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メールマガジン 第836号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第836号 ■ ■
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
このメールマガジンの内容を、より深いレベルで理解するために、「良書リス
ト」というモノを希望される方には無料で配布しております。このメールマガ
ジンの返信でリクエストして下さい。
このリストには、「人生死ぬまでには読まなきゃダメ」という本が、63タイト
ル合計で87冊リストアップされています。
過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(メールのやりとりの過程で入手するアドレスについては、良書リストの送付
にのみ使い、それ以外のマーケティング活動や営業活動には使用しません。)
   
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◆ 今日の前フリ ◆◇


さて、今日はどんなネタを話しましょうか・・・?

で、いつものようにヤフーニュースを立ち上げて、目に付くニュースはあるの
かな?と考えつつ眺めると、ありましたよ、今日のネタが。

朝青龍が引退して、白鵬が予想通り看板力士になって、ようやくホッと一息つ
いた相撲協会ですが、今度はヤクザにチケットを渡したって事で騒がれていま
す。


でもこれって、チケットを取った親方が、観戦したヤクザに渡したわけじゃな
くて、人手を経由して最後にヤクザの手に渡ったって事でしょ?

そんな責任をどうやって親方が取れるんですか?

初めから、「ヤクザにあげるんだけど、チケット取ってくれる?」って言われ
ていたのなら、これはクロですけど、取ってもらう方だってそんな事を言った
ら、ドン引きされるのが分かっているから、言うわけ無いんですよ。

だったら、誰に渡るのか予想もつかない状態で、引き渡しをしたんですから、
この親方に責任なんて無いでしょ。


って当たり前の事が、なぜテレビや新聞では論じられないのでしょうか?

結果としてヤクザに渡ったのは残念ですし、チケット売り場には、「ヤクザに
はチケットを売りません」と明記してあるのですから、不本意な事態ではある。
しかし、その不本意な事態の責任が誰にあるのか?ってのは別の議論じゃない
んですかね?


私は、常日頃から、


  ● 問題の犯人を、人に求めるな!


と言っているんですね。人のせいにしちゃうと、そこで思考停止状態になっちゃ
うんですよ。人ではなく、プロセスが犯人なのだ、と考えれば有効な改善策は
すぐに作れるんです。

今回だって、最終的に誰の手に渡るのか?を確認するプロセスが無かった、そ
れを記録するプロセスが無かった、って感じで、プロセスにフォーカスすると、
たくさんの穴がある事が分かるのです。

そういうプロセスの不備を、ヤクザに利用されてしまったというだけですよね。


だったら、そのプロセスの穴を塞ぐ事が最優先で議論されるべきで、


  ▼ 誰のせいだったのか?

  ▼ どんな処分にするのか?


なんてどうでも良い話なんですね。

そういう事をマスコミが指摘せず、むしろ人を犯人に仕立て上げる事に躍起に
なっている姿というのは、見ているモノをガッカリさせるのです。

マスコミ業界がおしなべて、減収や赤字になったって言われていますが、決し
て広告収入の減少だけが原因じゃ無い気がしています。読者が愛想を尽かして
逃げて行ったってのも大きな原因じゃないかと思うのです。


☆ 同じレベルで問題を見ない

ビジネスパーソンとして、仕事をするという事は、


  ● 日々、問題を解決させる


事でもあります。

ハッキリ言って、問題が無いという事は無いのですね(笑)
問題を解決させるイコール、組織が良くなる、という事で、これが仕事だとい
えるわけですよ。

そんな問題をサクサクと解決させる事が出来れば、自ずと成果が上がりみなさ
んの評価も上がる事になるのです。

そんな問題解決をどうやるのか?というのが今回のテーマなのですが、いつも
のように単刀直入に言えば、


  ● ひとつ高いレベルで問題を見てみる


のです。

例えば、人間対人間つまり、仕事をしている社員対社員で発生する問題という
のは、基本的に、


  ■ 同じ次元で物事を見ているから発生する


のです。

同じチーム、同じ課、同じ部門といった構図で問題を捉えるから、利害が衝突
するのです。

相手が提示してくる問題を、ひとつ上のレベルで捉える、つまりその人が、


  ▼ チームの問題を提示して来たら、課の問題として考える

  ▼ 課の問題を提示して来たら、部門の問題として考える

  ▼ 部門の問題として提示して来たら、事業部の問題として考える

  ▼ 事業部の問題として提示して来たら、全社の問題として考える


そうする事で、全く異なる風景が見えてくるのです。

これを別な表現で言えば、


  ● 貧乏人は貧乏人を救えない


のです。

貧乏な人を助けようとするのなら、少なくともあなたはその人よりも豊かで無
いといけないんですね。と言うか、あなたが彼らよりも少しでも豊かであれば、
解決の糸口は見つかるのです。


  ■ AよりもBのやり方の方が優れているはずだ


こういう衝突が起こるとすれば、それはAとBそれぞれが同じレベルの土俵で議
論をしているからなのですね。

片や課の問題として論じ、片や全社の問題として論じている場合、衝突は起こ
らず、必ず全社の問題として論じている方に軍配が上がるのです。


という事は、

 
  ● 常に、全社の問題として議論をしているのか?


という視点を持てば良い、という事になるのですね。

ところがこれが普通の人はなかなか出来ないんですよ。

なぜなら、みなさんの視野が狭いからです。(苦笑)


  ■ ○○が問題だ~!


って、言う人はたくさんいるのですが、良く聞くと


  ■ それって、あなたの課の問題でしょ?


なんてのがたくさんあるんですよ。

だったら、部レベルで問題を見つめ直せば良いのです。

部長というのは、そんな部レベルでの問題を解決させる能力も、スキルも、権
限もある人なんですね。

あなたがたとえ今、平社員であったとしても、

 
  ● 思考だけは部長レベルに上げる事


は出来るはずで、それが出来る人が上に行ける人なんですね。




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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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