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メールマガジン 第3208号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3208号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から10年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位と4年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

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こちらは私の日常をツイートしています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

今回のロンドンツアーで試したかったのに試せなかったのは、Airbnbなんですよね。最後
もう一泊してそれはAirbnbでと思ったら、飛行機の日程が変えられなくて、泣く泣く諦め
ました。これが使えるというのなら、高くて不便なホテルよりもこちらの方が、というこ
とになると思うんですよね。

日本では民泊と呼ばれていますが、日本では条例が厳しすぎて実質禁止になっているのと
同じです。ウチの地域での条例をウェブサイトで調べてみると、


  ▼ 消防法令に適合していること

  ▼ 安全確保を図るための必要な措置

  ▼ ごみの処理(廃棄物処理法)

  ▼ 排水(水質規制関係)

  ▼ 食品衛生法に基づく許可

  ▼ 温泉を利用する場合の温泉法関係

  ▼ 民泊で使用する水道料金は事業となるため料金区分が変更になる


って何ですかこれ?消防法に適合って、今安全に住んでいるってのに、それは適合してい
るわけじゃないの?安全を図るために必要な措置って、我々住民も同じだって。ごみだっ
て排水だって、民泊をしようがしまいが同じようにやってるのよ。まさか民泊をすると特
別なごみが出るとか、排水が汚れるとか言いたいわけ?

食品衛生法って、我が家は頻繁にお客さんが来て一緒に飯を食べるわけですが、それは問
題ないのに、民泊になったらあれこれ規制が掛かるってどういうこと?

これ以外にも、宿泊者の安全と衛生の確保とか、外国人観光客の場合には快適性と利便性
の確保が必要とか(こんなのは役所に言われる筋合いじゃないっての)。笑っちゃうのは
周辺地域の生活環境への悪影響の防止、周辺住民からの苦情対応、青少年健全育成のため
の良好な環境作りって、完全に嫌がらせとしか思えない項目が並んでいるわけですよ。

こんな感じで民泊を縛っておきながら、インバウンドに力を入れるとか、観光客をもっと
誘致しようとか、どういうブラックジョークなんだ?と思うわけです。彼らが考えるイン
バウンドって、既成の業界秩序の範囲内に、おカネを落としてくれる聞き分けの良い観光
客だけを指しているわけ。そこにおカネを落とさない観光客については、出来るだけ来て
欲しくない、でもそれは大っぴらには言えないから、非関税障壁並みの規制をガチガチに
作って、ヤル気がある人を諦めさせる、実質やらせないという条例になっているんですよ
ね。

ホントにこの国を土台から壊しているのは、役人たちですよ。要するに面倒なことをした
くない、新しいことに手を出して責任を取るのはイヤ、今まで通りの枠組みで生き続けた
いという価値観を住民に押しつけているわけですね。始末が悪いのは、こういう腐った役
人をクビにしたり、配置転換させたり、訴えたりする権限が納税者である住人に全く無い
というところです。政治をチェックするオンブズマン制度があるのなら、行政をチェック
する制度も作らないとダメだと思いますよ。

これで民間の大企業並みの年収をもらって、終身雇用が約束されていて、おまけに退職金
はバカ高で、さらには年金も「年金払い退職給付」という3階建てに、個人での確定拠出
年金も可能という実質4階建てという優遇措置があるわけ。いくらなんでも甘い汁を吸い
すぎでしょ。

ま、パブリックサーバントである役人を、「お上」と呼ぶメンタリティの国民だから、こ
ういう事態が許されるわけですね。


本日の4コママンガへのリンク

http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2019/05/3208_5016.jpg


☆ 拠点を変えることで人生を変化させる


前回は海外で暮らしてみようと書いたわけですが、独り者で、無為徒食して、日々の雑事
(仕事を含む)に埋没した人生を何年も送っているのなら、その生活は一度手放して、1
年くらい海外で暮らす道を検討した方が良いと思うんですよね。それがどの国であれ、今
までの人生では得られない強烈な何かを手に出来るはずですから。

もちろん家族がいて、責任ある仕事をしている人は、そんな勝手気儘なことは出来ないで
しょうから、これは旅行という形にならざるを得ないと思うんですが、それならパックツ
アーではなく、飛行機とホテルだけとって、予定調和ではない旅行をすることをオススメ
します。


今は日本国内の旅行よりも、海外旅行の方が安かったりしますから、日本円が強いウチに
ドンドン海外を見て来た方が良いですよ。日本が落ちぶれてしまったら海外にも行けなく
なりますから。


私はこの年になってもまだ、もう一カ国どこかの国で1年くらい暮らしてみたいと思って
います。もちろんあらゆることのハードルは高くて、面倒なこともたくさんあって、不便
でガマンしなきゃならないことだらけなんですけど、それでもそれ以上に得られるモノが
多いと分かっているから行きたいんですよね。


セミナーの2次会などで、30年以上暮らした横浜から田舎へ良く移住出来ましたね、って
言われるんですが、海外で暮らすのに比べたらハードルなんて無いようなものですから。
日本国内の引っ越しなんて、手続きだけの問題で、言葉も文化も常識も価値観も、あらゆ
るモノが想定の範囲内なわけで、こんなことはあと何回でも出来ると思っています。2回
の海外生活の経験があったから、そう思えたわけです。


ここをもう少し説明すると、人生って生きている拠点を変化させることで、レールをねじ
曲げることが出来るのですよ。


人間って自分が考えている以上に、住んでいる土地のエネルギーに支配されているんです。
引っ越しというのは、それを強制的に変化させる手段なんですが、今住んでいる地域から、
移動に1時間以上掛かるようなところに引っ越すだけで、全く別な土地のエネルギーをも
らうことが出来るんです。

もちろん一番強い変化は海外で暮らすことなんですが、それが出来ないのであれば、別な
地域に移住する、それも厳しいのであれば、生活の拠点がガラッと変わるようなところに
引っ越しをするというのもひとつの手です。

今のあなたの人生が輝いていて、不平不満がほとんどないというのなら、そんな冒険をす
る必要がないんですが、あれこれ困っていて、人生が煮詰まっているというのなら、最も
簡単な打開策は、引っ越しをすることですよ。それも出来るだけ訪れたことすらない、未
知の町が良いですよ。これなら仕事に縛られている人も、通勤経路が変わるだけですから
どうにかなるんじゃありませんかね。

本稿を書く切っ掛けになったのは、


  ■ 好きな仕事ってどうやったら見つかるんですか?


という質問を頂いたからなんですね。それって頭を使って考えるだけじゃ見つからないん
ですよね。現時点でこの質問が出るということは、質問者は好きな仕事を見つけられてい
ないということですよね。それはなぜなのか?というと、ひとつには変化の乏しい予測可
能な毎日を送っているからなんですよ。今日はこうだろう、明日はたぶんこうなる、来月
はこうなって、たぶん来年はこうなるはずだということが、それなりの確率で読める、想
定出来るレベルの小さな変化しか起こらない人生を送っているんです。

そんな感じで未来が読めてしまったら、その中でワクワクするようなことが起こるわけが
ないんですよ。ワクワクというのは、未来が読めないという環境で発生するんですから。
だからそんな人は、現状の何かをブチ壊す必要があるんです。そして生きていく事に支障
が無い範囲で、今をブチ壊すには引っ越しをするのが一番なんですよ。それによって、外
部環境からのインプットがガラッと変わるわけです。

そしてその上で、出来るだけ以前とは異なるライフスタイルをしようとするんです。そう
したら目に入る世界、手に触れる世界がみんな変わりますから。

その変化が大きければ大きいほど、あなたが捉えるこの世界が変化しますから。その変化
の中にやりたい仕事が入っているかも知れないんです。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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