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メールマガジン 第3376号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3376号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から11年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位と6年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

まずは来月の課題図書をご案内します。

来月は、


銀行王 安田善次郎: 陰徳を積む
https://amzn.to/3aCTiJG


にしました。

令和の今では、安田銀行はみずほ銀行に(富士銀行から合併でみずほに)なったわけです
が、当時の安田財閥って、現在では明治安田生命、損保ジャパン、東京海上、安田倉庫、
銀行では四国銀行、大垣共立銀行、肥後銀行なんかがあるわけで、産業界でも日産自動車
も旧安田銀行系列ですし、私の住んでいるあたりだと、中鉄バスも安田系列と今でも影響
が残る企業グループなんですね。

それを一代で築いたのが安田善次郎という男でして、これがまた昨日ご紹介した小林一三
に勝るとも劣らない傑物なんですよ。

そんな人の生涯をここで確認するのも、そしてここから生き方、考え方を学ぶのも、今の
我々に有意義なことだと思うんですよね。

この本は電子書籍でも扱いがありますから、在庫がなかったらそちらで読んで下さい。中
古の高い本には手を出さないで下さいね。


ということで、私はこれから東京に向かいます。今日は大感謝祭@東京でして、43名の方
と楽しい食事を堪能しようと思います。


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2020/01/3376_1214.jpg



☆ 個人事業主時代の生き方とは

国民年金対厚生年金では、実は前者の方がオトクなんですよという話をしました。では、
月額3万円が天引きされるケースではどうなるかを検討してみましょう。


平成29年9月分からの厚生年金保険料額表
http://bit.ly/2OrJwkV


によると、保険料が3万円というのは、報酬月額が33万から35万円の人に該当しますね。
だから平均的なサラリーマンの金額だと思います。つまり先ほどの平均受給額に近い人の、
納付額になるわけで、そうすると会社負担分と合わせて月額6万円、年に72万円となるわ
けで、これが40年続いたとしたら、2880万とかになるわけですよ。おまけにここにはボー
ナス分の天引きは考慮されていませんから、実際にはもっと納めるわけです。

ところが受給額は平均で年に200万ですから、元を取るには15年以上掛かるんですね。も
ちろん厚生年金は、高額所得者はたくさん納めるけど、受給額も増える仕組みなので、こ
れから年収が増えれば納付額も受給額も増えるわけです。しかし、それでも払戻率は同じ
なので、日本人の平均年収に近い人が、いくら納めていくら受給できるのかを計算すれば、
同じようなところに落ち着くんですよ。

つまり政府は全く言っていませんが、厚生年金よりも国民年金の方がオトクなんです。だ
から、サラリーマンから個人事業主になるという選択は、こと年金については絶対にオト
クな話なんです。



とはいえ、絶対金額が少ないですから、このままじゃ老後の生活は厳しいことになります。
そこを補うのが、iDeCoと小規模共済なんです。つまり会社と交渉して、会社負担分の人
件費を取り戻したら、その増額分はiDeCoで積み立てをするんです。

iDeCoは色々な人が解説していますが、


  ▼ 掛け金が全額税控除の対象

  ▼ 運用益も全額税控除され

  ▼ 受給時にも税控除がされる


というトリプル控除がされる優れものなんです。ちなみに私、外資系のサラリーマン時代
に会社が退職金代わりにiDeCoに加入したんですが、あれから10年ちょっとが経過して、
今では運用益が200万を超えています。このまま引き出し可能な60歳まで継続すると、所
謂サラリーマンの平均的な退職金になりそうです。

この制度を若い頃に始めて、20年、30年と継続させたら、厚生年金の受給額を軽く超える
と思います。つまり、サラリーマンを続けるよりもオトクということです。


それでも不安があるという人は、個人事業主か会社経営者しか加入できない、小規模共済
をやれば良い思います。これは月額7万円を上限に、全額税控除される積み立てでして、
金利は付きませんけど、無税で積み立てができる美味しい制度なんです。もちろん私もフ
ルマックスでやっています。

という制度をサラリーマンの人はほとんど知らないから、サラリーマンの厚生年金の方が
安心だって思うんですよね。両方をやるには、それなりの収入が無いと厳しいでしょうが、
余裕がある人には、老後問題はこれでオシマイってくらいの優れた制度です。


でも老後ってずいぶん先の話で、そこでメリットがあるって言われても・・・と考えます
よね。ところがこっちの方がメリットが大きいんです。まず個人事業主ですから、自分で
税申告をするわけで、それはつまり今まで経費として認められなかった費用が、必要経費
にできるわけですよ。(もちろんその仕事に関係する費用ですけどね)これをちゃんとや
ると、所得税額は、サラリーマンの半分くらいになりますよ。つまりあなたの手取りが増
えるということです。

今まで支払っていたけど、経費にはなっていなかった、


  ▼ 書籍代

  ▼ 携帯電話代(通話料やパケット料金も)

  ▼ 業務に関係するタクシー代(終電が終わって使う分は経費です)

  ▼ 部下や同僚、お客さんとの飲食代

  ▼ 通勤に掛かる費用

  ▼ 事務所で利用している光熱費や家賃の一部

  ▼ (仕事に関係あれば)自動車に関する費用

  ▼ PCに関する費用

  ▼ 事務用品や文房具代


みたいなモノは、そのほとんどが経費になるはずです。今まではこれ全部、税金を納めた
後に残ったおカネで払っていたでしょ。これからは、こういうおカネを使って、残ったお
カネに税金が掛かるんですよ。繰り返しますが、使うおカネが増えるわけじゃなくて、今
まで通り使ったおカネが経費となって、戻ってくるということです。

日本は累進課税なので、これは高額所得者には特に効いて来ます。人によっては納税額が
半分以下になったりすると思いますよ。つまりこれまたあなたの手取りが増えるというこ
とです。

おまけに、能力がある人は別な仕事もやり放題なわけですから、優秀な人ほど個人事業主
として契約してもらった方がオトクなんですよ。

それではこの制度変更で誰が損をするのかというと、社会保険庁(保険料の徴収額が減る
から)と国税庁(経費化することで納税額が減るから)なんですね。だからこの制度、広
がっていくと揉めるはずですし、無知な人を欺すためのディスインフォメーションが流さ
れると思います。だから今から勉強して、来たるべき日に備えるのが吉なんですよ。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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サラリーマンで年収1000万円を目指せ
☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
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