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メールマガジン 第34号

  成長を目指す若手サラリーマンの家庭教師 -------------------------------
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  メールマガジン:「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」
  第34号
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  こんにちは、佐藤正遠(さとうしょうおん)です。

  
  このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
  たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
  佐藤正遠(さとうしょうおん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
  を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。

  
  
  今朝の横浜は最高の天気ですね。太陽の下にいると、もうじっとりと汗ばむよ
  うな陽気です。昨日の雨で冬は終わったのかも知れませんね。
  

  本日は、61名の読者さまにお送りします。
  

  
  ☆ 緊急と重要の違い

  
  現代に生きる社会人というのは、誰しも、「忙しい」生活を送っていると思い
  ます。

  
  毎日のスケジュール帳には、朝から晩までやらなければいけない事が山積みで、
  ふと気がついたら1日が終わっていた、なんて人もたくさんいるんじゃないでしょ
  うか。

  
  こういった環境の中で、一定の成果を出さないと、マーケットバリューは上が
  らないわけですね。
  

  私の会社もご多分に漏れず、忙しいわけです。その同じ忙しさの中で、「パフ
  ォーマンスをあげる人」と、「パフォーマンスを思うようにあげられない人」
  が厳然として存在する、というのも、他の会社と同じだと思います。

  
  私が管理職になって、一番興味があったのは、
  

    ◆ パフォーマンスを出せる人と、出せない人との働き方の違い
  

  がどこにあるのか、という点だったんです。
  

  で、苦節3年(笑)の調査の結果、ある事に気がついたんです。

  
  それは、
  

    ●● パフォーマンスを出せない人というのは、「緊急と重要」の区別が
  つけられない


  ということです。

  
  これは実はとっても重要な違いなんですね。

  
  
  ☆ 緊急の仕事と、重要な仕事

  
  例えば、あなたが何かの業務に集中しているとします。そこであなたのデスク
  の電話が鳴りました。あなたならどうしますか?
  

  普通は、電話が鳴れば電話に出ますよね?これがまずいんです。
  (これはコールセンター業務のように、電話に出る事が仕事の主要部分を占め
  ているというケースは除外して考えてくださいね)
  

  
  ☆ 電話を受ける事は重要な仕事なのか?

  
  それではここで、あなたの仕事を、「緊急の仕事」と、「重要な仕事」に分類
  してみて下さい。

  
  重要な仕事とは、
  

    ● 明日の会議で使う資料の作成 とか
  

    ● 来月の売り上げを上げる為の戦略 とか
  

    ● お客様のクレームを減らす為の施策
  

  などですね。
  

  それに対して緊急の仕事というのは、
  

    ● 上司にいきなり呼ばれた とか
  

    ● お客様が急に来社された 

  
  といった、「今すぐ対応しなければいけない要件」です。「電話を受ける」と
  いう事はまさにそういった仕事に分類されるわけです。

  
  でもここで考えて欲しいのは、「重要かどうか」ということなんですね。

  重要であれば、すぐに対応しなければならないのですが、
  

    ● 緊急なんだけど、重要ではない業務
  

  であれば、「後回しにする」方法を考えてみては如何でしょう。
  

  
  ☆ 仕事に於ける優先順位の付け方

  
  私は1日の始まりに、自分のスケジュールを見て、それぞれの仕事を、「重要度」
  に応じて振り分けるようにしています。(決して緊急度ではないところに注意
  !)
  

  そして、重要度の次に緊急度の高いものを優先順位の上に置くようにしている
  んです。

  
  つまり、上から順に、

  
    1) 重要で且つ緊急な仕事

  
    2) 重要であっても緊急ではない仕事

  
    3) 緊急な仕事

  
  という感じです。で、おおかたの人は、1)は正しく分類も出来ていますし、1)
  から手をつけるという事も出来ているんです。問題は、2)と3)が入れ替わって
  いるんですね。そうするとどうなるか、というと、「重要な仕事」がいつまで
  も手につかないという事態に陥るわけです。

  
  
  そして、さらに悪いのが、「重要な仕事」というのは、時間が経てば、

  
  
    ●● だんだんと緊急度が上がってくる

  
  
  という事なんです。つまり、「重要で緊急ではない仕事」というのは、放って
  おけばそのうちに、「重要で且つ緊急な仕事」に変身する、ということです。

  
  
  仕事でパフォーマンスを出せない人というのは、

  
    1) 「重要であっても緊急ではない仕事」よりも、「緊急な仕事」に振り
  回される
  

    2) その結果、「重要であっても緊急ではない仕事」に手をつけられない
  か、十分な時間が割けない
  

    3) 次第に、「重要であっても緊急ではない仕事」が、締め切りが近づく
  につれてだんだんと、「重要で且つ緊急な仕事」に変わってくる
  

    4) 締め切りの直前に、締め切りに追われるように、「重要な仕事」に手
  をつけ始めるが、十分な時間を割いていない為、成果物のレベルが落ちてしま
  う
  
  

  というパターンに嵌っているんですね。
  

  これはとっても、もったいないんですよ。

  
  私の場合どうしているか、というと
  

    ◆ 重要であっても緊急ではない仕事をしている時

  
  には、原則として電話は出ません。特に、あらかじめ予定されていない人から
  の電話は、たとえ社長からでも無視します。そして、今やるべき、「重要であ
  っても緊急ではない仕事」に注力するんです。
  

  電話なんていうのは、「今すぐ出てあげなくても、30分後にこちらからコール
  バック」すれば十分間に合うんですよ、ほとんどの場合には。

  
  特に重要な仕事をする場合には、予定表に、「自分の為の時間」としてスケジュ
  ールを入れてしまいます。こうすると、他の人は私の予定をブロックできない
  わけですね。

  
  さらに場合によっては、会議室まで予約して、そこにこもって仕事をします。
  こうすると不意の来客や、私のデスクに集まってくる諸々の人たちからも逃げ
  られるわけですね。

  
  こうして、「重要であっても緊急ではない仕事」を、まさに、「緊急ではない」
  間に、完了させるんです。
  

  そうすると、「重要で且つ緊急な仕事」も突発的なイレギュラー案件だけにな
  ってくるんですね。なぜならば、「重要且つ緊急な仕事」というのは、往々に
  して、「重要であっても緊急ではない仕事」が時間と共に変化したキングボン
  ビーのようなモノだからです。
  

  私の場合には、「重要であっても緊急ではない仕事」を、ミニボンビーの状態
  で潰しているので、キングボンビーにはならないのですよ。

  
  このやり方はとっても有効なので、試してみて下さいね。
  

  # 今日の話は、「桃太郎電鉄」をやった事がない人には、わかりにくかったか
  も知れませんねぇ
  
  

  
    
  ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。

  
  
  佐藤正遠(さとうしょうおん)
  
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  ☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょうおん)
  ☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
  ☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
  ☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html
  

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