ▼ 内部で処理をして

  ▼ 製品が出来上がる


という工程をひたすら繰り返すんですね。

で、この機械、製品と共に、製品にならない不要な部分も出来ちゃうんですよ。

これを人間が手で取り除いてあげないといけなかったんです。
それを当時中学生だった私がお手伝いでやっていたんです。


この作業ってのはとにかく単純で、同じ事の繰り返しなんですよ。

やるべき作業なんて、半日もやれば慣れちゃうんです。

そうすると、だんだんと惰性になってくるわけですよ。なんたってつまらない
仕事ですから。(笑)


ところが、そんな風に漫然とやっていると、突如として機械の調子がおかしく
なってくるんです。

出来上がりの製品の品質が眼に見えるほどダメになってくるんですよ。


初めはなぜこんな事が起こるのか全く分からなかったんですよ。

なんたって、漫然と繰り返しているだけでしたから。


ところが、母親が同じ作業をしていると、これが違うんですよ。

普通に動いている機械をある時、ふと停止させてなにやら調整をするんですね。

それが15分に1回くらいあるんです。

調整にかかる時間は1分程度。

何をやっているのか?なぜそんな事をやるのか、初めは全く理解出来ませんで
した。


その秘密をある時知って、「やられた~!」と思ったんですよ。


母親は、出来上がりの製品の質が落ちる前に、その予兆を、不要な部分を取り
除く時の感触で察知していたんですね。その感触の違いから、


  ▼ 機械の接合部分がずれてきたかな?

  ▼ 温度が変化してきたかな?

  ▼ 冷却水がチャンと来ていないんじゃないかな?

  ▼ 新たに投入した材料の粒度が違うんじゃないか?


なんて事を、「不要な部分の品質」から読み取っていて、製品に決定的なダメ
ージを与える前に、機械を調整していたのです。


つまり、彼女は私のように漫然と、


  ■ あ~、つまらん作業だなぁ~


と思いながらやっていたわけじゃ無かったんです。
毎回、機械と対話しながら、機械が与えてくれるフィードバックをしっかり読
み取りながら仕事をしていたのです。


これが、身体の記憶だけで作業をするのではなく、脳みそと感情を動員させて
作業をするという事なのです。


子供の頃のその記憶があるので、私は単純作業からも、微妙な変化を読み取っ
て、より良い品質のアウトプットを出すというクセを付ける事が出来たんです
ね。


そして人間が行う仕事というのは、そこにこそ価値があるのです。

なぜならこのような微妙な変化は、最新の測定器以上の感度を持った人間でな
ければ出来ないからなんです。


みなさんがいつもやっているルーティンワークにも、実はそんな要素が含まれ
ているはずなんですね。





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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
  
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  
  
佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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