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メールマガジン 第429号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第429号 ■ ■
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
また、ブログもあります。
http://d.hatena.ne.jp/showon/
こちらは、テーマを変えて、かなり日常に近い事をお伝えしています。楽しい
事、うれしい事しか書きませんので、読むと元気になるはずです。是非こちら
も見に来て下さい。
   
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☆ 設計図が間違っているとどうなるのか?


昨日は、マネージャとして何かを始める場合には、


  ● 100点満点がどういう状態なのか?をイメージしよう


という事をお話ししました。今日はその続きです。

家に喩えるとこれはまさに、「設計図」です。これをしっかり意識すると、出
来上がった後に、


  ■ あれ~、この家ドアがないじゃん・・・

  ■ おいおい、トイレ作り忘れたよ

  ■ 平屋建てなのに階段がある・・・


なんて事が無くなるんですね。

そんなバカな事はあり得ないよ、という声が聞こえてきそうですが、ビジネス
に於ける不都合ってだいたいこんなモノですよ。


私は大昔、携帯電話関係の仕事もしていたんですが、電話料金の徴収プロセス
がまさに、「設計図上の失敗」を画に描いたようなモノだったんですよ。


今は、携帯電話を買うと、その使えるようになる前に、使用者の名前や住所や
口座番号を確認するようになっていますが、昔はこれが後回しだったんですね。


先に、携帯電話を買って、後から買った人の情報が紙で電話会社に集まるように
なっていたんです。

その結果、申込書がどこかに紛れると、


  ■ 誰が使っているのか分からない携帯電話


が市場にあふれる事になるわけです。実際に、申込書が携帯電話会社に届く過
程で、どこかに行ってしまって使用者不明になった携帯が結構出てきたんです。


そうなると、もうお手上げなんですね。
携帯電話会社が分かるのは、


  ▼ どこの代理店で販売されたのか(出荷記録から判別)

  ▼ どこの販社で電話番号書き込みをしたのか(システム上で判別)


の二つだけで、これを元に、代理店や販社に、


  ■ おたくで売った携帯なのは分かっていますから、ちゃんと申込書を持
ってきてください!


と言うわけです。こういうやりとりは電話とFAXでやりますから、あっという間
に、「1ヶ月や2ヶ月」は経過してしまうんですね。

その間にも、携帯電話はジャンジャン使われていますから、携帯電話会社とし
てはたまりません。

一番ヒドかったのは半年くらい使用者が見つからなかったケースです。
こうなると使っている方も気が付くわけですよ。


  ■ あれ~?請求書が来ないなぁ?


で、初めは恐る恐る使っているわけですが、3ヶ月も請求書が来ないと、


  ● 俺のってもしかしたら、使いたい放題?


って気が付くわけですね。

そうなると人間は調子に乗るわけです。半年後には、毎月の電話料金が30万円
を超えていたりするんです(笑)

こうなると、たとえ使用者が見つかったとしても全額請求すると揉めますよね。
いきなり、

 
  ■ 半年分の使用料金80万円、耳を揃えて払ってくださいよ!


なんて言っても、払えるわけがありませんし、電話会社側にも落ち度があるわ
けですから、全額請求するのは難しいんですね。


これはぜ~んぶ、


  ■ 設計図が間違っていたから


なんですね。

携帯電話の請求プロセスを作る、という時に


  ● 100点満点がどういう状態なのか?


をちゃんと議論していなかったから、バグがある設計図が出来てしまったんで
す。そして家が建った後に、


  ■ あちゃ~、失敗した。トイレに水タンクがないよ・・・


と気が付いたわけです。

だから、設計図というのは重要なんですね。

NTTドコモでさえ(ありゃ、名前出しちゃった・・・)、こういう失敗をするん
ですね。
つまり、ほとんどの人は、設計図をちゃんと煮詰めていないという事です。

続きは明日。



今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
  
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  
  
佐藤正遠(さとうしょ~おん)

  
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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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