メールマガジン 第3425号 | |
╋╋…‥・ ・・‥‥…━━━━━━━━━━━━━━━━╋ 願望実現に補助線を引こう http://showon-sato.com ┃ サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ ・・・━ 第3425号 ━ ・・・ ━━━━━━━━━╋…‥・ ・・‥‥…━━╋━━━━━━ おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。 このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、 連載開始から12年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く ようになりました。 その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で 二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、 2019年には同四位と6年連続で受賞しました。 私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。 http://showon-sato.com/index.php/about1/ バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます ので活用して下さい。 http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/ 成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは 読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。 http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/ 本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に 付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知 れません。 ツイッターは2つのアカウントがあります。 https://twitter.com/SatoShowon こちらは私の日常をツイートしています。 https://twitter.com/salary_1000man こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。 LINEでもメルマガを配信しています。ここでしか流さない情報も出しています。 登録は以下のリンクからどうぞ。 https://line.me/R/ti/p/@qcy6795q ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ ◆ 今日の前フリ ◆◇ 福岡でのセミナーが終わって帰宅しました。彼の地でも新型コロナウイルスの影響は甚大 で、たまたま乗ったタクシーの運転手は、売り上げが半分以下になってしまったとこぼし ていました。博多の駅ビルに入っている飲食街も、昼時なのにお客はほとんど入っていな くて、あらゆる産業が影響を受けていることを実感しました。 こういうことを書くと、安倍政権は何をやっているんだとか、マスク2枚しか配らないつ もりかみたいなおバカなことを喚き出す人がいるのですが(ツイッターではこの手のツ イートがタイムラインを埋める勢いです)、これは情弱そのものです。 安倍政権は強烈な政策を打っているんですよ。みなさんが気付かないだけで。今回の感染 騒ぎで売り上げが5%以上減った会社には、人件費の90%を助成する(中小企業の場合で、 上限もあります)というもので、これのおかげでサラリーマンはクビにならずに済んでい るんです。これ以外にも運転資金の貸し付け(たぶん最後は返済不要になると思います) も見境なくやっていて、売り上げが急減しても潰れないように支えているんです。 これが分かりにくいのは、国からの助成が企業に行くからで、一人ひとりの国民には見え にくいからです。アメリカでは一人あたり13万円の支援があるのに、日本ではマスクだけ だみたいなことが言われるんですが、日本では上限額で毎月17万円が支援されているんで す。あなたのポケットに直接入らないから気がつかないだけで、今月もらえる給料のうち、 約17万円分は政府からの助成だったりするんですよ。 日本では会社が社員をグリップしている上に、日頃から天引きと納付という作業をしてい る、さらに社員の多くが時給ではなく月給でもらっているということで、会社に助成した 方が話が早いんですよ。ズルい言い方をすれば、会社に丸投げをしているわけです。 アメリカでは労働者の多くが時給で働いていて、納税も会社はノータッチ、よってそのた めの作業をする要員は会社にいないということもあって、会社におカネを渡しても全員に 適切に行き渡るとは限らないから、国が一人ひとりにおカネを支給するってことになって いるんです。 もちろん会社員以外のフリーランスや自営業の人にも今回は助成策がさまざまに用意され ています。(私も他人事じゃないので、調べています) ということで、ロックダウンになっても生活はできるはずなので、とっととやった方が良 いと思うんですが、残念ながらロックダウンを強制するための法律が日本にはないんです ね。だから自粛要請と言わなきゃならないんです。 なんで法律が無いのかというと、野党が「独裁だ-」って反対していたからですよ。日本 は法治国家ですから、法律によらず国民に何かを強制することはできないの。インドやフ ィリピンみたいに、外出したら逮捕とか射殺なんてことができる国じゃないんですよ。 だからこそ我々は、強制されるのではなく自分の意志で外出を控える、在宅勤務をするみ たいなことをやらなきゃならないんです。 ということで私はしばらく部屋に籠もることにします。 http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2020/04/3425_0407.jpg ☆ 人間の限界ってどこにあるの? 引き続き、良書リストの怪しい系にリストされている本をご紹介しましょう。今回は、 合気道修行―対すれば相和す https://amzn.to/320uZlk なんですが、すでに絶版でして、ここでこうやって紹介するとすぐに5000円とか8000円と かになってしまうと思うんですよ。そんな場合には図書館を利用してくださいね。ちなみ に、東京の古本街を丹念に歩くと、この本はいつでも3箇所か4箇所くらいで見つけられま す。もし見つけられたら、定価程度で買えるんじゃないですかね。 この本を書いた塩田さんというのは、合気道の大家なんですけど、本書はその塩田先生の お師匠さんに関することを書いた本だと言っても過言ではありません。というか、お師匠 さんに関するエピソードが強烈過ぎて、塩田先生の自伝部分が完全に食われてしまってい ます。 このお師匠さんを、植芝盛平さんというんですが、日本に於ける合気道の開祖と言われて います。(正確にはここは色々揉めているところがありまして、諸説入り交じっているん ですけどね)この植芝先生が傑物というか、妖しさと怪しさが満点の人物でして、非常に 魅力的なんですよね。 本書はそんな合気道で著者がどういう修行をして来たのかを綴っているわけですが、修行 の話を書くのに、お師匠さんとの関係を書かないわけにいかないんですね。おまけに著者 の塩田先生は、植芝先生の一番弟子みたいな存在ですから尚更です。 で、この植芝先生ってのが、不思議なことができる、変な能力を持っている人でして、そ の能力こそが怪しい系の世界のド真ん中なんです。塩田先生が入門してすぐに、植芝先生 から鉄扇を渡されて、 ● いつでも良いから、ワシを叩けたら十段をあげるよ って言われるわけです。で、塩田先生はスキを見て何度も鉄扇を振り上げるんですが、そ のたびに(たとえ熟睡していても、酔っぱらっていても)かわされてしまうんですね。そ の理由が、塩田先生が鉄扇を振り上げると、神様が自分に教えてくれるからだって言うん ですから、科学原理主義の人には理解不能です。 本書で一番強く印象に残っているエピソードが、鉄砲の弾を避けるという話です。これは 道場のあった牛込のそばに市ヶ谷の陸軍があったことが関係しています。ご近所というこ とで、陸軍の関係者が見学に来たんですね。その時に来たのが鉄砲の検査官たちで、銃の 腕前はオリンピック級です。そんな人たちに向かって、植芝先生は、 ● ワシには鉄砲は当たらん って言っちゃったんです。銃の腕前でメシを食っている軍人にそんなことを言ったら揉め るわけで、案の定、試しても良いか?という話になるわけですよ。で、大久保にあった射 撃場で、銃の的になるという誓約書を書かされ、連れて行かれるんですね。塩田先生はそ のお供としてついて行くんですが、射撃場ではなんと6人が銃を構えて待っているわけで す。植芝先生は25メートル向こうの的の位置に立っていて、そこに向かって銃のプロが6 人同時に斉射するわけです。 普通は確実に死ぬわけですが、植芝先生はそれを事もなげに避ける、どころか銃を撃った 一人が投げ飛ばされて、先生はいつの間にか射手の後ろにニコニコしながら立っているん です。そんなバカな、ともう一度やっても結果は同じ。今なら動画に撮りたいくらいの シーンです。 この場は植芝先生の勝ちになるんですが、これには後日談があります。今度は猟師で鉄砲 撃ちの名人と勝負することになるんです。道場で立ち会うことになるのですが、猟銃を構 え、引き金を絞ろうとしたその瞬間に、植芝先生が発した言葉がステキです。 あんたはワシを撃ってやろうなどという気持ちがこれっぽっちもない。最初から当たるつ もりで撃とうとしている。そんな人の鉄砲は避けられない。たいしたものだ。 一読して、この言葉の意味が当時の私には分かりませんでした。撃ってやろうと思っちゃ ダメなの?最初から当たるつもりでってどういう意味?と、消化不良な気持ちになったこ とを良く覚えています。 ところがこの問いに対する答えが、良書リストの他の本に書かれていたんですよ。その時 に、怪しい系の世界が、相互に繋がっていることを理解しましたし、ここには現代科学が 追いついていない、別のロジックが、力学が働いているのだということを直観したのです。 次回はここを解説します。 ◎このメールマガジンの友人へのご紹介は大歓迎です◎ ◎◎ みなさんからのご質問もお待ちしています ◎◎ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 本メールマガジンの無断転用、複製を禁止します 著者に無断でブログやウェブサイトに貼り付ける などの行為は著作権違反です。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。 ありがとうございました。 佐藤正遠(さとうしょ~おん) 株式会社メディウム・コエリ Copyright (c) Medium Coeli All Rights Reserved. - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - サラリーマンで年収1000万円を目指せ ☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん) ☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp ☆バックナンバーはこちらから http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/ ☆配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000258149.html | |
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