佐藤しょ～おんのオフィシャルサイト


ひとつ前の回へ次の回へメールマガジン第2827号
╋╋…‥・　　　　・・‥‥…━━━━━━━━━━━━━━━━╋ 　　　　　　　　　　願望実現に補助線を引こう　　　　　　　　　　　http://showon-sato.com 　　　　　　 ┃　サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃　　　　　　　　　　・・・━　第2827号　━ ・・・　　━━━━━━━━━╋…‥・　　　　・・‥‥…━━╋━━━━━━ おはようございます、佐藤正遠（さとうしょ～おん）です。このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、連載開始から9年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂くようになりました。その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で二位を、そして2016年にはキャリアアップ部門で一位と3年連続で受賞しました。私がどんな人間なのか？はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。 http://showon-sato.com/index.php/about1/ バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行っているので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ますので活用して下さい。 http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/ 成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは読んでおけ！という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。 http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/ 本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知れません。ツイッターは2つのアカウントがあります。 https://twitter.com/SatoShowon こちらは私の日常をツイートしています。 https://twitter.com/salary_1000man こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ ◆ 今日の前フリ ◆◇ 昨年一度だけ開催した熊本復興祈念セミナーの模様を収録した、音声ファイルの販売を再開しました。コンテンツがあまりにも怪しいワザの数々で作られているため、一般の方への販売はいたしません。過去、基本編セミナーを受講された方だけが購入出来ます。基本編セミナー受講者は、会員マイページにログインして、「コンテンツ」→「しょ～おんセミナー」と階層を辿って頂くと、「熊本セミナー音声ファイル」が表示されるはずです。表示されない人はご連絡下さい、こちらで調査します。この夏に作ったこのウェブシステムは、こういう絞り込みがホントに簡単に出来るんですよ。まさに痒いところに手が届く仕様になっていてありがたい限りです。私は相変わらずの腰痛プラス筋肉痛で、1時間のギター練習も辛い状態です。今日は久しぶりのギターレッスンだってのに。なんとか週末までには回復してくれないと非常に困るんですけどね。さて、選挙が公示されこれから選挙カーなる騒音源が各地を練り歩くわけですが、毎度の事ながら名前だけを連呼する選挙スタイルは止めて欲しいと思うわけです。記憶したいのはあんたの名前じゃなくて、政治スタイルですから。どういう理念で、どういうやり方を使って実現させたいのかというスタイルを知りたいのです。と、ここで書いても候補者に届くわけがないんですよね。よってちょっと毛色を変えて選挙ネタを書くと、今回の選挙では「保守対リベラルの戦いだ」みたいな言い方をしている野党陣営がたくさんいるんですけど（立憲民主党というけったいな党名を付けたところとか）、保守の対立軸にリベラルがあるわけじゃありませんよ。そしてリベラルが野党や革新を意味するわけでもありません。このリベラルという表現をこんな形で使っているのは日本だけなんですけど、そもそもは「自由」という意味ですから。だから自民党（保守ですね）の英語名は、Liberal Democratic Party of Japanなのです。だから野党が、「我々はリベラルな政治を目指すぞ」と叫ぶのはおかしいのですよ。だって共産党や社民党って思想の上では共産主義、社会主義ですからね。つまり彼らの主義主張は自由主義の対極で、彼らが自由を標榜する矛盾に気付かなければなりません。ではなぜ野党が揃いも揃ってリベラルと言っているのかというのは、大辞泉の解説を読むと分かります。選挙になるんですから、これくらいは知っておきましょう。＝＝以下引用＝＝政治的に穏健な革新をめざす立場をとるさま。本来は個人の自由を重んじる思想全般の意だが、主に1980年代の米国レーガン政権以降は、保守主義の立場から、逆に個人の財産権などを軽視して福祉を過度に重視する考えとして、革新派を批判的にいう場合が多い。自由主義的。「リベラルな思想」＝＝引用終わり＝＝これでなるほどと気付いた人は、政治に精通している人でしょうね。ここでのキーワードは、「個人の財産権などを軽視して福祉を過度に重視する考え」なのです。これはつまり「小さな政府VS大きな政府」という対立軸に於ける後者を是とする思想なんです。どうやって自由主義を実現するかという方法論に於いて、個人や法人の自由をある程度制限してでも、国民に対して行政や立法が極力介入して、役人の指導監視の下で自由な社会を作ろうじゃないか、という方法論を是とする人たちなんです。だから彼らが行政改革で政治主導を取り戻そうとか、公務員改革をしようと叫ぶのは矛盾しているんですね。もっと公務員に手厚くして、人数を増やして、規制もキツくしないと自由な社会は作れないと考えるのが本来のリベラルなんですから。そうすると結果として行政コストが膨らみますし、自由な競争が阻害されますから経済、財政的には厳しくなってくるんです。つまり、今ある財政赤字を減らしたり、減税したりというのは出来にくい未来が待っているんですね。だって大きな政府を維持するためには、たくさんの人件費が掛かりますから。これと真逆なのが「小さな政府」で、出来るだけ行政コストは少なくして、民間で出来ることはドンドン民間にやってもらって、透明性のある競争によって合理化とか品質の向上を目指そうよという考えです。スゴく分かりやすい例では、携帯電話です。かつては電話回線は電電公社という役所の独占だったんです。これがNTTに民営化されて、AUとかソフトバンクが参入するようになった結果どうなったと思います？一気に競争が激しくなって端末の値段も下がって、性能が良くなって、回線利用料もメチャクチャ安くなったんですよ。これ、大きな政府では決して出来ませんから。おまけに民営化されたので、NTTの株を売った政府にはキャッシュが入って、さらに毎年の利益から法人税まで取れるようになったんです。これは電電公社の頃にはゼロですから。というか逆に行政コストとして税金が使われていたわけですよ。中曽根内閣以降少しずつ自民党は小さな政府に日本を作り替えてきて、その結果NTT、JT、郵便局に道路公団と民営化されて来たんです。そこで競争が生まれて、我々は高品質のモノを安く使えるようになり、さらにそれらの会社から税金が納められるようになったわけです。これと真逆なことをしようよというのが、本来のリベラルの目指しているところだというのは知っておくべきだと思うんですよね。本日の4コママンガへのリンク http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2017/10/2827_1011.jpg ☆　頑張る前に頑張り方を考える人間はどのような願望でも持てます。ところがその願望が叶うかどうかというのは、自分がそんな願望が叶う世界とどう繋がっているかに依って決まるのです。歌手になりたいと言って、田舎のカラオケボックスでバイトをしても、歌手になれる可能性はほとんどないんです。いくら歌が上手でもね。それなら芸能事務所の前で歌っていた方が可能性はあるんです。フランスに留学しながら、メジャーリーグで野球をしたいと言うのはおバカなんです。フランスにはプロ野球もありませんし、国民の大多数は野球というゲームすら知らないんですから。こういう例を挙げると、そんなの当たり前だよねとみなさんは思うのですが、ではいざあなたの今の願望と、あなたと社会との関係性を熟慮した時に、　　●　よっしゃ、このレールの向こうにはオレの願望があるのだ！と言える人がどれくらいいるんでしょうか？願望がレールと繋がっていないのであれば、願望を切り替えるか、レールを切り替えるかのどちらかをしなきゃならないのです。私の場合は、怪しい系の修行の数が増えてきてあれもしたい、これにも取り組みたいという願望がドンドン出て来たんですが、通勤に往復2時間半、残業が毎月100時間程度あったサラリーマンの状態では、レールが繋がっていないわけですよ。なんたって時間がありませんから。で、どうするのか？という話になるんです。ここでいつまでも願望を引きずったまま、でもレールも繋ぎ換えずに不平不満を言っているのが世のサラリーマン諸氏なんです。私の場合には、これはどこかでサラリーマン的生き方を止めなきゃムリだと分かったので、サラリーマンでなくても生きられる何かを手にしようと考えたんです。その時にはたまたま2年くらい書き続けていたメールマガジンが目の前にあったので、これを使ってどうにかならないか？と考えたんですが、これが今の私の生業になっているのです。そしてそれは、レールを切り替える決意さえ持てば誰でもいくらでも同じことが出来るのが今の日本なのです。若い頃、フリーターで働いていた時に、どうやったらまともなサラリーマンになれるのかを考えて、自分の学歴やら能力を考えた時に、語学力くらい身に付けていないとスタート地点にも立てないなと分かったので、英語と中国語を勉強したんです。サラリーマンになれてからも、考え方のベースは同じですから。出世したければ出世するためのレールと自分を繋げなきゃなりませんし、転職したいのなら、キャリアチェンジしたいのなら、年収を増やしたいのなら・・・全部同じですから。人生、頑張るのは当たり前で、それ以前のところでその頑張り方は正しいのか？もっと成果に直結する良い頑張り方は無いのか？を考えなきゃならないんです。このメールマガジンの読者さんは、世間一般のレベルから考えると非常に優秀で、意欲も高く、将来の願望もハッキリしている人が多いと思うんです。それは素晴らしいことなんですけど、そろそろ次のステージのことを考える必要があると思うんです。優秀で頑張っているのに、3年前と比較しても願望までの距離が近づいた気がしない、というのならレールが違うところに接続されている可能性が高いんです。そんな人は早く、正しいレールに切り替えなきゃなりません。その時に絶対にやってはいけない思考が、　　■　今までこんなに頑張って来たんだから、ここで止めるのは勿体ないというヤツです。その考えはレールが正しく接続されている場合にのみ有効なんです。そして正しく接続されているのなら、3年も続けたら何らかの進化、進歩、近づいている感があるはずなんです。それがないのであれば、とっととその道は捨てて新しい道を作るんです。そっちの方がはるかに早くゴールに着きますから。ちなみに、こうやって勿体ないと考える人は決して株取引をしてはいけません。必ず負けますから。こういう人は、いつか上がるかも、これだけ長く持っていたんだから勿体ないって考えるんですね。この状態でサクッと売って、損失を確定させて次のめぼしい株を探すことを損切りというんですが、この損切りこそが株で儲け続けるための必須能力なんですよ。歴史を繙くと、日本が今次大戦でアメリカと戦ってしまったのも、この精神構造のせいなんですよ。満洲から出て行けとハルノートで言われて、　　■　撤退したら大陸で亡くなった英霊たちに申し訳が立たないと言って撤退を拒否したのが旧陸軍なんですから。それが300万人の戦没者という結果になり、自分たちの組織の解体という結果を生んだわけですね。ここで損切りをしていたら、あそこまで悲惨な負け方はしなかったはずですし、帝国軍は存続したはずです。でもそうなっていたら我々も徴兵された可能性が高くて、それはそれで困るんですけどね。 ◎このメールマガジンの友人へのご紹介は大歓迎です◎ ◎◎　みなさんからのご質問もお待ちしています　◎◎ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 　本メールマガジンの無断転用、複製を禁止します　著者に無断でブログやウェブサイトに貼り付ける　などの行為は著作権違反です。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 　　　　　読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。ありがとうございました。佐藤正遠（さとうしょ～おん）株式会社メディウム・コエリ Copyright (c) Medium Coeli All Rights Reserved. - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - サラリーマンで年収1000万円を目指せ ☆発行責任者：佐藤正遠（さとうしょ～おん） ☆お問い合わせ：melma@bc.iij4u.or.jp ☆配信スタンド：まぐまぐ！ http://www.mag2.com/ ☆配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000258149.html
ツイート @SatoShowonさんをフォロー

ひとつ前の回へ次の回へメールマガジン第2827号


ひとつ前の回へ次の回へメールマガジン第2827号
╋╋…‥・　　　　・・‥‥…━━━━━━━━━━━━━━━━╋ 　　　　　　　　　　願望実現に補助線を引こう　　　　　　　　　　　http://showon-sato.com 　　　　　　 ┃　サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃　　　　　　　　　　・・・━　第2827号　━ ・・・　　━━━━━━━━━╋…‥・　　　　・・‥‥…━━╋━━━━━━ おはようございます、佐藤正遠（さとうしょ～おん）です。このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、連載開始から9年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂くようになりました。その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で二位を、そして2016年にはキャリアアップ部門で一位と3年連続で受賞しました。私がどんな人間なのか？はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。 http://showon-sato.com/index.php/about1/ バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行っているので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ますので活用して下さい。 http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/ 成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは読んでおけ！という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。 http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/ 本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知れません。ツイッターは2つのアカウントがあります。 https://twitter.com/SatoShowon こちらは私の日常をツイートしています。 https://twitter.com/salary_1000man こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ ◆ 今日の前フリ ◆◇ 昨年一度だけ開催した熊本復興祈念セミナーの模様を収録した、音声ファイルの販売を再開しました。コンテンツがあまりにも怪しいワザの数々で作られているため、一般の方への販売はいたしません。過去、基本編セミナーを受講された方だけが購入出来ます。基本編セミナー受講者は、会員マイページにログインして、「コンテンツ」→「しょ～おんセミナー」と階層を辿って頂くと、「熊本セミナー音声ファイル」が表示されるはずです。表示されない人はご連絡下さい、こちらで調査します。この夏に作ったこのウェブシステムは、こういう絞り込みがホントに簡単に出来るんですよ。まさに痒いところに手が届く仕様になっていてありがたい限りです。私は相変わらずの腰痛プラス筋肉痛で、1時間のギター練習も辛い状態です。今日は久しぶりのギターレッスンだってのに。なんとか週末までには回復してくれないと非常に困るんですけどね。さて、選挙が公示されこれから選挙カーなる騒音源が各地を練り歩くわけですが、毎度の事ながら名前だけを連呼する選挙スタイルは止めて欲しいと思うわけです。記憶したいのはあんたの名前じゃなくて、政治スタイルですから。どういう理念で、どういうやり方を使って実現させたいのかというスタイルを知りたいのです。と、ここで書いても候補者に届くわけがないんですよね。よってちょっと毛色を変えて選挙ネタを書くと、今回の選挙では「保守対リベラルの戦いだ」みたいな言い方をしている野党陣営がたくさんいるんですけど（立憲民主党というけったいな党名を付けたところとか）、保守の対立軸にリベラルがあるわけじゃありませんよ。そしてリベラルが野党や革新を意味するわけでもありません。このリベラルという表現をこんな形で使っているのは日本だけなんですけど、そもそもは「自由」という意味ですから。だから自民党（保守ですね）の英語名は、Liberal Democratic Party of Japanなのです。だから野党が、「我々はリベラルな政治を目指すぞ」と叫ぶのはおかしいのですよ。だって共産党や社民党って思想の上では共産主義、社会主義ですからね。つまり彼らの主義主張は自由主義の対極で、彼らが自由を標榜する矛盾に気付かなければなりません。ではなぜ野党が揃いも揃ってリベラルと言っているのかというのは、大辞泉の解説を読むと分かります。選挙になるんですから、これくらいは知っておきましょう。＝＝以下引用＝＝政治的に穏健な革新をめざす立場をとるさま。本来は個人の自由を重んじる思想全般の意だが、主に1980年代の米国レーガン政権以降は、保守主義の立場から、逆に個人の財産権などを軽視して福祉を過度に重視する考えとして、革新派を批判的にいう場合が多い。自由主義的。「リベラルな思想」＝＝引用終わり＝＝これでなるほどと気付いた人は、政治に精通している人でしょうね。ここでのキーワードは、「個人の財産権などを軽視して福祉を過度に重視する考え」なのです。これはつまり「小さな政府VS大きな政府」という対立軸に於ける後者を是とする思想なんです。どうやって自由主義を実現するかという方法論に於いて、個人や法人の自由をある程度制限してでも、国民に対して行政や立法が極力介入して、役人の指導監視の下で自由な社会を作ろうじゃないか、という方法論を是とする人たちなんです。だから彼らが行政改革で政治主導を取り戻そうとか、公務員改革をしようと叫ぶのは矛盾しているんですね。もっと公務員に手厚くして、人数を増やして、規制もキツくしないと自由な社会は作れないと考えるのが本来のリベラルなんですから。そうすると結果として行政コストが膨らみますし、自由な競争が阻害されますから経済、財政的には厳しくなってくるんです。つまり、今ある財政赤字を減らしたり、減税したりというのは出来にくい未来が待っているんですね。だって大きな政府を維持するためには、たくさんの人件費が掛かりますから。これと真逆なのが「小さな政府」で、出来るだけ行政コストは少なくして、民間で出来ることはドンドン民間にやってもらって、透明性のある競争によって合理化とか品質の向上を目指そうよという考えです。スゴく分かりやすい例では、携帯電話です。かつては電話回線は電電公社という役所の独占だったんです。これがNTTに民営化されて、AUとかソフトバンクが参入するようになった結果どうなったと思います？一気に競争が激しくなって端末の値段も下がって、性能が良くなって、回線利用料もメチャクチャ安くなったんですよ。これ、大きな政府では決して出来ませんから。おまけに民営化されたので、NTTの株を売った政府にはキャッシュが入って、さらに毎年の利益から法人税まで取れるようになったんです。これは電電公社の頃にはゼロですから。というか逆に行政コストとして税金が使われていたわけですよ。中曽根内閣以降少しずつ自民党は小さな政府に日本を作り替えてきて、その結果NTT、JT、郵便局に道路公団と民営化されて来たんです。そこで競争が生まれて、我々は高品質のモノを安く使えるようになり、さらにそれらの会社から税金が納められるようになったわけです。これと真逆なことをしようよというのが、本来のリベラルの目指しているところだというのは知っておくべきだと思うんですよね。本日の4コママンガへのリンク http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2017/10/2827_1011.jpg ☆　頑張る前に頑張り方を考える人間はどのような願望でも持てます。ところがその願望が叶うかどうかというのは、自分がそんな願望が叶う世界とどう繋がっているかに依って決まるのです。歌手になりたいと言って、田舎のカラオケボックスでバイトをしても、歌手になれる可能性はほとんどないんです。いくら歌が上手でもね。それなら芸能事務所の前で歌っていた方が可能性はあるんです。フランスに留学しながら、メジャーリーグで野球をしたいと言うのはおバカなんです。フランスにはプロ野球もありませんし、国民の大多数は野球というゲームすら知らないんですから。こういう例を挙げると、そんなの当たり前だよねとみなさんは思うのですが、ではいざあなたの今の願望と、あなたと社会との関係性を熟慮した時に、　　●　よっしゃ、このレールの向こうにはオレの願望があるのだ！と言える人がどれくらいいるんでしょうか？願望がレールと繋がっていないのであれば、願望を切り替えるか、レールを切り替えるかのどちらかをしなきゃならないのです。私の場合は、怪しい系の修行の数が増えてきてあれもしたい、これにも取り組みたいという願望がドンドン出て来たんですが、通勤に往復2時間半、残業が毎月100時間程度あったサラリーマンの状態では、レールが繋がっていないわけですよ。なんたって時間がありませんから。で、どうするのか？という話になるんです。ここでいつまでも願望を引きずったまま、でもレールも繋ぎ換えずに不平不満を言っているのが世のサラリーマン諸氏なんです。私の場合には、これはどこかでサラリーマン的生き方を止めなきゃムリだと分かったので、サラリーマンでなくても生きられる何かを手にしようと考えたんです。その時にはたまたま2年くらい書き続けていたメールマガジンが目の前にあったので、これを使ってどうにかならないか？と考えたんですが、これが今の私の生業になっているのです。そしてそれは、レールを切り替える決意さえ持てば誰でもいくらでも同じことが出来るのが今の日本なのです。若い頃、フリーターで働いていた時に、どうやったらまともなサラリーマンになれるのかを考えて、自分の学歴やら能力を考えた時に、語学力くらい身に付けていないとスタート地点にも立てないなと分かったので、英語と中国語を勉強したんです。サラリーマンになれてからも、考え方のベースは同じですから。出世したければ出世するためのレールと自分を繋げなきゃなりませんし、転職したいのなら、キャリアチェンジしたいのなら、年収を増やしたいのなら・・・全部同じですから。人生、頑張るのは当たり前で、それ以前のところでその頑張り方は正しいのか？もっと成果に直結する良い頑張り方は無いのか？を考えなきゃならないんです。このメールマガジンの読者さんは、世間一般のレベルから考えると非常に優秀で、意欲も高く、将来の願望もハッキリしている人が多いと思うんです。それは素晴らしいことなんですけど、そろそろ次のステージのことを考える必要があると思うんです。優秀で頑張っているのに、3年前と比較しても願望までの距離が近づいた気がしない、というのならレールが違うところに接続されている可能性が高いんです。そんな人は早く、正しいレールに切り替えなきゃなりません。その時に絶対にやってはいけない思考が、　　■　今までこんなに頑張って来たんだから、ここで止めるのは勿体ないというヤツです。その考えはレールが正しく接続されている場合にのみ有効なんです。そして正しく接続されているのなら、3年も続けたら何らかの進化、進歩、近づいている感があるはずなんです。それがないのであれば、とっととその道は捨てて新しい道を作るんです。そっちの方がはるかに早くゴールに着きますから。ちなみに、こうやって勿体ないと考える人は決して株取引をしてはいけません。必ず負けますから。こういう人は、いつか上がるかも、これだけ長く持っていたんだから勿体ないって考えるんですね。この状態でサクッと売って、損失を確定させて次のめぼしい株を探すことを損切りというんですが、この損切りこそが株で儲け続けるための必須能力なんですよ。歴史を繙くと、日本が今次大戦でアメリカと戦ってしまったのも、この精神構造のせいなんですよ。満洲から出て行けとハルノートで言われて、　　■　撤退したら大陸で亡くなった英霊たちに申し訳が立たないと言って撤退を拒否したのが旧陸軍なんですから。それが300万人の戦没者という結果になり、自分たちの組織の解体という結果を生んだわけですね。ここで損切りをしていたら、あそこまで悲惨な負け方はしなかったはずですし、帝国軍は存続したはずです。でもそうなっていたら我々も徴兵された可能性が高くて、それはそれで困るんですけどね。 ◎このメールマガジンの友人へのご紹介は大歓迎です◎ ◎◎　みなさんからのご質問もお待ちしています　◎◎ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 　本メールマガジンの無断転用、複製を禁止します　著者に無断でブログやウェブサイトに貼り付ける　などの行為は著作権違反です。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 　　　　　読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。ありがとうございました。佐藤正遠（さとうしょ～おん）株式会社メディウム・コエリ Copyright (c) Medium Coeli All Rights Reserved. - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - サラリーマンで年収1000万円を目指せ ☆発行責任者：佐藤正遠（さとうしょ～おん） ☆お問い合わせ：melma@bc.iij4u.or.jp ☆配信スタンド：まぐまぐ！ http://www.mag2.com/ ☆配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000258149.html
ツイート @SatoShowonさんをフォロー

ひとつ前の回へ次の回へメールマガジン第2827号