ログイン | 新規登録

創刊号へ

前の号へひとつ前の回へ

次の回へ次の号へ


メールマガジン 第631号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第631号 ■ ■
    
=====================================================================
    
こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
また、ブログもあるのですが、ここ最近は更新が滞っております。
http://d.hatena.ne.jp/showon/
あまりにもスパム的な書き込みが頻繁にあったため、現在自前のサイトを構築
する予定です。

このメールマガジンの転送を歓迎しますが、著作権により保護されている事を
ご理解ください。
全文転用については、許可をしていますが、出典が佐藤しょ~おんのメールマ
ガジンである事を明記して下さい。また、文章の部分的引用、抜粋はお断りし
ております。
   
=====================================================================

なかなか面白い本を見つけました。

スピンドクター “モミ消しのプロ”が駆使する「情報操作」の技術
http://www.amazon.co.jp/dp/4062726041/ref=nosim/?tag=jiateng4-22

日本に於いて情報操作がどのようなプロセスで行われているのかを解説した本
なのですが、ここから読み取って欲しいのは、


  ● 人間というのは、入ってくる情報によって、現実を180度ねじ曲げて理
    解してしまう事もある


というか、


  ● どのように現実を受け止めるかは、その情報の入り方によって決まっ
    てしまう


という事なのです。

どうも日本人は、「白いモノは黒くなることはない」と頑なに思いがちな人種
なのですが、そういう人はこう言う手段に長けている人には、コロリと騙され
る(騙されたことにすら気付いていない)わけです。


これだけ情報過多の時代なのですから、これからは情報を正しく管理するスキ
ルも必要になるのでしょうね。




☆ 知っている事は能力ではない


ここ最近のテーマというのは、「知識の力」を伝えたいという事がベースにな
っています。

でも、勘違いして欲しくないのは、


  ● 知識があれば大丈夫


と言っているわけではないという事です。

知識が最優先されるのであれば、東大を出た記憶力に優れた人しか成功出来な
くなっちゃいますし、そういうタイプの人間を偏重して来たのが、日本の社会
であったわけで、このような考えはこれからは通用しないという事も明らかに
なってきているわけです。


もう少し平たく言えば、何かを知っている(知識がある)という事は、能力と
は全く関係が無いという事です。

それなのに、なぜこれだけ繰り返し、「知識をつけよう」と言っているのかと
言えば、


  ● 知らなきゃ始まらないから


なんですね。
もっと言えば、知っていなきゃ何も出来ないし、知ってさえいれば、能力に関
係なく効果があるのが知識だからです。


ここで大事になるのが、「効果がある」という表現の定義です。

これは決して、「実利がある」という事を保証している表現では無いんですね。


簡単な例を出しましょう。

エクセルにはピボットテーブルという便利なツールがあります。データ分析に
はとっても便利です。そしてあなたはこのツールの存在も、簡単な使い方も知
っているとします。

これはピボットテーブルに関する、「知識がある」という状態です。

でも、知識があるという事と、実際にピボットテーブルを使ってデータ分析を
する事は別の次元の話です。つまり、


  ● どのような時に、このツールを使うと便利なのか?


という判断と、


  ● 実際に手を動かして、結果を出す


という作業力。

このふたつが備わって初めて、「実利」が出てくるわけです。

そしてこの実利を出す力を、能力というのです。

しか~し、この実利を出すためには、少なくとも、「ピボットテーブルに関す
る知識」が無ければ話になりません。
だって知らない事は選択できないわけですからね。

つまり、知識が増えるという事は、選択肢が増えるという事を意味するだけな
のです。

簡単に言えば、知識が増えたあとに、もうひとつハードルがあるという事です。



もうひとつ別の例を挙げてみましょう。

今原油価格が上昇している、そして中国のような国が、見境無く原油を買い漁
っている。さらに、原油に限らず多くの鉱物資源の値段も上がっている。

こういう状況をあなたは知識として知っている。
何度も言うように、これは単なる知識で、これだけで実利を手にする事は出来
ませんよね。


この知識を利用して、


  ▼ 原油の先物取引をやるのか

  ▼ はたまた金を買うのか

  ▼ レアメタルの方が良いのか

  ▼ 今から下がるかも知れないから、手を出さない方が良いのか


こういう判断が出来ないと、実利は手に出来ません。
これが、判断をするという能力なんですね。

さらに、原油の先物を買うと決めた場合には、


  ● どこで、どうやって買って、どのように手仕舞いをするか?


こういう実務をこなさないと、これまた実利は手に出来ないわけです。

これら全てのモノを合わせて、「実利を手に出来る力」が能力なんですね。

しかし、繰り返しますが、知識がなければ、能力もへったくれもないわけです。
だから、まずは知識をインストールしましょうと言っているわけですね。


この関係性って何となくわかりました?




読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
  
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  
  
佐藤正遠(さとうしょ~おん)

【勝手な一言】

ちょっとだけ、ヘッダーを変更しました。
実は今、自分のウェブサイトを構築しようと考えていて、昨日も打ち合わせを
して来ました。はたしていつ、完成するのかまだまだ目途が立ちませんが、楽
しみにしてください。


Copyright (c) Showon Office & Showon Sato All Rights Reserved.
  
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
メールマガジン「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」
☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html



創刊号へ

前の号へひとつ前の回へ

次の回へ次の号へ


メールマガジン 第631号