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メールマガジン 第682号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第682号 ■ ■
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
また、ブログもあるのですが、ここ最近は更新が滞っております。
http://d.hatena.ne.jp/showon/
あまりにもスパム的な書き込みが頻繁にあったため、現在自前のサイトを構築
する予定です。

このメールマガジンの転送を歓迎しますが、著作権により保護されている事を
ご理解ください。
全文転用については、許可をしていますが、出典が佐藤しょ~おんのメールマ
ガジンである事を明記して下さい。また、文章の部分的引用、抜粋はお断りし
ております。
   
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しつこいようですが、いくつかメールをもらったので再度良書リストについて
語ります。

そもそも何でこんなモノを真剣に配っているのか?という事なんですが、


  ■ 読者のメールアドレスの取得


では断じてありません。
んなモノが欲しくてやっているのではありません。
メールを頂いた方に、こちらから営業メールを出した事など一度もありません
し、そんなことをしなくても、まぐまぐさん経由で一気に全読者さんにメール
配信が出来るのですから。

ちなみに私は、(よほど親しくなれば別ですが)こちらからメールを送った事
など無いのですよ。そんなに暇じゃありませんし・・・
頂いたメールへの返事はチャンと書きますがね。


私は能力とは、


  ● (知識)× (経験から導かれた考え方)


だと思っているんですね。成果はこれかける、「行動」です。

そして、経験というのは、環境に左右されるので自分自身ではどうにも出来な
い面もあるんですね。

ところが知識というのは、完全に自分がオーナーシップを持ってコントロール
する事が可能なのですよ。

そしてそんな知識は、脳みその中だけではなく、こころにも影響を与えるので
す。
つまり、知識によって、


  ● 情熱や感情


といった自己の内面までも変えられるのです。

巷間言われる、「知識をいくら仕入れても、そんなのは畳水練さ」なんてコメ
ントを私は信じていません。

それはインストールした知識のグレードが低いのですよ。
昔流行った、「伊東家の食卓」レベルのモノを知識だと勘違いしたアンポンタ
ンが、


  ■ こんなの使えないよ~


って言っているだけなんですわ。

本物の知識ってのは、あなたの脳みそのOSを、その場でWindows7にバージョン
アップするくらい強烈なモノなんです。

ところがそんな良質の知識って、なかなか見つからないんですよ。


  ● この本のおかげで救われたなぁ~。感謝!!


って言える本なんて、自力で探したら年に3冊もありませんよ。

例えば、あのリストにある


夜と霧
http://www.amazon.co.jp/dp/4622039702/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


なんて、これをチャンと読んだら、鬱病などには罹りたくても絶対に罹らなく
なるんですよ。

鬱病になった人は、この本の存在を知らないか、読んでいても書かれている事
を正しく認識出来なかった人なんですね。


私は今まで、2500冊から3000冊の本を読んでいるはず(←たったのこれだけか
い、って言わないでね)なのですが、その中で、


  ● これだけは借金してでも読んでおけ


っていう本だけを厳選したのがあのリストなんです。


読者さん中には、「あのリストのどれがお奨めですか?」って聞いてくる人が
いるんですが、あそこでピックアップされた65冊というのは、2500分の65なん
ですよ。つまり、たったの2.6%しか当選しない類の本なんですね。(もちろん
切り口によっては、もっとピックアップ出来るんですけどね)
だから、


  ● 全てがお奨め。ツベコベ言わずに全部読め!


としか言えないんですね。

私が30歳を過ぎて、高卒で、派遣社員で、しかもIT業界でITスキルが全く無い
ところからキャリアをスタートさせて、今のようなステータスになれたのも、
そのほとんどは、「知識」のおかげなんですよ。良質の知識を、背伸びして取
り込んで、経験したたくさんの失敗から一杯学んで、さらに行動を加速させた
からなんです。


みなさんは基本的に大学を出ているんでしょ?

だったらこの知識をインストールしたら、鬼金(おにかな)じゃ無いんですか
ねぇ?

で、これだけは言っておきたい。

世に言われる成功者の間で言われる事なんですが、


  ● 自宅の本棚を人に見せてはいけない


って鉄則があるんですよ。
なぜかと言うと、これを見せるという事は、


  ● 自分の脳みそを因数分解するのと同じだから


なんですね。

私は他人の家に行くと、ついつい本棚を見ちゃうんですよ。そこにしまってあ
る本のタイトルをズラッと見たら、どういう人なのか大体分っちゃうんですね。

本棚を見ただけで、その人が、


  ▼ 左寄りの事に興味があるのか~、とか

  ▼ この人の趣味はこれか~、とか

  ▼ こんなジャンルの小説が好きなのか~、とか

  ▼ こんな事に悩んでいたんだ~、とか


その結果、その人の、「教養レベルと思考回路」のほとんど全部が
分っちゃうんですよ(笑)

だから本当はこんなリストは見せたくないんですよ。私の脳みそを公開してい
るようなモノですから。

しかし、何の因果か、こんなメールマガジンを書き始めちゃったので、せっか
くだから脳みそを公開しちゃって恥を掻いても良いかなぁと思ったのが去年で
す。

読んだ人からは個別にメールを頂戴するようになって、


  ● おかげで勉強になりました!


なんて言われると、公開して良かったなぁと感じるわけです。



☆ 概念化と具体化

仕事をやっていると、必ず発生するのが、


  ● 他の人への業務の引き継ぎ


ですね。

私が引き継ぐこともあれば、他の人から引き継ぎを受けることもあるわけです。


先日もそんな状況になったんですが、ここでふと


  ■ この人はちょっと困ったなぁ・・・


と感じたわけです。

その時は、その人から引き継ぎを受けた立場だったんですが、その人の引き継
ぎのやり方にビックリしたわけです。

じゃ、引き継ぎしましょうか?って言ってからいきなり、


  ■ 業務の手順を、順番に解説しだした


んですね・・・ - -;

これって分かります?


  ▼ まずはこのファイルを開いてください

  ▼ で、このセルに書いてる内容を見て

  ▼ Aのケースなら○○をします

  ▼ Bのケースなら××をします

  ▼ その時に、○○部から飛び込みでイレギュラーのリクエストが来る場
    合があるからそれを確認して

  ▼ もうひとつのファイルを開いて、例外リストに追加をして


な~んて事を、延々と説明しだしたわけです。


  ● ゴルァ、お前仕事をなめとんのか?


って言いたくなるのをグッと堪えて、


  ● イヤ、あのね、もう少し概念的な説明をして頂けますか?


ってお願いしたわけです。ところがその方ってば、


  ■ 仕事の引き継ぎですよね?この説明の何がいけないんですか?


って聞き返してくるわけです・・・ -_-#


あ~、この人に何を聞いても、こういう答えしか返ってこないんだろうねぇ、
って分かったので早速その人の上司のところに行って、軽くレクチャーを受け
て事なきを得たわけですね。


はい、ここで問題です。

この人のやり方のどこに問題があったのでしょうか?


正確に言えば、「やり方」がマズいわけではなくて、「考え方」がマズイので
す。

仕事に限らず、物事というのは、


  ● 概念化と具体化


の両方の側面を経ることで、理解が促進されるのです。

そして、これは女性に多いのですが、「概念化」が出来ない人がとても多いの
です。

具体化というのは、この例で挙げたような、一つひとつのプロセスや手順なの
ですが、その前に、もっとハイレベル(上位概念)で、


  ● その物事は何を指し示しているのか?


を解説する必要があるんですね。

つまり、今回の引き継ぎでは、


  ▼ この業務とは、何の目的で、誰が、何をするのか?

  ▼ 業務の入り口と出口はどこの部門になるのか?

  ▼ 業務の受益者は誰か?

  ▼ その業務に於ける現在の課題は何か?

  ▼ 評価軸は何か?


こういったことが概念化といわれるわけです。

これを説明せずに、いきなり手順から説明されても、


  ● その手順が本質的にあるべき姿なのか?


判断出来ないわけですね。

これってプレゼンの基本のキですから、しっかり理解してください。




読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
  
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  
  
佐藤正遠(さとうしょ~おん)



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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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