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メールマガジン 第3565号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3565号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から12年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位と6年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

https://twitter.com/salary_1000man
こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。

LINEでもメルマガを配信しています。ここでしか流さない情報も出しています。
登録は以下のリンクからどうぞ。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

今日のメルマガは、出張前に予約配信をしたものなので、課題図書の優秀賞は次回発表し
ます。

今回は新幹線で来たので、帰りも同じく新幹線で帰ります。のぞみでも3時間以上掛かり
ますから、ビールでも飲みながら読書ってことになりそうです。

また、動画受講を選択された方には、明日の午前中に動画のリンクをメールでご案内する
予定ですので、今しばらくお待ち下さい。

予約配信だと時事ネタが全く書けないので、この程度のことしか書けないんですよね。


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2020/10/3565_1102.jpg



☆ 問題を潰すとは

前回私は、「問題を潰す」という表現をしたんですが、これが何を意味するかというと、
ひとつには


  ● たとえ問題が発生しても、最短距離で問題解決ができるようになっている


ということで、所謂対処療法のスキルを高めるということです。簡単に言えば、マニュア
ルを整備したり、要員をトレーニングしたり、問題解決のためのツールを用意したりする
ことが当てはまります。

これは多くの会社で(精度のレベルはさて措いて)実践していることでしょう。

もうひとつの意味は、文字通り潰すのです。つまり問題自体が発生しないようにするには
どうしたら良いのかを考えるのです。

問題が起こらなければ、対処する必要すら無いわけですから、そうなったら時間もコスト
もゼロになるわけです。ですから管理職が目指すべきゴールは、本来はここなんです。


そのために必要なのが真因です。なぜそんな問題が発生したのか?を正確に突き止める必
要があるんです。

問題というのはかなりハッキリとした因果関係のチェーンでできていまして、ルートコー
ズ(最も根っこにある原因)が存在して、それに何かが付け加わって、化学反応が起こっ
て、さらにそこに人的ミスが加わると、問題がキングギドラに変身して火を噴くわけです。

ですからその問題のルートコーズを明らかにする必要があるんです。前回書いた問題の分
析とは、まさにこのルートコーズを見つける作業のことなんです。

この時に、ダメな組織というかダメな管理職は、


  ■ ○○さんがミスをしたのが原因だ


みたいに、作業や操作をした人に原因を求めてしまうんですね。このセリフを言ってしま
ったがために、私の視界から消えた人は何人もいます。問題分析に於ける最大のNGワード
がこれでして、別名「思考停止の呪文」と呼ばれています。

人のせいにして、あいつが悪い、あいつは使えないって言うのは簡単なんですけど、そこ
で思考停止していたらどうなるのか?というと、エラーを起こさない優秀な人にブラック
ボックス化されるだけなんですよ。

この世にはなかなかエラーをしない優秀な人っているモノです。こういう上司はそんな部
下を寵愛するわけです。あいつはミスをしない、エライヤツだって思うわけですが、その
代わりにその部下は、自分がどうやって業務を滞りなくやっているのかというプロセスを
開示しません。


  ■ 課長は見てるだけで良いですよ、私がやっておきますから♪


なんて言われて喜んでちゃダメなの。それってその人が好きなように独自ルールを作って、
業務を蛸壺化しているだけなんですから。

それについてずいぶん前にこんなエントリーを書いていました。


☆ 誰にでも出来る仕事
https://showon-sato.com/index.php?cID=86&magazine_no=1203


そんな優秀な人がいなくなったら業務に穴が空くわけですから、上司としては上手く宥め
て仕事をしてもらわなきゃならなくなるんですよね。それって立場が真逆でしょ。人に依
存するってラクなようで、後でしっぺ返しが来る良くないやり方なんですよ。


そういう負の側面もあると理解して欲しいんですが、そうならないために、原因を人間に
求めてはならないのですよ。

問題の真因が人であることはゼロではありませんが、ここに原因を求めたら負けなんです。
負けというのは、問題分析というゲームで負けるということです。

管理職の人に肝に銘じて欲しいのは、


  ● 問題の真因の多くは、人ではない


ということです。その担当者、作業者、操作者にそうさせてしまう別の理由が(まだ見え
ていないだけで)必ずあるのだと考えて分析をするのですよ。


これが問題を潰すということです。


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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
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