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メールマガジン 第894号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第894号 ■ ■
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
このメールマガジンの内容を、より深いレベルで理解するために、「良書リス
ト」というモノを希望される方には無料で配布しております。このメールマガ
ジンの返信でリクエストして下さい。
このリストには、「人生死ぬまでには読まなきゃダメ」という本が、63タイト
ル合計で87冊リストアップされています。
過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(メールのやりとりの過程で入手するアドレスについては、良書リストの送付
にのみ使い、それ以外のマーケティング活動や営業活動には使用しません。)
   
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◆ 今日の前フリ ◆◇

ジパングようやく読み終わりました。さすがにマンガとは言え、一気に23巻を
読み切ると脳みそがゼェハァしてしまいます。

おまけに、午前中は普通にマンガ以外に3冊読んだので、結局読書三昧の休日
になってしまいました。


改めて、日本のマンガというのは世界に誇れるスゴい文化なのだと思いました。
ああいう、イマジネーションがかき立てられるマンガって、他の国には無いん
ですね。ハリウッドなんかの映画では出来ているのに、媒体がマンガとなった
途端、小学生向けのモノ以外に焦点が合わなくなるんですねぇ。


映画は映画で面白いんですが、ペン1本で映画を超えられるのがマンガなんじ
ゃないかと思います。でもこれって、気軽に読める分、隙間時間を全部持って
行かれちゃうんですよねぇ



☆ 真実はねじ曲がるモノ

昨日は、バイアスという単語をご紹介し、一次史料、二次史料の定義などにつ
いてご説明をしました。


そこで、一次史料の方が価値が高いという話をしたのですが、そんな一次史料
であっても、つまり、「直接本人から聞いた」情報であっても、必ずしも真実
を突いているとは言えないという事をお話ししました。



例えばここで、「部長が何か新しいビジネスを始めると言っている」というニ
ュースがあったとします。


事実として、ハッキリしているのは、


  ▼ 部長が

  ▼ 新しいビジネスを始めると言った


これだけです。

ここにはふたつの問題が存在するのですが、分かりますか?

ひとつは、


  ■ この事実が真実を捉えているとは言えない事


もうひとつは、


  ■ この事実だけでは、聞き手にとってほとんど価値がない事


なのです。

実は、情報がねじ曲がって伝わってしまう原因は、このふたつが密接に絡み合
うからなんですよ。


この仕組みの裏側にあるロジックを理解する事はとても重要ですから、しっか
り読んで下さい。


ひとつめの、


  ■ この事実が真実を捉えているとは言えない事


とは、何を言っているかというと、これだけでは部長さんの意図が見えないか
らです。

新しいビジネスを始めるといっても、


  ▼ どんな背景があって、新しいビジネスを始める事になったのか?

  ▼ どんな領域で新しいビジネスを始めるのか?

  ▼ 部長さんは自ら志願して、やりたくて始めようとしているのか?

  ▼ 成算はどの程度あると部長さんは考えているのか?


といった、言葉の裏側にある背景(セミナーに出た人は分かりますよね?)を
捉えなければ、自分がどう反応するのが良いのか分からないわけです。


例えば、部長さんは、役員に無理矢理、儲からない事が分かっている領域で、
新しいビジネスを始めろ!と言われたのに、


  ■ 部長、今度新しいビジネスをやるんですってね、頑張って下さいね!


なんて言ったら、一生浮かばれません。(笑)


反対に、部長自らが社長に直訴をしてやらせてもらったというのなら、


  ■ 部長、つまらない仕事を押しつけられて大変ですねぇ


なんて慰めたら一巻の終わりになっちゃうわけです。(笑)


そもそも、情報にどうして価値があるのか、また、価値がある情報とは何か?
と言われれば、


  ● 情報を元に、正しい行動や思考を選択出来る


からなんですね。

行動や思考に結びつかない情報には、1円の価値も無いわけです。


あなたにとって、「南アフリカのスラムで人殺しが発生した」なんてニュース
には何の価値も無いはずです。


しかし、1週間前にあなたの恋人が南アフリカに旅行に行って、まだ帰ってき
ていないとしたら、このニュースは微妙に価値がありますよね。


  ▼ おいおい、あいつ大丈夫か?

  ▼ あいつはどのあたりを旅行してたんだっけ?

  ▼ 心配だから俺も行って来ようかなぁ・・・


なんて思考や行動をするわけですから。

もっと価値があるのは、恋人が旅行をしている南アフリカの街の情報です。こ
こで人殺しが発生して、しかも被害者が日本人だって事になったら、このニ
ュースバリューはメチャメチャ高いですよね。


ここが情報の価値なんですね。


以前お話しをしたように、事実だけではなく、「真実」を理解出来て、初めて
情報の価値が上がるわけです。


ここが、


  ■ この事実だけでは、聞き手にとってほとんど価値がない事


という二つ目の問題に直結するのです。




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┗      部分的引用、抜粋はお断りしております。


読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
  
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  
  
佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html


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