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メールマガジン 第3428号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3428号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から12年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位と6年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

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こちらは私の日常をツイートしています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

まずは事務連絡を。本当はこんな連絡をこの前フリでやりたくはないのですが、何度連絡
をしても返信がなく、コミュニケーションができないので仕方ありません。

3月の東京での基本編をお申し込みになって、当日欠席したため動画受講に切り替えたの
ですが、視聴期間が終わった後に観たようで動画を観られず、そのため先週の福岡開催に
合わせて再度視聴できるように設定したのに、そのメールを見ていなかったようで、水曜
日になって動画が観られないと、サポートページから問い合わせをされた、東京にお住ま
いのHHさん、何度も貴殿のGmailにメールをしておりますので、そちらを読んでからご連
絡を下さいませ。


さて昨日は私も日本政策金融公庫に、今回のコロナウイルスによる売り上げ急減に伴う融
資の申請書を書きました。こういうのはやってみないと、何が起こるか分からないわけで、
ネットで対応が遅いだなんだと言われていることが本当か、を確認してみようと思ったわ
けです。

もちろん弊社も、今回の緊急事態宣言でセミナーの開催ができないわけですから、甚大な
影響を受けています。でもどうにかして乗り切りたいんですよね、借金をせずに。とはい
え、キャッシュを切らすわけにはいかないので、念のための資金繰りをしておこうと思い
ます。どうせほぼ無金利なので、使わなければそのまま返済すれば良いだけです。

融資のプロセスは驚くほど簡単で、法人なら2期分の決算書、確定申告書、会社の登記簿
謄本、あとは簡単な自己申告書だけです。これで最大6000万も借りられるというのは、銀
行でおカネを借りたことがある人には驚きでしょう。

何度か書いたように、日本は会社が社会補償制度のかなりの部分を担っているので(ここ
がアメリカとは決定的に違うところです)、個人にではなく会社におカネをばら撒く制度
になるわけです。そのあたりを分かりやすく解説しているのが、


どうして日本はみんなに直接現金支給しないの?と思った時に読む話
http://jyoshige.com/archives/9598052.html


です。解雇もできず、Wage Workerが少ない日本では、こういう時でも雇用の不安が少な
いんですよね。といってもピンと来ない人が大半なので解説します。

wageとは賃金のことなんですが、正確に言うと肉体労度で時間とか日にちとか週間でいく
らもらえると決まっている賃金のことなんです。1時間いくらとか、1日でいくらとか、週
給いくらとかね。つまりこれは日本の派遣社員と同じで、働かないと全くもらえないんで
す。職場に行ってなにがしかの労働をして初めておカネがもらえるわけ。

今回は外出自粛、営業禁止ですから、働きたくても働けないわけで、そうなると制度上会
社は賃金を支払う必要が無いのがアメリカなんです。日本だとこんな感じで営業ができな
くなっても、正社員なら毎月固定給をもらえますよね。それがアメリカには無いの。おま
けにセーフティーネットが弱いので、賃金がもらえなくなったらすぐにパンクしちゃう
(アパートやら光熱費の支払いができなくなる)のがアメリカなんですよ。だからすぐに
現金を給付する必要があるの。

対して日本は主に月給や年俸制なので、仕事があろうが無かろうが、固定給はもらえるよ
ねって思ってますよね。そうじゃない人たちってタクシー運転手みたいな歩合の人です
(これはアメリカのwageに近い賃金体系です)。

となると日本で困るのは労働者ではなく、会社の経営者なんです。売り上げは無いのに、
給与は払わなきゃならないんですから(アメリカは働いていない人に賃金を支払う必要が
ありません)。だから日本では会社におカネをばら撒くんです。

日本で個人に給付しないって叫んでいる人の大半が、この違いを理解せずに、単純におカ
ネをもらえたかどうかだけで喚いているんです。


それにしても、今回のは政策は主に融資で、これは貸し付けですから、最後は返済される
というスキームで、経営者には釈然としない(将来どうやって返すんだ?って話です)も
のがあるんですよね。政府が肩代わりしているのは、借り入れに対する金利負担だけで、
これで支援してるって言われてもねぇ・・・

でも、もっというと今回のスキームを逆手に取る悪い輩が濡れてで粟のように、火事場泥
棒をすると思うんですよ。ここは次回説明します。


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2020/04/3428_0410.jpg



☆ 謝罪したのにもっと怒られる人

腰が低く、丁寧な対応をする人なのに、やたら叱られる人っているんですよ。しかも特定
の人に叱られるのではなく、社内、部内の人に万遍なく叱られるというか、ディスられる
というか、バカにされちゃう人をたまに見かけます。

私は人を観察することには、人後に落ちないところがあるので、そういう奇特な人を見つ
けると、


  ● どうしてこの人は、みんなにこういう対応をされるのかな?


と、その理由を知りたくなるんです。

サラリーマンの頃に何度かそういう人を見掛けて、その都度注意してあげたものですが、
こういう人ってすぐに謝るんですよ。相手が不機嫌になったと感じたら、とにかく先に、


  ■ 申し訳ありませんでした!


って謝っちゃうの。しかも謝り方がバカ丁寧なんですよね。

実はこれが相手の怒りを増やすのですが、本人はそこに気付いていません。すぐに、すか
さず謝っているのに、謝れば謝るほど、なぜか相手の怒りが強く、深くなって行き、謝っ
ている方がパニックになるんです。そこで出て来る対応が、更に深く、丁寧に謝るという
ことになるんですが、ここでの謝罪は全く意味を為していません。ポイントはそこじゃな
いのに、いつまでも謝り続けるから、


  ■ あの人って何も分かっていないよね


と思われて、それが理由で陰でディスられたり、バカにされたりするんです。

無条件に、反射的に謝罪しても意味がないの。というか、これは自分のバカさ加減を露呈
することにしかならないの。

試しにそういう人に、


  ● 自分のどこに問題があると思って謝っているんですか?


って訊いたら分かります。謝るということは、その裏に謝るべき事象が存在しているはず
で、その事象はあなたに責任があったということなんですよね。だからあなたが謝ったん
でしょ。ですから、それは何だったのですか?と訊くと、たいていの場合モゴモゴと口籠
もってしまい、


  ■ あの人が怒っているから、まずは謝らなきゃと思って・・・


って答えるんですね。ここが最大の問題なんです。

何に対して謝らなきゃならないのか?のピントがズレた状態で、いくら丁寧に、深く頭を
下げても、相手の怒りは減らないんですよ。クレーム客で謝っても許してもらえないとい
うケースは、このパターンが多いんです。


謝罪するというのは、実は高度な認知が必要で、


  ▼ 状況の理解

  ▼ 事が起こった時系列の理解

  ▼ 責任の所在についての理解


が前提にあって、その上で、自らの責任範囲に於ける至らぬ点と、相手の怒りの原因が一
致している時にだけ有効な行為なんです。このどこかがズレていたら、


  ● オレはそんなことで怒っているんじゃないんだよ!


となって、火に油を注ぐことになります。

簡単に謝っちゃう人って、この部分の理解のプロセスを飛ばして、


  ■ とにかく頭を下げれば許してもらえるだろう


って考えるんです。あのね、謝る前に、怒りのポイント、原因を理解してその気持ちを共
有するのが先なの。どうしてこの人は怒っているのか、その原因に自分がどう関わってい
るのかを「正しく」理解して、相手に


  ● あなたが怒っている理由はこれですよね


と分からせるプロセスが必要なんです。怒りという感情は、自分の考えていることを理解
してくれないところからスタートするのです。ですから、


  ● 私はあなたのことを正しく理解していますよ


と相手に分からせなきゃならないんです。謝るのはその後なの。

だから謝ったのに相手の怒りを増やしてしまう人というのは、相手を観察して、理解する
能力が無い人だということになり、それが故にディスられたり、バカにされたりするんで
す。

相手が怒った→すぐに謝る、という条件反射的行為は止めて、


  ● ん?なんでこの人は怒っているのかな?


と考えるプロセスを立ち上げなきゃならないんですよ。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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