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メールマガジン 第3318号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3318号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から10年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位と4年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

今日は私は東京におりまして、これから新幹線で大阪に向かいます。今夜はオフ会を企画
しておりまして、7名ほどが参加予定です。前回東京でオフ会をやった時には25人以上集
まったんですが、大阪だとこんなものなんですかね。

そういうわけで家を空けているわけですが、この間に心配なのは天日干しをしているお米
です。風や雨で稲束が稲架からドサッと落ちるのですが、これを放置しておくとカビたり
するわけで、落ちたらすぐに掛け直す必要があるのですが、出張中は放置しておくしかあ
りません。

今年はこの稲架の設置が非常に上手く行きまして、稲束もかなり安定して掛かっているん
ですよ。例年は毎日バサバサ落ちまして、その度にやり直したりしたものですが、珍しく
ほとんど落ちません。それでもこの週末にはいくつか落ちると思いますが。

出張から帰ったら、サツマイモを掘らなきゃならないんですよね。で、来年収穫するため
のソラ豆とタマネギの場所を作らなきゃなりません。年内最後の大掛かりな野良仕事にな
りそうです。


本日の4コママンガへのリンク

http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2019/10/3318_1025.jpg



☆ 真のジェネラリストは希少性の塊なのだ

軍隊に於ける参謀って、ビジネスの世界では誰なのか?という問いに答えます。

これは会社の在り方によって千差万別ですから、みなさんの会社ではどうなのかを自分に
置き換えて考えて下さい。

基本的に、社長は本来参謀の仕事をしなきゃならないんです。社員という駒を使って、最
大限の利益を出すための競争(戦争)の全責任を背負っているわけですから。ところが小
さい会社だと、社長が鉄砲を担いで、ドンパチの現場に駆けつけたりするんです。参謀は
計画を立てて、それを指揮命令するだけで、現場の仕事はやらないんです。ところがこれ
をやっちゃう社長が多いんです。


もうひとつ多いのが、管理職になってしまっている社長です。日系のサラリーマン社長に
多いんですが、日々報告される数字に右往左往して、ビジネスという戦争に於ける戦闘行
為にだけ意識が向いてしまう人です。

ここの境目が理解しにくいのですが、戦闘に勝つことと、戦争に勝つことはイコールでは
ないんです。今日の数字、今月の数字を予定通りにあげること(イコール戦闘に勝つこ
と)と、これから数年に亘って社業が発展すること(イコール戦争に勝つこと)は、実は
同じじゃないんです。ムリやりそこで数字をあげちゃったから、会社が傾いてしまったと
いうことが起こり得るんです。

東芝とかオリンパスで起こった粉飾決算は、こういうのが原因で起こった人災ですから。
社長が参謀ではなく管理職に成り下がってしまって、目先の数字に翻弄された結果発生し
た事件ですからね。


ここ数年、私はベンチャー企業の経営者に会う機会が増えたんですが、彼らは全員例外な
く参謀です。会社の未来のことだけを考えて、個別の戦闘ではなく、常に戦争に勝つこと
にフォーカスして行動しています。

私はこういう人をジェネラリストと呼んでいるんですが、彼らは素養として管理職の業務
も包含しています。だから管理職的振る舞いも出来ますし、場合によってはやるんです。
だから両者の違いが分かりにくいのです。


両者の端的に違いは、例えば目標としての数字が未達になりそうだという時に、自らのイ
ニシアティブでリカバリープランを作って、それを実行できるかだったりします。また、
現在と将来の両方を見据えて、あえて現在の方を切り捨て、将来の布石にするようなこと
もやったりします。

そのためには、分業化という分断された業務プロセスが、全体でどう繋がっていて、ひと
つひとつを有機的に働かせるために何をすべきか、を常に考える必要があります。

会社がヒトだとして、会社のゴールがもっと健康になる、だとしたら、胃袋や筋肉、脳血
流といったパーツだけにフォーカスしても、健康になるための方法は分かりませんよね。
それぞれのパーツの生み出す数字はそれなりに重要なんですが、それだけでより健康にな
れるかといえば、そうとは限らないわけです。


会社が将来に亘って発展するかというのも、これに近いところがあって、目の前の数字だ
けを見ていてもダメなんですよ。もっとホリスティックな視点で全体像を見る、もちろん
そこでは、自分だけを見るのではなく、業界や社会の動きや流れも視野に入れなきゃなら
ないですよね。

そして誰も発見していない新しい航路を見つけ出す、未知の海で航路を確認する指標を作
る、全体のために部分を切り捨てることも厭わない。こういう覚悟が無いと、戦争に勝つ
ことは出来ないんですよ。


今回のシリーズは非常に抽象的なので、まったくピンと来ない人もいると思うんですが、
それは目線が分業化に慣らされて、将棋の駒としての視野しか持っていないからなんです。

その目線を捨てて、全社もしくは自分たちが所属する業界という目線で、全体最適化をす
るには、どこをどう変えたら良いのかを考えるクセを付けたら良いと思いますよ。少なく
とも自部門を飛び越えて、複数のプロセスに於ける全体最適化を意識すると、少しずつホ
リスティックな目が養われて来ますから。


そして現代では、この目線を持っている人が極端に少ないので、この訓練を意識しただけ
で、必ず上層部の目に止まりますから。ですから、与えられた自分の仕事がそれなりにそ
つなくできるようになったら、早めにこの目線で世界を見るようにすることをオススメし
ます。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
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