ログイン | 新規登録

創刊号へ

前の号へひとつ前の回へ

次の回へ次の号へ


メールマガジン 第3729号

  ╋╋…‥・    ・・‥‥…━━━━━━━━━━━━━━━━╋

           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3729号 ━ ・・・

  ━━━━━━━━━╋…‥・    ・・‥‥…━━╋━━━━━━


おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から12年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位、2020年も同六位と7年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

https://twitter.com/salary_1000man
こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。

LINEでもメルマガを配信しています。ここでしか流さない情報も出しています。
登録は以下のリンクからどうぞ。

https://line.me/R/ti/p/@qcy6795q

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

◆ 今日の前フリ ◆◇

先週開催した『怪しい系オムニバスセミナー』は続編としてフラワーレメディーの動画を
今週末に収録する予定です。公開は来週になりますが、こちらは会場でライブ受講した人
にも、動画受講の人にもご案内しますのでお楽しみに。


でも明日の土曜日は、オンラインセミナーの予定が入っているので、収録するとしたら日
曜日ですね・・・なんとか頑張ります。


それにしても東京は4回目の緊急事態宣言ですか。って全然緊急事態になっていないんで
すけどね。PCR陽性者は若干増えていますが、重症者は減少し、高齢者の入院者数に占め
る割合も減っています。つまりワクチン接種が功奏し、コロナがタダの風邪になりつつあ
るということです。これのどこが緊急事態なのかを政府は説明すべきです。

おまけにまたぞろ、全く感染者数と関係がない飲食店に「意味の無い」犠牲を強いるわけ
ですか。意味が無いというのは、感染者に占める飲食店経由での感染数が少ないというこ
とです。クラスターのほとんどは飲食店で起こっていません。つまりこの対策はセンター
ピンを外れまくっているということです。


医学って科学じゃなかったんでしたっけ?なぜ尾身会長は、こんな非科学的な対策を止め
させないんでしょうか?分科会で、「飲食店もアルコールも実績として、ほとんど感染者
数の増加とは関係ありません」ってなぜ言えないんですかね?

菅内閣は今回の愚かな決断が引き金になって、政権を失うんじゃないのか?とも思います。
それくらい支離滅裂で、やっちゃいけないことをやっていると思います。

日本の政治家はトロッコ問題に直面したら、どちらにもポイントを切り替えられず、一番
被害が多くなる未来を選んでしまうんでしょうね。愚かすぎてコメントできませんな。

飲食店ならびに、アルコールに拘わるビジネスをやられている方々に、衷心からのお見舞
いと、お悔やみを申し上げます。


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/3729_0709.jpg



☆ データと感情を分離しよう

サラリーマン時代、顧客のクレームを分析して改善させるという仕事を何度もやりました。
そのためには、まずはデータとして


  ▼ どのようなクレームが

  ▼ どういう環境下で

  ▼ どの程度の頻度で発生し

  ▼ それに対して当社はどういう対応をしたのか


みたいなモノを数字で欲しいわけですね。

件数が出たら、それがどういう分布になっているのか?曜日別、時間帯別、顧客の特性別、
商品別といった切り口で、どこにどのような偏りがあるのか?何かそこには因果関係が無
いのか?共通点は無いのか?といった分析をしたいわけです。

そこから次は、原因分析をして最後は真因(ルートコーズ)を見つけるわけです。

これは全部データですから、扱うのは全て数字なんですね。何曜日は何件、この時間帯は
何件、この商品では何件、みたいなデータをピボットテーブルで分析するわけです。

そういう分析結果を会議で発表し、説明していると、


  ■ このお客様のご担当者さんが非常にご立腹していまして・・・


みたいな報告をする営業がいるんですよ。このお客さんが我々のエラーでどれだけ困って
いるのか?そのクレーム処理のために営業部隊がどれだけ時間を割いて、どれだけ疲弊し
ているのか、みたいなことを情緒たっぷりに演説する人が出て来ちゃうわけです。


イヤイヤ、こちらはデータで話をしているのであって、個別具体的な事例は今は不要なん
ですよ。そこに感情とか情緒を持ち込まれても、マクロの議論ではノイズにしかならない
んですよ。という説明をしても、


  ■ だってお客さんが困っているんだから、それを取り上げなきゃダメでしょ


みたいな反論をするんです。だ・か・ら・個別具体例を処理しちゃうと、そのお客さんし
か幸せにできないでしょ。我々は個別最適化をするのではなく、全体最適化をするための
方法論を議論しているんだから、ここに固有のケースを持ち出されたら困るんですよ、と
いう理屈が理解できないんですね。


これって新型コロナに関する日本の報道と似ているでしょ。


しかも個別具体例って、リアルですし、困っているという状況は放置しづらいし、おまけ
にそこに感情移入がしやすいので、どうしても議論はそちらに引っ張られてしまうんです。

ホントにバカバカ、おバカの極みです。こんな会議ならやらない方がマシです。


これが最悪の議論なんです。全体最適化をするためには、個別の事象は一旦脇に措いてお
いて、全体の数字だけを見なきゃならないんです。多少犠牲者が出ていようが、それは後
回し。それよりも、全体がどうなっているのか、我々はどちらの方向に進むべきなのか、
を先に議論しなきゃならないんです。

そんな議論に、感情は不要どころか、あったら困るのですよ。可哀想とか、辛いとか、苦
しいみたいなネガティブな形容詞も一切不要なの。そんなモノはひとつも要らないから、
まずは数字、データ、そして理屈だけを使って議論をしなきゃならないんです。

これが分からない人を、会議室に入れてはいけないのです。そしてそれが分からない人を
マネジメントにしてはいけないのです。


これが演繹的な議論で、演繹的に有効な解を見つけられると、そこから下部にある問題は、
ほとんど全てが一気に解決してしまうんです。

会議を取り仕切る人は、このことを良く理解して、正しい方向に会議をリードしてくださ
いね。



◎このメールマガジンの友人へのご紹介は大歓迎です◎
◎◎ みなさんからのご質問もお待ちしています ◎◎

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 本メールマガジンの無断転用、複製を禁止します
 著者に無断でブログやウェブサイトに貼り付ける
 などの行為は著作権違反です。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
     
読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

Copyright (c) Medium Coeli All Rights Reserved.

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
サラリーマンで年収1000万円を目指せ
☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆バックナンバーはこちらから
http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/
☆配信中止はこちら
http://www.mag2.com/m/0000258149.html

創刊号へ

前の号へひとつ前の回へ

次の回へ次の号へ


メールマガジン 第3729号