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メールマガジン 第3411号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3411号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から12年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位と6年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

アメリカでは


  ▼ 50人以上の集会は中止、延期を勧告

  ▼ NYではレストラン、カフェ、バーは閉店(テイクアウトはOK)

  ▼ 博物館やブロードウェイ、映画館も休演


もちろん、公立学校は4月20日まで休校だそうです。

つまり、かの国では経済的にどれだけ損失があろうが、絶対に感染拡大をさせないのだと
いう強い意志を持ったということですね。ということは、経済はガタガタになる可能性が
高くて、株はまだまだ下がるってことなんでしょう。


昨日ちょっとツイートしたんですが、現在でも新型コロナウイルスの検査ってPCR方式
(ポリメラーゼ連鎖反応)でやるんですが、この検査は感度と特異度が問題なんですよ。
ここを理解せずに、もっとたくさん検査をしろと叫ぶのはおバカなので、以下で解説しま
す。ま、私も週末ググって理解したんですけどね。

感度とは陽性の人を正しく陽性だと判定する確率です。特異度とは(1マイナス特異度)
で陰性なのに陽性だと誤って判定してしまう確率です。例えば、感度が90%、特異度が95
%だとして、1000人を検査したとしましょうか。そして感染率が1%だったとして計算す
ると、

感度が90%ですから、陽性だと判断された人の90%は本当に陽性で、10%は陽性なのに陰
性だと判定されるわけですね。感染率が1%ということは、1000人中10人が陽性だとなる
はずですが、うち1名は陽性なのに陰性だと判定されるということです。つまりここでは
陽性と出るのは9人ですね。

そして残りの990人について考えてみると、特異度95%ですから940人は陰性だと正しく判
定されるのですが、50人は陰性なのに陽性ですよと間違った判定をするということです。
つまりここで50人が陽性だと出るわけです。

そうすると、9 50=59人が陽性だとなるわけですが、このうち本当の陽性者は9人だけで
すから、的中率は9÷59で15.3%になるんです。

実際の現場では、陽性だと判定された59人は隔離されることになるんですが、うち50人は
治療の必要がない陰性者なんですよね。これが医療崩壊の原因になるんです。さらに陰性
だと判定された1人が、実は陽性でこの人は町中を闊歩するわけですね。

ちなみに陰性の的中率は、感度のところで1人が誤ってカウントされたのと、990人中940
人が正しく判定されたのを合わせて、総数941人中940人が正しく陰性だと判断されて、確
率は99.9%になりますね。検査をしろ!と叫んでいる人は、この陰性の的中率の高さを見
ているんだと思うんですよね。

実際にはPCRの感度は30-70%と言う人もいるので、もっと不正確なんですよね。ですから
現場では、症状を見ながら時間をズラして何度も検査をして判定するんですが、それがま
た検査機関の負担増になるんですね。

ですから徒に検査数とか、陽性患者数で右往左往するのはあまり意味がないんですよ。重
症者の数や、死者数を見た方が実態は分かると思うんですよね。



http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2020/03/3411_3317.jpg



☆ 日本語脳と英語脳

少し前に、日本語は語尾で意味が確定する言語だから、同じ意味の文章でも語尾に伝えた
いことを配置するのが良いよという話を書きました。

ところが英語とか中国語って、主語のすぐ後に動詞が来るという語順ですよね。そうする
と曖昧な表現になりにくいんですよ。私が英語や中国語を話す時には、常に動詞の時制と
か、態(能動態か受動態か)とか、肯定、否定、疑問形の違いを意識しながら文を作りま
すから。つまり、文章を作る時に、アクション(動詞)を時制、肯定・否定・疑問で考え
るから、これから何をしたいのか、するべきなのか、どう感じたのかがダイレクトに脳に
刻まれるんです。

これは英語や中国語ができる人なら、あるあるなんですけど、どの言語で話すかで、思考
と行動のパターンに違いが出るんですよ。日本語で考えると、アクションがワンテンポ遅
れるというか、意味が通るまでに微妙なタイムラグを感じるというか、常に文章にオブ
ラートが被さっているような感じがするんです。これは日本語しか話さない人には体感で
きませんよ。日本語以外に、英語か中国語ができると、言語を切り替えた時にそんな感覚
が立ち上がるということです。


ところが人の感情に寄り添って、話を聞く時には、日本語の方がやりやすいんです。言葉
や表現を選ぶ時間的余裕が、英語や中国語に比べてあるような気がしたり、同じ意味の文
章をもっとソフトに、遠回しに伝えたりすることが簡単にできたりするんです。

もちろんこれは、行動にも影響を及ぼすと思います。英語や中国語の方が、採るべきアク
ションがスッと入って来る感じがしますから。


で、これらの言語を勉強し、習得したいと思ったら、単語や文法だけではなく、言語が持
つスピード感とか、曖昧さを省いた思考プロセスとかをマネするのが良いんですよ。例え
ば日本語から英語に直す時には、元の日本語をできるだけハッキリ、幾分断定的に表現す
る文章に変えるんです。


===

仰ることは、分かると言えば分かるんですが、弊社としては今すぐ結論を出すのは非常に
難しい問題でして、もう少しお時間を頂きたいということでございます。

===

みたいな日本語をそのまま英語に直訳しようとするから伝わらないんですよ。まずは元の
日本語を、

===

今日はここで結論を出せません。我々はそちらの言っている事は理解しました。ですから
もう少し時間を掛けて検討します。

===

という感じに修正するんです。この日本語の変換が、日本語脳と英語脳の違いなんですよ。
上と下の文章では、意味としては同じですよ。でも上が日本語的な思考で作られた文章。
下が英語的な思考で作られた文章なんです。

そして下の文章の方が、遥かに英語に翻訳しやすいですし、相手にも伝わり易いんです。
このような日本語の変換をクセにしておくと、英語での会話がスムーズに行くんです。英
語ができる人は無意識でこの切り替えをやっているんです。

私は中国に行って、数ヶ月(4月から授業を受けて7月の終わりには)で日常会話に不自由
しなくなったのですが、これは中国語の思考パターンが英語とほぼ一緒だと気付いたから
です。中国語に直す元の日本語を、英語的に変換してからそれを中国語にしたら、授業で
習った言い回しで表現できるじゃんと気付いたんですね。モノゴトを英語的に思考してい
た方が、中国語にしやすいということに気付いてから、あっという間に中国語に馴染みま
した。

そもそも言語って、これを習得したら、必然的にその国の人の思考パターンが遷(うつ)
らなきゃおかしいんです。だったら最初からそこを意識して、思考パターンを先に変えて
おいたら、もっとラクにその言語を理解できるよねという話なんです。

そして英語的な思考プロセスって、ビジネスでの判断に非常に向いているんですよね。だ
から仕事をしている時には、私は意識して英語脳を立ち上げます。そうすると合理的で誤
りの少ない判断ができるんですね。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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