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メールマガジン 第2970号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第2970号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から10年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位と4年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

今日は甥っ子の進路相談ということで、お昼から学校に呼ばれているんです。甥っ子の進
路というか希望は決まっていて、警察官になることなんですが、これは正確には就職組と
いうことになるんでしょうが、試験に受からなきゃならない、おまけに現状ではかなり厳
しい状況となれば、これは進学組とも言えるわけです。

どちらかを選ばなきゃならないということで、進学組にしたんですが、そこでは毎日宿題
が出るわけですよ。ま、進学するんですから当然なんですけど。

ところがこの宿題の範囲以前のところで躓いているわけです。こっちはそれが分かってい
るから中学の問題集をやらせているんです。ところが最近この勉強の状況を確認すると、


  ■ 学校の宿題に追われていて、こっちの方はほとんど手を付けられていません


とか言うわけですよ。ちょっと待てと。学校の宿題って当然だけど高校の範囲だよね?中
学の問題が分からないのに、高校の問題が分かるわけないだろうと問い糾すと、宿題の問
題集と一緒に解答も持っているわけですよ。で、


  ■ 分からなければ、ここから答えを探して書け


と言われているみたいなんです。もう、底辺校ってセンセもおバカなんですかね?

解答なんて渡したら、そこから答えを書き写すだけで、それ以上やれるわけも、やるわけ
もありません。勿論甥っ子も、全然分からないので機械的に解答を丸写ししているだけで
した。理解せずに写しているだけですから、類似の問題をやらせても全く答えられません。

こんなの時間のムダだから止めてしまえ、と言ったら、これの提出状況が内申点に効いて
くるから出さないわけには行かないみたいなことを言うわけですよ。

どうせ公務員試験なんて内申点は関係無いんだからやるな!と言ったんですが、グズグズ
と煮え切らないようなので、今日の進路相談会で担任の先生を捕まえて、私がこの件で話
をすることにしました。

全く理解出来ていないのに、解答を丸写し指せて課題はクリアしたなんて考えるのは、マ
スターベーションそのものですよ。それもこの場合は、生徒のマスターベーションではな
く、教師のですから。

勿論最終的にはこのレベルの問題を自力で解けるようにならないと、合格は覚束ないわけ
ですが、中学レベルの問題が解けないと分かっている生徒たちにこれをやらせるのは、職
務怠慢だと思うんですよね。

以前三者面談で、


  ● 補講をやるのなら中学レベルの問題を解説して欲しい


と言ったら、ここは高校なのでそういうことは出来ないんですって言われましてね。所詮
公務員ってそういうことなんですよね。ま、これぞザ・底辺校ってことなんでしょう。こ
ういうレベルの人たちと久しく付き合っていなかったので、ものすごく新鮮な気分なんで
すけどね。


本日の4コママンガへのリンク

http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2018/05/2970_0517.jpg


☆ 量と質はどちらを目指すべきか

セミナーなどの2次会ではざっくばらんに、受講生からの相談に答えたりするんですけど、
何度か訊かれたのが、


  ■ 量と質のどちらに優先順位を置くべきですか?


という質問です。

で、こういう質問をする人にすかさず、「たぶんあなたは、仕事が遅いって良く言われる
でしょ?」と訊くと果たしてその通りだったりします。


この手の問いを発する人って、自分は質を重視したいのに速くしろって言われるんですが、
どうしてゆっくりと確実にやったらいけないんでしょうか?という感情を内包しているこ
とが多いんです。ちなみに今まで逆のパターンだったことはありません。つまり、


  ● もっとゆっくりやっても良いから、精度を上げてくれる?


と言われることはないんです。

なんでかというと、速く出来る人はゆっくりやれば必ず精度や品質が高まるからです。

楽器の練習とは進化の方向性がちょっと違うんです。音楽って一定のリズムの上で音を鳴
らさないと楽曲にならないわけです。そのリズムが速くなればなるほど、演奏は難しくな
るんです。指を速く、正確に動かさなきゃならないんですから。

1分間に四分音符をいくつ鳴らす速度かは、楽譜に書いてあるんですが、バラードで100く
らい、演歌やおとなしめの曲で120くらい、ノリの良い曲で150、180とかになるとかなり
早口で歌わなきゃなりません。で、最初は100くらいのリズムで練習するんです。それで
も指が引っ掛かったり、次のコードが何だったのかを忘れたりするんです。この時にメト
ロノームの速度を150とかにしても全く弾けません。当たり前ですね。

こういう時に、


  ● 速度を重視するよりも、ゆっくりでもちゃんと弾けた方が良いですよね?


という質問をするのは正しいんです。ゆっくり弾けない人が速く弾けるわけありませんか
ら。というか、ゆっくりと正確に指を動かせると、だんだんとそれを速く弾けるようにな
るんです。

でもそれは自分がもっと速く弾けるようになりたいという欲求を持って、それに取り組ん
だ場合だけですよ。いつまでも100の速度で良いや、と考えている人が1年後にいきなり
180で弾けるようになるかというと、そうはならないんです。あくまでも、


  ● もっと速く弾けるようになりたい!


と考えて、そのための練習をするのであれば、まずはゆっくり確実に弾けるようになるべ
きなんです。


仕事もそこは同じで、いくらゆっくり出来ても(質が高くても)、それを速くこなす(量
を増やす)ことには関係がないんです。自分でもっと速くやれるようにしようと考えて、
工夫しない限りはね。

ところがこういう質問をする人は、自分からもっと速く出来るようになろうとは考えてい
ないんです。だから周りの人がイライラして、


  ● もうちょっと速く出来ないわけ?


と言われて、冒頭のような質問にいたる事が多いんです。


だから問題は、量と質のどちらかではないんです。結論は質が高くで、量も多い(速く出
来る)のが良いに決まってますから。質が低くて量が多いのもダメですし、質は高いけど
量も低いよ(仕事は遅いよ)というのは評価軸としては満点にならないわけです。


つまりこの場合の正しい問いは、


  ● どうやったら質と量の両方を高められますか?


なんです。

自分の中で常にこの問いを持っているべきなんです。どんな仕事をやってもね。だってど
ちらも高く出来る人の事を優秀な人というんですから。


次回はこの問いについて考えてみます。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
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