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メールマガジン 第3758号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3758号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から13年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位、2020年も同六位と7年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

来月の課題図書を発表します。来月は、


実力も運のうち 能力主義は正義か?
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にします。ここ最近、ルッキズム(外見によって人を差別すること)関係について考える
ことが多くて、そもそも差別ってどういうこと?能力ってどういうこと?能力によって優
遇されるのは、ある種の差別にならないの?障碍者って、どういう定義なの?みたいなこ
とを考えています。

そうした時に、本書を手に取りまして、能力って多分に運の要素が影響する、かなりえげ
つない競争であって、決してフェアなモノではないよねという、私の考えをかなり補強し
てくれました。

本好きの方は、参考図書として


無理ゲー社会
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を合わせて読むと、この問題に関する理解が深まると思います。


個人的にはこのテーマ、もう少し深掘りしたいところです。だって頭の良さとか、容姿の
良さとか、運動能力なんてモノは、相当部分が先天的つまり生得的に決まっているのに、
そしてそれによってこの資本主義社会での幸不幸が決まってしまうというのに、これに起
因する結果の違いは差別では無いって今でもみんなが考えているわけですよ。

ところがその中で身体的な障碍については、パラリンピックが象徴的ですけれど、別枠で
丁寧に扱ってくれるスキームがあるわけですよ。障碍者雇用なんてまさにそれです。でも
女子アナの採用に対する醜女枠なんてのは存在しませんし、IQ的にちょっと低い人のため
の東大合格者枠も存在しないんですね。

でもどちらも本人の責任では無いわけで、だったらこれを理由に区別をするのは実は人種
差別をするのと根元的には同じことですよね?差別がダメだっていうのなら、生まれつき
の美醜を元に採用を決める女子アナや、アイドルや女優の選考は完全に差別でしょ。

私なんてスポーツにほとんど才能がないんですが、そういう人間がオリンピックから排除
されるのも差別ですよ。やるのなら、生まれつきの運動能力を補正するハンデ戦にしなき
ゃ。それがフェアってモノでしょ。

しかも資本主義ってそのような生まれつきの能力を、上手に活かせるかどうかで幸せにな
れるかどうかが決まってしまうわけで、これは非常に差別的な土俵で勝負をさせられてい
ると考えることもできるわけですよ。

しかもここに親や兄弟姉妹という、これまた本人には選択権が無いガチャが影響を与えて
いて、この競争にレバレッジを掛けているわけです。東大なんてカネ持ちの親で、DNA的
に頭が良い人が圧勝する入試ゲームですから。本人のIQが85で、親がビンボー人の場合で
合格した例なんて、歴史上無いと思いますよ。これは差別にならないんですか?


みたいなことを、あれこれと考えています。


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2021/08/3758_0824.jpg



☆ 高速道路で事故に巻き込まれた話

怪しい系の訓練を始めてから、やたらと運が良くなったという話は塾生では当たり前すぎ
て、今では誰も振り向きもしなくなったんですが、それが入力の微差から生まれたという
話でオチに繋がると、これは今でも注目されます。

ですから塾生のみなさんは、


  ● 運が良いことがありました~♪


という報告で終わらせるのではなく、そのウラにあるはずの入力の微差についても振り返
るようにしてください。

私がこれから書くことを体験したのは、田舎暮らしを始めた翌年の秋のことでした。初め
て九州の福岡でセミナーをやることになりまして、家人とクルマに乗り込み、山陽道を西
に向かったのです。

我が家から博多駅のあたりまでは、距離にして460キロ、途中で何度か休憩すると7時間は
たっぷり掛かるという道程です。朝の10時前くらいに出発して、高速を淡々と走って、途
中広島の辺りでランチ休憩をしました。

ランチを食べて眠気を抑えながら高速を走っていたんですが、山口県に入る手前で道路が
混んできたんです。ここは高速道路で信号もないのになぜ?たしかここまでの道路標示で
は工事とか取締りの案内はなかったはず・・・だとしたらこれは面倒なことになる
ぞ・・・


その日は土曜日で、自然渋滞をするような時ではありません。どこかで事故があったのな
ら、案内板に「この先○○から○○まで事故渋滞XXキロ」という表示が出るはずです。そ
の記憶は私にはありません。ということは、まだ案内すら出る前の、事故発生直後の可能
性が高いということです。

高速道路は逃げ道となる脇道はありませんから、一旦事故が発生すると、警察が来て、救
急車が来て、レッカー車が来て事故の処理が終了するまで、高速道路は封鎖されて、その
時に高速に乗っている人は、なすすべもなく事故処理が終わるまでそのまま待たされます。
過去何度かそういう目に遭いまして、ヒドい時には2時間以上その場から動けなかったこ
ともあります。そんな過去のシーンが浮かび上がりました。

そうなると、夕方までに博多に着くことはできず、もし到着が深夜になったら明日のセミ
ナーは大変だなぁと思いました。

クルマはそれでも完全に停止することは無く、時速10キロくらいでノロノロと進んでいま
す。んん?事故なら動けなくなるはずなのに、ゆっくりとでも進んでいるのはなぜなん
だ?もしかして事故じゃないのかな?だったらなんでこんなにゆっくり走るんだ?と訝し
い気持ちで走っていると、前方のクルマたちが私が走っている追い越し車線に、合流しよ
うとしているのが目に入りました。

その瞬間に、この先で何かが起こっていて、左車線が塞がっているから、こちらの車線に
合流しようとしているのだなと理解しました。前方のクルマは左から入って来るクルマを
順番に合流させています。

私はクルマのマナーはうるさい方でして、ウインカーはかなり手前で出しますし、割り込
みなどもしません。そして道路ではプロのドライバー(タクシーやトラックの運転手)が
仕事での利用なので優先だと考えていまして、彼らに道を譲るタイプです。ですからこの
ような合流でも、順番を守って、イジワルをせず、前を譲るんですよね。いつもな
ら・・・

今回もそのつもりで、車間を開けていたんですが、ふと横を見たら私の真横にいたのが、
10トン積みの大型トラックだったんです。そのトラックがウインカーを出して私の前に入
ろうとしたその瞬間に、私の背中にゾクッとした悪寒と、頭の中になんとも言えない強烈
な信号が入ってきました。


それが何なのかを確認する暇もなく、なぜか私はクルマのアクセルを強く踏みまして、前
のクルマとの車間をほぼゼロにしました。順序的には、横を走る大型トラックが私の前方
に合流するはずで、直前まで私のその気で車間を開けており、相手もその車間に入るよう
にハンドルを切り始めていたんですが、私は急加速をして車間を詰めたため、トラックは
急ブレーキを踏んでつんのめる形になりました。

私は普段、そういうことはしないのに、なぜか咄嗟にそのような行為をしてしまい、その
理由が分からず、おまけにこのトラックにクラクションを鳴らされ、ヒドく恥ずかしい気
持ちになりました。みっともないブサイクなことをしてしまったなと、赤面したのですが、
その直後に全ての意味が分かりました。

そこから50メートルほど走ったところでは、案の定乗用車が事故っていました。ミニバン
が横転し、道路を塞いでいました。前方のクルマたちは、横転しているクルマのギリギリ
脇を、ドアミラーをたたんで辛うじて通過していました。当時の私のクルマは5ナンバー
だったので、ドアミラーをたためば、ギリギリ通過できます。しかし私の後ろで合流をし
た例の大型トラックには、その余裕がありません。片側2車線を塞ぐ形で横転しているた
め、通過できるスペースが小型車一台分しか無かったからです。

つまり、私が最後の通過車となりました。そこで先ほど私の身に起こったことの理由が理
解できました。あのまま、大型トラックに道を譲っていたら、私はトラックの後ろで停止
せざるを得なくなり、そうなるとそこから警察の到着や、レッカー車の到着を待つことに
なり、早くて1時間、遅ければ2時間ほど、その場で待たされたでしょう。

ところが私の身体に飛び込んで来た信号に従った結果、私のクルマはトラックの前に出て、
そのため最後の一台としてこの渋滞を通過することができました。

これはタダのラッキーでもあるんですが、このラッキーがどこから来たのか?を考えると、
私に飛び込んで来た身体感覚を正しく受け止めて、咄嗟に反応できたからなんですね。こ
の感覚に理屈は存在しません。入力を受け止められるか、それに正しい反応ができるかだ
けなんです。

微差を受け取る、それを解釈する訓練を続けていると、こういう信号に対して適確に対応
ができるようになるんです。だから結果として運が良いというイベントに繋げられるんで
す。

怪しい系の能力ってこういう感じで役に立つんですよ。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
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