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メールマガジン 第2869号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第2869号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から9年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年にはキャリアアップ部門で一位と3年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

東京から帰って来たら、うそ?ってくらいのお歳暮が届いていました。一番ビックリした
のが、寒ブリがマルッと一尾届いたことです。我々が新幹線で東京に向かっている時に、
母親から電話が架かってきて、なんだかとんでもなくデカい荷物が届いたんだけど、どう
したら良い?って訊かれたんですよ。んなこと言われても中身が分からなきゃ判断出来ん
よ、ということで開けてみたら、ブリが一尾入っていたというオチで。

出張に行ったその日に来てしまうというのは、なんとも間が悪いんですが、これはどうに
かせんとアカンってことで、八方手を尽くしてどうにか捌いてもらいました。これを食さ
ずに腐らせたらホントに後悔したでしょうからね。

それを昨日の帰宅後、刺身とブリ鍋にして食べてみたんですが、気絶するくらい美味かっ
たです。出張の疲れがこれだけで取れるんじゃないか、ってくらいの上品なお味でした。
Mさん、いつもありがとうございます。

他にも全国から各地の名産を頂きました。個別にお礼はしておりますが、改めましてこの
場を借りて御礼申し上げます。

といっても、全国の受講生におかれましてはそのようなお気遣いはご無用にお願いします。
みなさん何か良いことがあったんでしょうね。

日曜日は東京でセミナーだったんですが、その2次会でもあれこれと幸せになっている人
の話を聞きまして、ホントに内緒の話を教えて良かったなと思っていたんですよ。

来年も多くの人が幸せになって欲しいなと思っております。


本日の4コママンガへのリンク

http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2017/12/2869_1212.jpg


☆ リスクがあるということはリターンもあるということ

田舎暮らしに自動車は必需品です。公共の交通機関がショボいですから、オトナはみなさ
ん自動車で移動するんですね。ところが自動車って手軽なくせに、非常にリスクが高い移
動手段なんですよ。

みなさんは飛行機事故というと、たくさんの人が死んで大変だ、だから飛行機は危険だと
感じるんでしょうが、あらゆる交通手段のうち、飛行機が最も安全なんですから。事故が
あると一度に数百人単位で人が亡くなるから、大事件のように思えますが、発生頻度を考
えたら自動車の比ではありませんから。

自動車による交通事故の死者数は、ピーク時の1/3に減ったとはいえ、昨年は3900人が亡
くなっているんですよ。満員のジャンボジェット8機が墜落したような数ですよね。


https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_soc_tyosa-jikokoutsu


しかもこの統計は事故発生から24時間以内に亡くなった方だけがカウントされるので、実
際にはこの2倍から3倍はいると思われます。

これが飛行機で起こったら、航空会社は潰れますよね。

それなのに、誰も、


  ● 自動車は危ないから禁止しよう


とは言わないんですよね。

自動車事故っていくら自分が注意していても、ぶつけられたり、巻き添えになったりしま
すからね。最近では耄碌した老人が高速道路を逆走したり、アクセルとブレーキを間違え
て人が死んだりしていますが、それでも誰も


  ● 80歳以上は全員運転禁止


とは言わないんです。

これはなぜかというと、自動車事故というリスクよりも、自動車を使うことによるリター
ンの方が高いからだと、みんなが考えているからなんです。でもこれってちゃんとリスク
とリターンの両方をまな板に乗せて議論してるわけじゃないんですよね。ここが日本の文
化の弱点だと思いますよ。(自動車産業ってどの国でも基幹産業なので、これを潰すよう
な議論ってどの国でも出来ないんですけどね。)


未来がどうなるのかは誰にも分かりません。それでも我々は、目の前にある選択肢から何
かを選ばなければならないんです。

その時に、賛成するにしろ、反対するにしろ、そのことが持っているリスクとリターンを
考えるということが必要なんです。

私は30年前から原発には反対なんですが、それもまたリスクとリターンの関係から出した
結論なんです。電気は必要だし、作らなきゃならないんですが、原発事故が起こったらそ
の地域は壊滅するというリスクを背負っているわけです。そのリスクと、電気を作ったこ
とによって手にするリターンの大きさを比べて、どうすべきかを論じるべきなんですね。
福島がああなったのはリスクを精査していたら、予想出来たというか論理的にああいう結
果になるということは分かっていたはずなんです。

それを公にして、


  ● それでもみなさんは原発で発電することを選びますか?


と利害関係者に問わなきゃいけないのですよ。それをせずに、安全だから大丈夫だの一点
張りで突っ走って、こういう事態になったら想定外の津波だったはおかしいんです。津波
の高さが想定外だったかどうかはどうでも良い話なんです。問題はそこじゃなくて、どん
な原因であろうと、原子炉の冷却が止まってしまったら、最終的にこのような被害になっ
てしまうよね、ということは分かっていましたよねという話なんです。その可能性は非常
に低いけれど、そうなった場合にその状況をみなさんは受け止められますか?という議論
は必要だったんです。

私はそのリスクは許容出来ないので、他の方法で発電をし、そこでのリスクを低下させる
べきだとずっと考えていたんです。あれから6年が経ちましたが、相変わらずこの観点で
の議論はありません。



自動車に話を戻すと、これからの高齢化社会で、さらに認知症の人が増えることが明白な
今、自動車が巻き起こすリスクを真剣に検討すべき時期に来ていると思いますよ。私は
75歳以上は原則運転禁止としないと、交通事故というリスクは減らせないと考えます。車
に轢かれて死のうが、飛行機が墜落して死のうが、死ぬことに変わりはないんですけど、
前者については我々はかなり麻痺していると思います。

飛行機事故なら航空会社を訴えますが、自動車事故で、トヨタを訴えようと思う人はいな
いでしょ。でも本質的には事故っても死なない自動車や、絶対に事故らない自動車を開発
する義務が彼らにはあるんです。絶対に事故らない原発を作ることを要求するのと同じよ
うにね。


今の制度のままでやるのなら、不便にはなりますけど、自動車に乗る人は全員フルフェー
スのヘルメットを被るくらいしないと乗車中の死者は減らないですし、自動ブレーキの早
期開発、装着の義務化をしないと、巻き添えで死ぬ人を減らせないと思うんですよ。


仕事でも同じなんですけど、まな板の上にどんなリスクが乗っていて、それとは引き替え
にどんなリターンがあるのかを包み隠さず曝け出して議論をしなきゃいけないんです。と
ころが多くの人は、リターンだけ見て議論をするんです。リターンの大きさだけを見て、
手を出すという愚は人生で避けなきゃならないことだと思いますよ。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
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