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メールマガジン 第261号

  ■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
      
  ■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第261号 ■ ■
      
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  こんにちは、佐藤正遠(さとうしょうおん)です。

        
  このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
  たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
  佐藤正遠(さとうしょうおん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
  を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
      
  内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
  その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
  http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
    
  また、ブログもあります。
  http://d.hatena.ne.jp/showon/
  こちらは、テーマを変えて、かなり日常に近い事をお伝えしています。楽しい
  事、うれしい事しか書きませんので、読むと元気になるはずです。是非こちら
  も見に来て下さい。
     
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  ☆ 強みにフォーカスしろって言うけれど・・・
  

  ビジネス界でよく言われる事に、
  

  
    ▼ 弱みに関わるのは止めて、自分の強みにフォーカスしろ

  
  
  という格言(?)があるんですが、個人的にはホントかいな?って思っていま
  す。

  
  組織運営という意味に於いてはこれは全く正しいと思っていますよ。
  

  例えば、技術力はあるけれども、お客様とのやりとりが上手くできないという
  エンジニアに対して、
  

  
    ■ お客様とのコミュニケーションを鍛えるために、もっとカスタマーフ
      ェーシングな業務をアサインするぞ!
  

  
  なんて言っても、多分成果は出てこないでしょう。
  

  それよりも、
  

  
    ● 技術力をもっと活かせるポジションにアサイン
  

  
  した方が、チーム及び、組織としては、成果が出てくるはずです。

  
  でも、それだけで良いんでしょうか?
  

  
  何が言いたいのかというと、会社の上司として業務をアサインするという事と、
  個人が自分の弱みを補う勉強をするというのとは別な次元だと思うんですね。

  
  
  
  仮に上司が、部下の事を思って、

  
  
    ● 技術力をもっと活かせるポジションにアサイン
  

  
  したとします。そしてそういうポジションにアサインされた部下として、

  
  
    ● 俺は顧客対応が下手だから、技術力だけ磨けば良いんだ

  
  
  と思ったとしたら、それは私は大失敗だと思います。
  

  強みを活かすというのは、組織が短期的に成果を出すために採る戦術としては、
  正しいのですが、個人として同じように考える事はマズイ事なのだと私は考え
  ています。
  

  
  つまり、私がこのような部下だとしたら、
  

  
    ■ 顧客対応が下手だ
  

  
  という事実は、自分の将来に於いて、強烈なボトルネックになって跳ね返って
  くるのだ、という思考を持つ事が正しいあり方だと思うわけです。

  
  
  人間には、強みと弱み両方があるわけで、誰しも、強みの部分には興味もあり
  ますし、意欲的にその領域を伸ばそうという気持ちもあるモノです。

  
  まさに、「好きこそものの上手なれ」ですから。
  

  
  しかし、真実として、
  

  
    ● ある領域に於けるボトルネックが、全体の成長を阻害する

  
  
  事もあるわけです。
  

  組織運営というのは、将棋を指すようなモノですから、個人の強みに応じて、
  駒を配置し動かせばいいわけですが、個人というのはまさにその将棋の駒なん
  ですね。
  

  自分が香車のスキルしか無くて、香車の直進性だけに磨きをかけたとしても、
  金や銀になれるわけではないんです。
  

  
  そして社会を生き抜くためには、金のように、「横に動く」スキルも絶対に必
  要になるんですね。
  

  
  「自分には横に動くスキルが無い」と感じたのであれば、そのスキルを身につ
  けるという事もとても大事な事なのだと思うんですよ。
  

  
  そして、1000万という年収を目指すのであれば、そこには1000万に相応しい、
  「普遍のスキル」があるわけです。
  もしその領域に於いてスキルが足りないというのであれば、そこから目を逸ら
  して、強みだけを伸ばそうとしても、必ず壁にぶち当たるわけですね。
  

  
  そんな人にとっては、強みを伸ばす事よりも、むしろ、弱みを補う事に注力し
  た方が、全体的なレベルが向上するわけです。
  

  
  そして、正しいマネジメントというのは、
  

  
    ● 強みを褒めて、伸ばしてあげる
  

  
  けれども、
  

  
    ● 言いにくい弱みについても言及し、中長期的に必ずキャッチアップさ
      せる

  
  
  事も同時にやらないといけないのだと思います。

  
  
  

  今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
    

  ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。


    
    
  佐藤正遠(さとうしょうおん)
    
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  メールマガジン「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」
  ☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょうおん)
  ☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
  ☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
  ☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html
  

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