ログイン | 新規登録

創刊号へ

前の号へひとつ前の回へ

次の回へ次の号へ


メールマガジン 第3738号

  ╋╋…‥・    ・・‥‥…━━━━━━━━━━━━━━━━╋

           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3738号 ━ ・・・

  ━━━━━━━━━╋…‥・    ・・‥‥…━━╋━━━━━━


おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から12年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位、2020年も同六位と7年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

https://twitter.com/salary_1000man
こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。

LINEでもメルマガを配信しています。ここでしか流さない情報も出しています。
登録は以下のリンクからどうぞ。

https://line.me/R/ti/p/@qcy6795q

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

◆ 今日の前フリ ◆◇

オリンピックの開催によって祝日が変則的になり、久し振りの配信となりました。

まずは来月の課題図書をご案内します。8月は毎年、戦争関連の本を選んでいまして、今
回は、


満州とアッツの将軍 樋口季一郎 指揮官の決断
https://amzn.to/3eEg5se


にしました。

先の大戦で、日本は攻める時には強いけれど、一旦守勢に回ったらグダな戦い方しかでき
ないという例がたくさんみつかるんですね。最悪はインパールの戦いで、あそこでは戦闘
行為で死ぬ人の数倍の餓死者が出たわけです。これは偏に指揮官が無能だったから起こっ
た惨劇です。

ところがあの大戦で、素晴らしい撤退戦をやった例があるんです。それがキスカ島撤退で
す。米軍も日本軍の撤退の見事さを称賛するくらいなんですが、その時の指揮官が本書の
樋口季一郎中将です。そのあたりのことを知りたくて本書を読んだのですが、彼はそれ以
外にも満洲に逃げて来たユダヤ人たちにビザを発給してナチスから逃がしてあげるなんて
こともやっているんですね。ということで、非常に興味深い人物です。



http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2021/07/3738_0726.jpg



☆ 人生をトータルに考えて転職をデザインする

今回はそれなりにスキルや実績があって、探そうと思えば転職先はいくつもあるんだよね、
という人がどう振る舞うと良いのかについて解説します。

例えば33歳で年収600万くらいもらっていると。転職したらこれがあと50万くらいは増え
そうだけど、このまま今の会社にいた方が良いのか、50万の増額を狙って転職した方が良
いのか?という悩みポイントがあるわけです。

ここで知っておくべきなのは、転職に於いて100万以下の年収差は誤差範囲だということ。
この程度の違いなら、転職の理由はおカネであってはならないんです。おカネ以外に何か
強烈なインセンティブがあるのなら転職もアリですが、おカネ以外つまり50万円のプラス
以外には特にメリットがないんですよね、というのならその転職は止めるべきです。あな
たがどうしても今の会社にいたくないというのなら、それは仕方の無いことですが、どっ
ちでも良いんだよなぁというのなら、その転職は考え直すべきです。

むしろ30代前半までの転職は、おカネではなく、


  ● ポジション(役職)かスキルか経験値


を追いかけるべきなんです。ポジションは簡単ですよね。役職が付くというのは大きなメ
リットですから、考慮するに値します。分かりにくいのがスキルと経験値です。これは実
は転職前には分からないんですよね。この転職をやったらスキルや経験値が付きますか?
という質問は、それはあなた次第ですと言われておしまいですから。だから転職前には分
からないの。

ハッキリしているのは、今までと職務内容がどう変化するのか?なんです。これは面接で
ハッキリと確認できます。ここで、転職先では何が求められるのか?具体的にどういう仕
事をするのか?そこにはどんなハードルがあるのか?を確認することができます。そして
こういう質問をすることで、あなたの中で転職先のビジネスがリアルにイメージできない
のなら、それは後悔する転職になる可能性が高いんです。だって何がどうなるのかがボヤ
けているということですから。

良い転職というのは、転職したら何をどうするのか、自分の役割は何で、そのために必要
なスキルは何で、会社やお客さんから求められることは何かがハッキリしているというこ
となんです。ハッキリしているから準備も覚悟もできるわけ。ハッキリしているから、転
職する前から


  ● この会社でこの仕事ならば大丈夫だ


と思えるわけですよ。そこに一点の曇りも無い、そして転職したらイメージしていた通り
だったというのが、ベストの転職です。少なくとも転職前にそのイメージが持てる程度に
は、次の仕事を理解する必要があるんです。そこに疑問や不安があるのなら、面談でしつ
こく確認しなきゃダメです。エージェントを使うのは、そのようなケースで確認するチャ
ンネルが増えるというメリットがあるからです。

そうやって転職先の仕事を理解した結果、この仕事を通して自分のスキルや経験値が高ま
るぞ、と思える転職先を選ぶのです。場合によっては年収が変わらない、もしくは下がる
ということもあるかも知れません。そんな場合にはより慎重に、本当にスキルや経験値が
高まるのかを腹落ちさせる必要があります。

サラリーマンに於ける年収なんて、スキルと経験で将来如何様にも変化させられるんです
から、目先のおカネに釣られる必要は無いんです。むしろ5年後に大きなリターンを生む
経験を積むことの方が、トータルではトクをすることだってあるんですから。

そういう視点を持って、会社を評価するんです。そしてそこをキーポイントに置くと、質
問の内容がアグレッシブ且つ、ポジティブになるんですよ。だって自分が手に入れたいの
は、おカネじゃなくてスキルと経験だって話なんですから、そちらに比重を置いた質問に
なりますよね。間違っても、


  ▼ 有給取得率はどれくらいですか? とか

  ▼ ボーナスは年にどれくらいもらえますか? とか

  ▼ 男性でも育休は取れますか? とか

  ▼ 福利厚生はどうなっていますか?


みたいな質問はしないでしょ。ちなみにこんな質問を事業をやっている人に訊いたらアウ
トですよ。この手の質問は、人事部の人間に訊けば良いわけで、ビジネスをやっている人
(たいていは入社後にあなたの上司になる人)に訊くべき質問じゃないんです。

私が面接をしたケースで、この手の質問を私にして来た人は全員、無条件で落としました
から。



◎このメールマガジンの友人へのご紹介は大歓迎です◎
◎◎ みなさんからのご質問もお待ちしています ◎◎

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 本メールマガジンの無断転用、複製を禁止します
 著者に無断でブログやウェブサイトに貼り付ける
 などの行為は著作権違反です。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
     
読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

Copyright (c) Medium Coeli All Rights Reserved.

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
サラリーマンで年収1000万円を目指せ
☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆バックナンバーはこちらから
http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/
☆配信中止はこちら
http://www.mag2.com/m/0000258149.html

創刊号へ

前の号へひとつ前の回へ

次の回へ次の号へ


メールマガジン 第3738号