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メールマガジン 第875号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第875号 ■ ■
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
このメールマガジンの内容を、より深いレベルで理解するために、「良書リス
ト」というモノを希望される方には無料で配布しております。このメールマガ
ジンの返信でリクエストして下さい。
このリストには、「人生死ぬまでには読まなきゃダメ」という本が、63タイト
ル合計で87冊リストアップされています。
過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(メールのやりとりの過程で入手するアドレスについては、良書リストの送付
にのみ使い、それ以外のマーケティング活動や営業活動には使用しません。)
   
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◆ 今日の前フリ ◆◇

しばらく政治ネタを控えていたら、世の中は選挙モードになって、しかも消費
税の税率を上げるなんて事が、「既成事実化」しているようです。

私の考えをいえば、現時点での税率アップは、日本を破綻に導く可能性すらあ
ると思っています。


前回、橋本内閣で3%だった消費税を5%に上げた時も、


  ■ 消費税は増えたが、所得税、法人税が激減しトータルで税収は減った



のです。

しかも今回は、法人税をも下げようとしているのですから、ダブルパンチです
ね。


今の日本は重要な岐路に立っていると思うのですよ。「大きな政府」でやって
いくのか、はたまた、「小さな政府」にするのか?

まずはこの戦略を国民に選択させなきゃいけないのです。

税収に関する考え方なんて、どちらの戦略を採るのかによって大きく変わるの
です。

大きな政府を選ぶのなら、北欧のように、所得税、消費税とも限界まで搾り取
り、その代わり医療、教育すべてを完全無料化するという流れになりますし、
反対に小さな政府でやっていくのなら、アメリカの共和党のように、「自己責
任」で格差の拡大を許容しなきゃならないのです。


その大枠が全く議論されることなく、消費税を上げるか維持するかなんて言っ
ても判断つかないのですよ。

どちらも一長一短があり、完璧ではないからこそ、


  ● ここに国民の意思を反映させる必要がある


のです。

この点、アメリカの政治体制は首尾一貫しています。民主党が大きな政府、共
和党が小さな政府をゴールにしている事は、何十年も変わっていませんし、そ
の前提の元に国民が票を投じるわけです。

しかし日本は、同じ政党でもこの点が知らぬ間にコロコロ変わるのですよ。

彼らが公約で謳っているモノのアイテムだって、これが共存しているのです。
このスタンスのあやふやさが、選ぶ側から見たらものすごく大きな問題なんで
すね。


「痛みを伴う」とか、「応分の負担」なんて言う前に、どっちの側に立ってい
るのかだけでも明確にして欲しいんですがねぇ。




☆ 個別の議論をする前に

ビジネスというのは、やる事が決まってしまえば、後は手を動かすだけですか
ら、極端な話、誰にでも出来るんですね。

問題になるのは、やる事を決めるプロセス(過程)です。


普通は、問題や課題があって、それを解決させるために、何をすべきなのか?
という流れで決められるモノですね。


ところが、この問題や課題が、本当に正しい問題・課題を提示しているのか?
(ちょっと表現がややこしいのですが)を判断出来る人って以外に少ないので
すよ。


  ■ ○○が問題だぁ~!


って叫ぶ人はたくさんいるんですね。

そして、その問題を直そうと懸命に頑張るわけですよ。
それはそれで美しい姿なのですが、ちょっと待てと。

そんな個別の議論をする前に、やらなきゃいけない事があるんですよ。
それが、


  ● そもそも全体の絵ってどうなってるんだっけ?


という視点です。

問題というのは、ひとりでは存在出来ないのです。
必ず背後に、それを生み出した環境やら、プロセスやら、その問題に直接ヒモ
付く事項というのが存在するのですよ。


それらの関係性をしっかりと紐解き、


  ● 全体の絵の中で、この問題が持つ意味が何か?


を把握した上でなければ、その問題に対する対応策というのは決めちゃいけな
いのです。

なぜならば、個別の問題を直すというのは、単なる個別最適化だからです。

それだけにフォーカスをして直しちゃうと、もしかしたら次のプロセスの人が
困った事になったりする可能性もあるのですよ。


全体の絵を見ると、もしかしたら、


  ● 何も手を打たないというのが、最も正しい解


である可能性すらもあるのですね。


そのように考えて、総合的に最も良い道筋を立てる事が、全体最適化というヤ
ツで、これを作るには、


  ● 広くて、高い視野


を持っていないとダメなのです。


そしてこれこそが、トップマネジメントが部下に求めるモノなのです。
ところがこれが出来る人が極端に少ないのですね・・・


ですから、課長以上、部長以上になりたい!と思っている人は、この切り口で、



  ● 私は常に全体を見て、判断していますよ!


とアピールする必要があるんです。

当然、その時には、


  ■ うちの部にとっては、○○という選択肢の方が良いのです


なんて言っちゃダメですよ。

自分の部門の事だけを考えるというのは、まさに個別最適化を最も良く表して
いる事象であり、そんなコメントをするという事は、


  ■ コイツは全然全体が見えていないアホじゃなぁ


と思われてしまうという事なのですから。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
  
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  
  
佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html




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