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メールマガジン 第806号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第806号 ■ ■
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
このメールマガジンの内容を、より深いレベルで理解するために、「良書リス
ト」というモノを希望される方には無料で配布しております。このメールマガ
ジンの返信でリクエストして下さい。
このリストには、「人生死ぬまでには読まなきゃダメ」という本が、63タイト
ル合計で87冊リストアップされています。
過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(メールのやりとりの過程で入手するアドレスについては、良書リストの送付
にのみ使い、それ以外のマーケティング活動や営業活動には使用しません。)
   
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◆ 今日の前フリ ◆◇

私は新聞をとっていないので、ネットでのニュースには結構敏感です。


で、お昼のお弁当を食べながらネットを見ていたら、ちょっと考えさせられる
記事にぶつかりました。

それがコレです。

http://sankei.jp.msn.com/sports/baseball/100427/bbl1004271053000-n1.htm


現代の鉄人と呼ばれる阪神の金本選手の、連続試合出場の大敵はなんとお天気
だそうです。これだけ読めば、なんのこっちゃ?なのですが、今彼は右肩を痛
めていて代打専門だそうです。

だったら、試合のどこかで代打で出場すれば良いじゃん、と思いがちなのです
が、もし天気が悪くて、試合途中でコールドゲームになったら?そしてその時
までに彼が代打で出場していなければ、


  ■ ゲームセットと共に、彼の記録はオジャン


なのですね。

5回くらいに大雨が降って来て、なんとか5回裏まで進んで試合成立と共に、雨
天によりゲームセット・・・でも金本はまだ試合に出てへんで。


なんてなったら、確かに記録上は、「不出場」になるわけですね。(笑)って
笑っちゃいけない。


って言うかさぁ、阪神の試合は、彼の連続出場を継続させるためにあるのか?

なんだか優先順位が間違ってないんですかね?

そもそも試合に出るってのは、その選手に価値があるから選ばれて出場するわ
けでね。5回で試合が終わっちゃって、その時までに出場していないのであれば、



  ● 彼にはその試合で発揮すべき価値はなかった


って事ですよね。

つまり、議論が本末転倒なのではないか?と思ったのですよ。

な~んてことを、阪神ファンに言ったら(もしかしたら広島ファンでも)、メ
チャメチャ叩かれるんでしょうねぇ・・・


☆ 真の競争とは何か?

今日は、2010年の良書ベスト3に残りそうな、すんごい本を紹介します。


敗者の条件
http://www.amazon.co.jp/dp/4122048184/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


著者の会田雄次さんは、私の良書リストにも入っている

アーロン収容所
http://www.amazon.co.jp/dp/4122000467/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


を書いた人でもあります。


前書きと、最初の章を読んだだけで、


  ● スゲェ論文だぞ~!


とぶったまげる事、請け合いです。

白人と、日本人とでは、文化的な背景が原因となり、考え方に大きなギャップ
があるという事は、外資系で働いている人は、肌で感じているのですが、それ
を新たな視点で鋭く抉り出しています。


白人に於ける競争というのは、


  ■ 負ければ本当に命が取られてしまう(殺されてしまう)


という戦いであり、だからこそ、勝った時には徹底的に相手をいたぶるのだそ
うです。

例えば、ヨーロッパのお城には、必ず牢屋があるんですね。(実際に行って見
たわけじゃありませんよ。あくまでも本書によれば、という事で以下同じです)


日本のお城には、そんな牢屋なんて無いわけですよ。

じゃ、ヨーロッパの王様はなぜ牢屋を作ったのかというと、


  ■ 捕まえた敵の大将を死ぬまでいたぶるため


なのですね。ヒェェ~趣味悪いなぁって思うのは間違いで、


  ● 一歩間違えたら自分が、囚われる立場になったかも知れない


のですよ。
そういう命がけの勝負をして勝ったのだから、当然その美酒に酔いしれたいの
ですね。

ちなみに、「いたぶる」とはどういう事かと言うと(これまた日本人には到底
理解出来ないのですが)、


  ▼ 敵を牢に入れて、半死半生にし

  ▼ 憐れみを乞うヤツや

  ▼ 解放してくれとわめくヤツや

  ▼ いつか殺してやると罵るヤツ


を、グラスを傾けつつ眺めやり、勝者としての己を実感するのです。

こんなの理解出来て、実際にやっちゃったのて、織田信長くらいで、彼だって
親戚だった浅井長政が裏切ったから、その仕返しにやったわけでね。決して生
来の気質としてそういうメンタリティを持っていたのか?と言えば、否と言わ
ざるを得ないのですよ。

ところが白人というのは、こういう事が常識であるという環境で教育され、成
長したわけですね。

だから、勝利に対する執念というか執着心がものすごいのですよ。

つまり、


  ● どんな手を使おうが、負けるより勝つ方が良い


と本心から思っていますし、日本人に多くいる、


  ■ そこまでして勝たなくても良いよ


なんて気持ちは微塵も持っていないのですね。
だって、負けたら本当に一生牢屋でいたぶられるのですからね(笑)

そんな文化の違いを、日本の戦国時代の武将と照らし合わせて(これまた発想
が秀逸です)、


  ● (勝者の条件ではなく)敗者の条件


とネーミングしたところに、著者の深い意図が見えるのです。


このメールマガジンでは、頻繁に良書を紹介するのですが、普通はタイトルと
ちょっとしたコメントだけです。
しかし今回は、どうしても多くの人に読んでもらいたくて、本文の最初の方ま
でご紹介しました。

特に、外資系で働いている人は、これは必読です。
って言うか、これを読まずに白人のメンタリティを理解しようというのが無理。


それくらいのスーパー良書です。



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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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