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メールマガジン 第3649号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3649号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から12年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位、2020年も同六位と7年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

週末はひたすら個人コンサルをやりまして、声が枯れました。とにかくみなさんのお悩み
が非定型的なので、毎回家人と頭を絞りきって、最適な回答ができるように頑張っていま
す。

これを3組やると、脳みそが酸欠になるのが分かります。それでもコンサルを受ける方の
状況が少しずつ良くなって行くのを確認するのは、楽しいですし、やり甲斐も感じるんで
すよね。

それにしてもこういう重たい案件は、そりゃセミナーの2次会では相談できないよなと思
います。人様の人生について言うのもなんですが、ホント人生には様々なイベントが起こ
るモノで、それに一喜一憂しながら、もがき続けるのが人生なのでしょう。

http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2021/03/3649_0315.jpg



☆ コストカットの前にエクスペンスカット

景気が悪くなると、やたらと耳にするのが、


  ■ コストカットをする


という言葉なんですね。

あなたの会社の経営者がこのセリフを言い出したら、その人はビジネスを良く分かってい
ない可能性があるので、経営者を値踏みするつもりで、その真意を確認しましょう。


コストは日本語で原価です。ビジネスとは有り体に言えば、「何かを誰かに売ること」で
成り立っています。売るモノが形のあるプロダクトなのか、形の無いサービスなのかとい
う違いはあっても、売る何かがあって、それを買う人がいて成立するわけですね。

そして原価とはその「売る何か」を成立させるために必要なおカネのことです。プロダク
トの場合には、モノを作るための材料費がそれにあたり、サービスの場合にはサービスを
提供するための人件費などがあたります。

つまりコストカット、原価を削るということは、売るモノの質にダイレクトに影響がある
ということです。今まで1000円で作っていたモノを800円で作れということで、何もしな
ければ200円分の何かが失われるということなんです。

もちろん会社が要求するのは、200円原価を削っても同じ質になるようにしろということ
なのですが、そのためには


  ▼ 材料費を圧縮したり

  ▼ 何らかのイノベーションを起こしたり

  ▼ 製造数を増やしたり


などなど・・・どこかに売るモノに影響が出るわけですよ。そんなの当たり前じゃないか
って。私がここで言いたいのは、


  ● 原価の前に削るモノがあるでしょ


ということなんです。前述したように原価というのは、売るモノに直接影響を与えますか
ら、影響を与えないようにするための施策が必要になるんです。ところが、売るモノに全
く影響を与えないおカネがあるんです。こっちを先に削れといいたいわけです。それが経
費(エクスペンスまたはオーバーヘッド)と呼ばれる科目です。

経費というのは、売るモノに影響を与えないけど、使わないとビジネスができなくなるお
カネのことです。

ここを混同している人がたくさんいるんです。

コストカットだ!といって営業所の蛍光灯を間引いて電気代を下げようとする社長は、原
価と経費の違いを理解していません。電気代がコストになるのは、モノを作っている工場
の場合だけで、それを売る側の営業所の電気代はコストではなく経費です。

このおカネは売るモノを成立させるのに絶対に必要なのかどうか?を考えると、製造工場
での電気はモノを作るのに必須なので、これはコスト(原価)だと言えますが、モノが出
来上がって売る立場の人たち(それが営業所です)が使っている電気は、それを止めても
売るモノに何も影響を与えない(だって既にモノは完成しているから)わけですから、こ
れは経費になるわけです。


そう考えたら、


  ▼ 社長が乗っている社有車も

  ▼ 接待費も

  ▼ セミナーなどの勉強代も

  ▼ 出張で使う飛行機やホテル代も


これは基本的に(一部ビジネスモデルによっては例外があります)コストではなく、経費
なんですよ。

そして、経費というのは、これは使わなければ全額が利益になるのです。経費が20%減っ
たら、その20%分はそのまま利益に上乗せされるのです。だから真っ先に減らすべきなの
は、コストではなく経費なのです。


経費削減とコスト削減は全く次元の異なる話で、この違いを正しく理解する必要があるの
です。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
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