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メールマガジン 第3526号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3526号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から12年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位と6年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

期待していた雨はほとんど降らず、野良仕事は何も進んでいません。こうなったら週末の
台風に期待です。が、天気予報ではウチのあたりにはほとんど降らないみたいなんですよ
ね。でも今回の台風は規模が桁違いなので、暴風雨圏に入っている地域の方は、厳重な警
戒というか、早めに避難して下さい。


さて総裁選ですが、かつてない無所属の議員が圧倒的優位に立っています。菅官房長官っ
て、官房長官は長いんですがそれ以外の大臣歴って、総務大臣をやっただけで、外務も、
財務も、経産ですらやっていないというのは、極めて異例です。

安倍内閣の特徴って、官房長官、財務、外務の主要閣僚を同じ人に長くやらせたところに
あるんですね。官房長官って戦前の内務大臣みたいなモノですから、国内、国外、おカネ
の3つを、同じ人にずっとやらせたわけです。私はこの政権がここまで長く続いたひとつ
の要因はここにあると思っています。

だからと言って、国内の政治のとりまとめをしていただけの人が、総理大臣として日本の
舵取りができるのか?については未知数なんですよね。そもそもあの人って、陰陽でいえ
ば陰のタイプで、陽の人を支える役回りが似合う人だと思うんですよ。そんな人が、一番
陽の当たるポジションに就いた時にどうなるのかをイメージできません。


フツーならそういう人が、ここまで大きな支持を得ることはないんですが、今回はどうし
ても石破氏にやらせたくないって人がこれだけいるということなんでしょう。ここまで人
に嫌われている政治家ってのも、私は見たことがありません。ということは、石破派に所
属している議員の人に陽が当たることはないわけで、これが続くと派閥内でクーデターが
起こる(そんなことは自民の歴史では何度もあるわけですが)ってのが、中長期的な私の
予想です。

政治の世界ってロジックではなくて、情念(感情)の世界ですから、人たらしの要素がな
いと、いくら能力があっても御輿を担いでくれないんですよね。それでも離党しないのは
アタマが良いからで、一番ダメなのはこの状況にキレて外に出て行ってしまう人です。
(そうやって新党を作って落ちぶれた人もたくさんいますよね)

二階幹事長も一度は離党したクチなんですが、復党してそこから幹事長になるというのは、
これは例外みたいなもので、彼の妖怪っぷりが垣間見えますね。


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2020/08/3526_0904.jpg



☆ 文章作成に於ける根拠って何?

なんとなく月初恒例になりつつある、文章作成講座、今月で5回目になります。

文章を書く時に、何らかの持論を立てる、つまり


  ● 私は○○だと考える


と書く時には、

・なんでその論が正しいって言えるのか?
・どこに根拠があるのか?
・エビデンスは?


を用意しないと、読み手の納得感が高まりませんよということを何度か説明しました。私
はこれを自説の強化と呼んでいますが、これを勘違いする人がたまに出て来ます。勘違い
の最たるモノは、自説を裏付けるデータを並べ立てる人です。


  ▼ ○○新聞の記事にも出ています

  ▼ 経産省のデータではこうなっています

  ▼ ○○という評論家も同じことを言っています

  ▼ 国連の調査ではこうなっています


のような数字やデータをひたすら並べて、「だから私の論は正しいのです」とやる方法で
す。

これが根拠か、根拠ではないかと問われたら、確かに根拠だと言わざるを得ないのですが、
それだけで自分の論の正しさが証明されたと考えるのは大きな間違いなのです。

データの羅列は論ではありません。たくさんのデータを集めて、あそこでもこう言ってい
る、ここでも同じことを、こんな発表もあるとエビデンスを並べるのは良いのですが、そ
んなデータを並べすぎると、これは新聞のベタ記事になるんですよ。新聞のベタ記事には、
5W1Hについての事実だけが書かれているんですね。それは分かりやすいですし、ウソだと
は言えない事実なんですが、ベタ記事は「論」ではありません。

そして私はみなさんが文章を書く時に、事実やデータの羅列をして欲しいわけではありま
せん。もっといえば、新聞記事みたいな書き方をして欲しいわけではないのです。

私のメールマガジンを読んだら分かるように、私はデータとしての数字を前フリや本文で
多用しませんよね。
それでも説得力とか納得感がある文章になっていますよね。そのスキルを身に付けてもら
いたいのです。


データは持論、自説を強化する材料のひとつではあるのですが、これだけで論が成立する
わけでもありません。
なぜならば、我々の書く文章は、新聞記事や学術論文ではないからです。(逆にあちらの
世界では、データ、数字、ロジック以外は雑音です)

論文は特殊で、そこには情緒や感情は不要なんですね。

ところが我々が書く文章の目的は、書くことで人に説明し、理解してもらい、納得しても
らい、その感情が高まることで読んだ人の行動を変容させることなんです。そんな文章を
書けるようになって欲しいわけです。

そのためには読み手の感情を動かす必要があるわけです。ところが数字は客観的ではある
んですが、その分、主観としての感情が動きにくいんですよ。


例えば、「今日の最高気温は35度だった。だから暑いのだ」は事実ではありますが、「今
日は日陰にいても汗がしたたり落ちたよ。メガネのレンズに汗が溜まって視界がぼやけて
苦労したよ」と書いた方が、暑かったという感覚は伝わりやすいですし、こちらの方が共
感しやすいですよね。

みなさんがデータを駆使して文章を書くと、前者のような無味乾燥な文章になってしまう
のです。それはウソではないし、間違ってはいませんが、それじゃ人は動きません。


では後者の文章には根拠はあるのでしょうか?ありますよね。「日陰にいても汗がしたた
り落ちた」は暑いことの理由、説明になっていますよね。「レンズに汗が溜まる」くらい
の暑さって数字を使わなくても暑さが伝わりますよね。このふたつの表現(数字ではなく
て表現ね)が根拠になって、「今日は暑かったのだ」を説明し、読み手を納得させている
わけです。

こういう表現をした後に、追加として「あの後、寒暖計を見たら37度になってたよ」と数
字を付け加えるのは自説の強化としてアリですよ。数字を使っちゃいけないとは言ってま
せん。数字やデータを並べることが根拠だと考えるのが間違いだと言っているんです。み
なさんが学ぶべきはこういう表現なんですよ。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
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