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メールマガジン 第967号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第967号 ■ ■
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
このメールマガジンの内容を、より深いレベルで理解するために、「良書リス
ト」というモノを希望される方には無料で配布しております。このメールマガ
ジンの返信でリクエストして下さい。
このリストには、「人生死ぬまでには読まなきゃダメ」という本が、63タイト
ル合計で87冊リストアップされています。
過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(メールのやりとりの過程で入手するアドレスについては、良書リストの送付
にのみ使い、それ以外のマーケティング活動や営業活動には使用しません。)
   
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◆ 今日の前フリ ◆◇

久しぶりにオススメの本でも。


超ヤバい経済学



http://www.amazon.co.jp/dp/4492314067/ref=nosim/?tag=jiateng4-22

前作の、

ヤバい経済学


http://www.amazon.co.jp/dp/4492313788/ref=nosim/?tag=jiateng4-22

では、大相撲の八百長問題を、斬新な視点で抉り出したのですが(週刊現代も
こういう切り口で攻めれば面白かったのに)、新作も面白いです。

これが経済学といえるのか?ってところには異論があるんですが、世の中で当
たり前だと思われている事を、視点を変える事で新たな考察が出来る、という
問題提起の方法には感心されられます。


太陽光発電は温暖化防止に貢献するどころか、温暖化を促進しちゃうなんて、
誰も言ってませんぜ。

この他にも、「酔っ払って歩くのと酔っ払い運転、どっちが危険か?」や、「
テロリストを捕まえるにはどうするのが一番か?」なんてテーマでグイグイと
読ませます。


またこの本は翻訳が素晴らしい。固い内容をフランクな日本語で(タイトルか
らしてイケてます)語る事で理解度が上がるのですね。



☆ 社畜について

http://kusoshigoto.blog121.fc2.com/

なかなか興味深いブログです。

サラリーマンも、ビジネスパーソンも真剣に読む事をお奨めします。
(残念ながらすでに閉鎖されました)
で、自分なら、彼のツッコミに、どう答えるだろうか?と考えて読んで欲しい
のです。


この人は、バックグラウンドは私に似ていて、まともな職歴無しで海外留学を
したんですね。ここまでは、ほぼほぼ私とかぶっています。

そして彼の場合には、その後海外で就職をしたのですが、そうすると見えて来
るのが日本と海外の働き方の違いです。


著者は、


  ▼ サービス残業

  ▼ 長時間労働

  ▼ 休日出勤

  ▼ 単身赴任


といった日本では当たり前に溶け込んでいる、ワークスタイルに強烈に反旗を
翻しているんですね。


  ■ そんなアホな事やってられるか!


とね。(あまりにも言葉遣いが悪いのと、「働く事イコール金をもらうために
イヤイヤやらざるを得ない事」と思っているのが残念ですが)


彼は、シンガポールの外資系で働いているから、当然、日本の常識の範囲外に
視座があるわけです。そんな彼から見ると、日本のサラリーマンたちは異常な
存在(それを彼は社畜と呼んでいるのですが)に映るのですね。


さて、この事象をあなたはどう捉えるのか?


これってどっちが正しくて、どっちが間違っているという議論にはならないと
思うんですね。だって、住んでいる世界が異なるから。


つまり、どのような背景の違いがあって、このような文化的相違が生まれるの
だろうか?と考えるべきなんですね。こういう視点で考えるのが、哲学的思考
なのですよ。



ちなみに、このメールマガジンでは、実はこのような問題は注意深く避けてい
たのです。いままで一度も、


  ▼ サービス残業をたくさんすれば出世出来るぞ!

  ▼ 会社の命令には率先して従え!

  ▼ 単身赴任も厭わず働け!


なんて言った事は無いんですよ。

だってそれが本質だとは思えないから。
つまり、こんな事をしなくたって、給料は増えるのですよ。

ここが、彼が指摘していない一つ目のポイントです。


で、私なりに、なぜこういう違いが生まれるのか?を論じれば、それは決して
生産性の違いだけに起因するのではないという事。(←このブログの著者は、
それが原因のひとつだと言っているんですけどね)


私も外資(外資系ではない)ですから、当然多くの外国人と仕事をしています。
そんな彼らを見ていて、


  ● こいつの生産性高いなぁ~!


って思った事など一度も無いのですよ。本当に、ただの一回も無いです。
だいたい、外人のホワイトカラーでエクセルマクロを自分で組めるヤツなんて、
見た事も聞いた事も無いですモン(笑)


って言うか、マクロを使えるって言って、見せてあげたら、神をみる目で見ら
れましたからねぇ(笑)


メールの返信にしろ、資料を作り上げるスピードにしろ、業務の緻密さにしろ、
日本人の方が生産性が高いと思いますよ。まぢで。


じゃ、何が原因かというと、私が考えるに、日本人というのはポジションが低
くても、


  ● 常に、全社を代表して行動しよう


と思う傾向があると思います。


例えば、外国のデパートの店員なんて、閉店時間になった途端に、あらゆる仕
事をほっぽり出して帰っちゃうんですけど、日本でそんな事が絶対に起こらな
いのは、


  ● いち店員だけど、そのデパートを背負っている


という認識が、(無意識下で)彼らにあるからだと思っています。


ところが、外国人ワーカーには、それが一切無いんですよ。


  ■ 自分は、決められた時間に、決められた事を、決められた報酬をもら
    うためにやっているだけ。それ以外は、私という、「個」があるだけ


だと思っているんですね。彼らの血を分析しても、自分が会社を代表してこの
お客様の対応をしているのだ!なんて意志は1PPMも無いのです。


さて、この続きは明日。





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┗      分的引用、抜粋はお断りしております。


読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
  
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  
  
佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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