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メールマガジン 第790号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第790号 ■ ■
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
このメールマガジンの内容を、より深いレベルで理解するために、「良書リス
ト」というモノを希望される方には無料で配布しております。このメールマガ
ジンの返信でリクエストして下さい。
このリストには、「人生死ぬまでには読まなきゃダメ」という本が、63タイト
ル合計で87冊リストアップされています。
過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(メールのやりとりの過程で入手するアドレスについては、良書リストの送付
にのみ使い、それ以外のマーケティング活動や営業活動には使用しません。)
   
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◆ 今日の前フリ ◆◇

私はタイという国が好きなんですよね。

飯は美味いし、物価は安いし、治安もそこそこ、アジアのどこの国にも行きや
すいとなれば、世界中から旅行者が集まるのもうなずけます。

ところが、この国の人というのは、激情派の方が多いんですよね。

ムエタイの試合を見に行けば分かりますが、観客同士が本気で喧嘩をしている
んですよ。

こちとらタイ語は分かりませんから、どんな経緯で喧嘩になったのか分からな
いんですが、今まで普通に話し合っていた人(決して怒鳴りあってはいなかっ
た)が、いきなりパンチを出したら、殴られた方が右前蹴りを炸裂させるって
変化がたったの10秒くらいの間に起こるのですね。


初めて見た時には、相当驚きましたよ。


ま、そんなお国柄だからなんでしょうか。政府に対するデモも気合いが入って
います。デモで19人も死者が出るって、やる方も防ぐ方も本気で殴り合うとい
う意志がアリアリです。


これはしばらく収まりそうもありません。

そんな時でも、カオサンの旅行者にはなんの影響も無いだろうってところが、
タイのタイらしいところなんですがね。



☆ 風景は一致しているか?

趣味も含め、年に何度も様々なセミナーに行っています。

しかし、ここ最近とんとご無沙汰になったセミナーもあるのです。
それがコミュニケーションに関するセミナーです。

これは決して私がコミュニケーションの達人になれたからではなく、


  ● コミュニケーションミスが、どうやって発生するかが理解出来た


からなんですね。

原因さえ分かれば、対策も作れるのですよ。
だから行かなくなったと。

で、今日は、どうやってコミュニケーションエラーが発生するかを解説したい
と思います。


ここ最近のITの進化によって、業務上のコミュニケーションってほとんどが
メールですよね。
メールというのは、話し言葉と違って、


  ● 文章で自分の考えを知らせる


ツールですから、実は日本語能力がとっても必要なんですね。
平たく言えば、


  ■ 頭が悪い人がやると、とんだコミュニケーションエラーが発生する


という事なんです。

そんなコミュニケーションエラーが私の近所でも最近発生しました。
その時のメールを読み返すと、エラーの原因は、


  ● 自分勝手な単語を使った事


にあったんですね。

もちろんセキュリティ上の制約がありますから、何がどうだったかを詳らかに
説明する事は出来ないのですが、その送り手の人は、


  ■ 人手が足りない状態を、「要員不在」といった


のですよ。


そのメールを受け取ったマネージャはビックリ仰天です。

要員不在ってなんだよ?人はちゃんと配置されているはずなのに、いつの間に
みんな辞めちゃったんだ?長期休暇なら事前に連絡が来るはずだしなぁ?

って受け取ったわけですね。

たまたまその拠点が東京では無く、その場で確認が出来なかったため、関連部
門に、


  ■ 誰が、いつ、どんな事情で退職したんですか~?


ってメールで聞いちゃったから、さぁ大変。

さらには、独自でどうやってその穴を埋めようかとオペレーションの見直しま
でやり始めたところで、単なる人手不足だったことが判明したと。


確かに、人が足りなくててんてこ舞いなのは分かりますが、不用意に(という
か自分勝手に)


  ● 人手不足イコール要員不在と定義した


メールの送信者に問題があるのですよ。

言葉には、言葉が持つ本来の定義というモノがあるのです。
それは広辞苑に限らず、辞書を調べる事で明確になるのです。

その範囲を逸脱すると必ずこういう問題が起こるわけです。


今回のような逸脱の仕方は例外とも言えるわけですが、


  ■ では逸脱しなければ大丈夫なのか?


と言われれば、それでも問題が起こるのです。


それが今日のタイトルにもなっている、「風景」なのです。

例えば、「今回実装した機能では」なんて文章を作ったとして、「今回」の範
囲がどこからどこまでなのか?というのは実は受け手によって異なるのですよ。
もちろん、送信者は送信者の思いがあるわけです。

その結果は言わずもがなで、確実に認識にギャップが生まれます。


そういうエラーを防ぐためには、「今回つまり、○月○日ご提供予定の機能で
は」という形で、誤解が起こりえないように、


  ● 送り手と受け手の風景を一致させる


必要があるのです。

これを端折って話を進めるから、人によって受け止める内容が異なってしまう
のですよ。


ちょっとしたテクニックのように思われがちですが、実はこういうのは、


  ● どれだけ親切に仕事をしているのか?


という証でもあるのですね。




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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html



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