ログイン | 新規登録

創刊号へ

前の号へひとつ前の回へ

次の回へ次の号へ


メールマガジン 第3592号

  ╋╋…‥・    ・・‥‥…━━━━━━━━━━━━━━━━╋

           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3592号 ━ ・・・

  ━━━━━━━━━╋…‥・    ・・‥‥…━━╋━━━━━━


おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から12年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位と6年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

https://twitter.com/salary_1000man
こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。

LINEでもメルマガを配信しています。ここでしか流さない情報も出しています。
登録は以下のリンクからどうぞ。

https://line.me/R/ti/p/@qcy6795q

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

◆ 今日の前フリ ◆◇

2月に車検を迎える愛車をどうしようかと考えていたのですが、車検を取って乗り続ける
ことに決めました。そうすると次の売却時に、かなり値落ちしてしまうのですが、しばら
くはキャッシュを残しておくべきだろうと判断したためです。

そうなると、そろそろスリップサインが出て来たタイヤも交換しないとなりません。これ
がまたランフラットで、レアなサイズなため選択の幅が少なくて、おまけに高いんですよ
ね。

それでもクルマを買い換えるよりは遥かに安いので、昨日電話で注文をしました。急に寒
くなって来て、そろそろ雪が降ってもおかしくない感じなので、引き続きスタッドレスで
す。

最近のスタッドレスは非常に優秀で、真夏でも違いを感じさせず、ロードノイズも小さく、
2万キロ以上保つんですね。さすがピレリでして、今回も同じ銘柄のタイヤにしました。

でもタイヤ交換の前に、ケルヒャーでホイールの汚れを取らないと・・・


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2020/12/3592_1211.jpg



☆ 仕組みでやることと、やっちゃいけないこと

仕組みって非常に便利なモノで、業務の効率化には欠かせない思考なんですが、仕組みに
も欠点があるんです。

効率化とか生産性を求めるあまり、なんでもかんでも仕組み化をして誰でもが同じクオリ
ティーのアウトプットになるようにしようとすると、その仕事からダイナミックさが消え
てしまうんです。

ダイナミックとはITの世界での意味は「動的」でして、反対語はスタティック「静的」で
す。一般の方にはなかなか馴染みの薄い単語なんですが、この意味は状態や構成が状況に
応じて変化することで、狙ったモノにピッタリ来るようにする柔軟性のことです。

例えば、教室に椅子が10個あるとします。この10個が静的な状態だと、人間が3人しか入
って来なかったら、7つ余るわけです。ところが10人入ったらもう座るところがありませ
んよね。

これが動的になると、5人入ってきたら椅子が5個になって、10人入ったら10個に増える。
13人が入って来たら13個に増やす。それが設定された上限まで自動的に椅子が増えたり減
ったりする、そういう柔軟性を持っていることを動的といって、英語でダイナミックとい
うのです。

仕組みというのは、それを作ってやればやるほど仕組みが固定化するという弊害があるん
です。つまりその仕組みの枠を超えた考え方が生まれにくくなったり、ヒドい場合には排
除されたり、最悪のケースでは禁止されたりするんです。そういう力が仕組みにはあるん
です。


例えば日本に於ける「前例主義」なんて徳川家康が最初に持ち込んだ仕組みなんですよ。
仕組みということは何かを機能させたかったわけです。それが技術革新の禁止だったんで
す。新しい技術が生まれると、それが予期せぬ働きをして、自分の死後に徳川政権が脅か
される可能性を家康は考えたんです。

ちなみに当時の日本は世界最強の陸軍国家で、人口あたりの銃の所有率は世界一でした。
1543年に種子島に鉄砲が伝来して、関ヶ原の戦いは1600年ですよ。たったの半世紀あまり
で日本はこれだけの銃を作れるようになったわけで、これが戦のやり方を一変させたのは
ご案内の通りですよね。

これは技術革新の繰り返しによって成し遂げられたわけです。そのベクトルが今後も続い
たら、50年後、100年後の徳川政権は、技術革新によって滅ぼされると考えたのが家康な
んです。だからこれを禁止する仕組みが欲しかったわけで、それをやる仕組みが、


  ■ 何ごとも新規なるモノこれを禁じ、前例のあるモノに従うべし


という制度だったんです。こうすることで、未来の予測不能な変化を防止したんです。
(確かに日本の技術革新はこれによって止められましたが、結局は海外の技術革新の波が
日本に押し寄せて来て、それによって徳川幕府は潰れたわけです。家康の慧眼は当たった
ともいえますね。)

未だに日本の役所には前例主義が蔓延っていて、新しいことをやるのは難しい国なんです
が、その元祖はここにあったんですよ。それが未だに続いているわけで、400年続くとこ
れが壊せなくなるんです。

もう一つそれに近いマズい仕組みが、「最初の一発の試験で一生が決まってしまう役人の
人事制度」です。高級官僚たちって、入省時の試験つまり今なら国家一種の試験で何番だ
ったのかで、その先の出世が決まってしまうところがあるんです。

これは戦前の軍でも同じで、海軍ではこれをハンモックナンバーって呼んでいました。こ
の序列が上の人から順番に出世していくんです。これはこれで、明治の最初の頃には優秀
な人を簡単にピックアップする仕組みとして機能していたんですよ。

ところがこれが昂じて、最初の試験で良い点数を取ることが目標になって、それがゴール
にまでなってしまうと、人材の活性化にはネガティブな力を与えるわけです。100人採用
されるとして、採用試験の1番から10番まではあっという間に出世させるけど、90番で受
かった人はその後に成果を出しても認めてもらえないとなったら、これは組織が腐ります
よね。

それと同じことが今でも日本の高級官僚の人事で残っているんです。バカらしい制度です
が、これも150年も続いたのでこれを修正したり、ましてや撤廃したりするのはほぼ不可
能なんですね。

長くなったので次回に続けます。



◎このメールマガジンの友人へのご紹介は大歓迎です◎
◎◎ みなさんからのご質問もお待ちしています ◎◎

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 本メールマガジンの無断転用、複製を禁止します
 著者に無断でブログやウェブサイトに貼り付ける
 などの行為は著作権違反です。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
     
読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

Copyright (c) Medium Coeli All Rights Reserved.

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
サラリーマンで年収1000万円を目指せ
☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆バックナンバーはこちらから
http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/
☆配信中止はこちら
http://www.mag2.com/m/0000258149.html

創刊号へ

前の号へひとつ前の回へ

次の回へ次の号へ


メールマガジン 第3592号