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メールマガジン 第2655号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第2655号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から8年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年にはキャリアアップ部門で一位と3年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

https://twitter.com/salary_1000man
こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

少年法という法律があって、ここでは20歳になっていないつまり20歳未満の人間が犯した
罪を、成人とは別枠で対応しおうじゃないかということになっています。

ま、法律というのは多くの場合、第1条に、その法律の目的や理念、狙うところが書かれ
ているんですね。で、さっそくググってみたら、


第一条  この法律は、少年の健全な育成を期し、非行のある少年に対して性格の矯正及
び環境の調整に関する保護処分を行うとともに、少年の刑事事件について特別の措置を講
ずることを目的とする。


って書いてあるわけです。
つまりこの法律は少年をどう罰するかを規定するものではなくて、健全な育成と性格の矯
正、環境の調整を行うことが目的で作られたことが分かります。

で、その少年法の適用範囲を20歳未満から18歳未満に引き下げようという議論が行われて
いるんです。


少年法「18歳未満」諮問へ
http://mainichi.jp/articles/20170131/k00/00e/040/246000c


これはもちろん選挙権を20歳から18歳に引き下げたことと連動しています。
18歳はもう大人、だから選挙権もあげるけど、大人なんだから懲罰も大人と同じにしなき
ゃ辻褄が合わないよねということです。

ま、論理的にはその通りで筋が通っているわけですが、でも今の時代の18歳、20歳を見る
と、引き下げどころが引き上げが必要なんじゃないか?というくらい精神年齢が低いと感
じるのは私だけでしょうか?


今年も例年のように成人式で暴れたおバカちゃんが全国にいたわけですが、ああいうのっ
て私が成人式を迎えた頃って、恥ずかしくてやれませんでしたよ。ああいうのが許される
のは中学校の卒業式までで、そういえば私が中学生の頃の卒業式って、今の成人式みた
いな大騒ぎが良くあって、学校によっては警察が警備してましたから。

それと同じことを中学卒業から5年も経っているのにやっているのが今という時代なんで
す。これって明らかに精神年齢が退化してるでしょ。

同じように我々が中学生の頃には、「卒業式でああいうバカをやるのは、オレたちの頃は
小学生で終わってたものだ。まったく今の若者は精神年齢が低くなったものだ」と年上の
人たちに嘆かれたのを覚えています。つまり集団としての精神年齢って徐々に下がってい
るのではなかろうか?という仮説がここで生まれるわけです。

そのつもりで時代を見てみると、戦前には国のために命を投げ出す若者がたくさんいたわ
けで、この自己犠牲の精神は現代人はほとんど持ち合わせていないですよね。さらに明治
の文明開化の時代には、優秀な日本男児が海外の大学で学んだわけですが彼らの多くは留
学先の大学で首席を取って卒業するんです。入学したばかりの頃は、その国の言葉もろく
すっぽ喋れなかった人間が、死ぬほどの猛勉強の結果、現地人を全員追い抜いてしまった
わけですよ。

これ一人や二人じゃなくて、留学した日本人の多くがこういう偉業を成し遂げたわけで、
首席を取れなかったら、「国費で留学させて頂いているのに、首席も取れないのは恥ずか
しくて申し訳が立たない」って本気で思っていたんです。ちなみに夏目漱石ってロンドン
に留学したわけですが、彼は自分の脳みそではいくら死ぬ気で勉強しても首席にはなれな
いと気付いて精神を病んで最後は帰国するんですから。これってどれだけ精神年齢が高い
んだって話です。

さらに遡ったら、


武士の娘
http://amzn.to/2jsfLSX


みたいな事例もあるわけです。これは国家老という武家社会の上流層で生まれた女性が、
どういう教育、躾をされたのかを綴った本で、教育に興味がある人は読んでおくべき名著
なんです。誌面が足りないので詳しくは書きませんが、5歳や6歳の少女がすでに「恥」と
いう概念を持っていた、そしてそれが現代日本人では恥だとも思わなくなってしまった場
面で、恥ずかしいことだと感じられた、そんな時代があったわけです。

つまり、我々は明治以降一貫して精神年齢が下がり続けていると結論付けるのが正しい状
況にあるわけです。(でなきゃ、真っ当な大人が理由も無く働かずに生活保護をもらって
生活し続けるなんて出来ませんよ)

それなのに、少年法の適用範囲を引き下げるというのは、実態から見たら真逆であって、
本来は成人を25歳とか30歳に引き上げて、それまでは大人としての権利を全部剥奪するく
らいがちょうど良いんだと思いますよ。それくらい未成熟な人が増えているという実感を
感じるんですけどね。


本日の4コママンガへのリンク
http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2017/01/2655_0201.jpg


☆ しょ~おん流スキルレバレッジ術

前回までは足場を複数持つとレバレッジが利くよという解説をしたんですが、では私はど
うなのか、どういう形でレバレッジを掛けているのかという解説をしましょう。


私がこれだけ長期間に亘って、幅広い領域でメールマガジンのネタを書けるのも、


  ▼ IT系スキル

  ▼ 会計スキル(P/Lを理解し、良くするためのスキル)

  ▼ 契約書を自分で作れる程度の法務スキル

  ▼ 予算1億円、半年程度のプロジェクトを管理出来るPMスキル

  ▼ エラー削減、効率化を組織に浸透させるスキル

  ▼ 人材採用をスクラッチで構築出来るスキル

  ▼ 集客から顧客化までの施策を作れるマーケティングスキル

  ▼ 人材育成、組織マネジメントのスキル


などがそれぞれ30人から50人に1人くらいのレベルで出来るからです。これってフツーは
複数の人間が係わらなきゃ出来ない領域なんですが、私なら一人で全部そこそこ出来るん
ですよ。っていうか、以前コンサルで係わった会社では、ITサポートのアウトソーシング
先を探してローンチさせるという案件をやったんですが、


  ▼ アウトソーシングの候補を見つけてくる

  ▼ 要件定義をする

  ▼ コスト試算をして、その枠内に収める

  ▼ コンペを実施して1社に決める

  ▼ 個別契約書、SLA、SOWをスクラッチから書いて合意させる

  ▼ アウトソーシング先の教育プランを作る

  ▼ ローンチまでの進捗管理、品質管理をやる


をほぼ一人でやりましたから。こんなの一人で全部やれる人なんて、一万人に一人もいな
くて、おまけにその会社は外資だったので、一部の業務で本国の人間と英語でやりとり、
ネゴが必要なバイリンガル案件だったんですよ。つまり、この業務スキルに英語ってハー
ドルが乗って来るわけで、そうなるとそんな人が人材マーケットにいるわけないんですよ。


独立してすぐだったので、大サービス特価で月額100万円にちょっとプラスくらいで請け
ていたんですけど、ひとつひとつの要件をクリアする人を雇うだけで、50万くらい掛かり
ますから。フツーはチームでやるわけで、そうしたらトータルで月に300万とか400万のお
カネが掛かるはずなんですよ。それが私に全部お任せしちゃえば100万ちょっとで済むん
ですから、買う方もお得ですよね。

私の方だって、一人で自由にやった方がやりやすいんですよ。頭の中にある、「こうやっ
たらベスト」という絵図を誰にもジャマされずに出来た方がストレスありませんしね。

でもこれらの私の出来る事って、それぞれの項目を見ると、ホンモノのプロは私なんかが
足下にも及ばないような知見とか、経験値を持っているんです。そこで勝負したら私に勝
ち目はないんです。そして私はそこのスキルを深掘りしようとしなかったんです。ひとつ
ひとつのスキルはほどほどに押さえておきながら、出来るジャンルを増やしていったんで
す。

そしてそれらのスキルが有機的に連携を取れるように、次に学ぶべき領域を戦略的に探っ
て行ったんです。そうしたら数万人に一人、ピンポイントで案件に当てはまったら私以上
にオトクな人はいない、という存在になれたんです。

でも学びの途中にあった当時の私は、そんな遠大な視座を持っていたわけではなくて、た
だ日々の業務で落ちこぼれずに、人後に落ちないように、少しでもレベルを上げられるよ
うにって思ってやっていただけなんです。それがいつの間にか、人様に教えられるレベル
になっちゃったというだけでね。

戦後からバブルまでの日本のビジネスパーソンには、そんな人がたくさんいたんですよ。
そんな人たちは定年後も独立したり、会社の顧問になったり、アドバイザーになったりし
てマーケットから必要とされていたんです。


私は今でも、そういう領域を増やしたいと思っていますし、実際に独立してからはサラ
リーマン時代では磨けなかったスキルが身に付いてきましたから。

そういう学びが楽しくなってくると、人生って本当に面白くなるんですけどね。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
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