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メールマガジン 第2603号 | |
╋╋…‥・ ・・‥‥…━━━━━━━━━━━━━━━━╋ 願望実現に補助線を引こう http://showon-sato.com ┃ サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ ・・・━ 第2603号 ━ ・・・ ━━━━━━━━━╋…‥・ ・・‥‥…━━╋━━━━━━ おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。 このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、 連載開始から8年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く ようになりました。 その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を受賞しました。 私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。 http://showon-sato.com/index.php/about1/ バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます ので活用して下さい。 http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/ 成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは 読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。 http://showon-sato.com/index.php/g_books/ 本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に 付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知 れません。 ツイッターは2つのアカウントがあります。 https://twitter.com/SatoShowon こちらは私の日常をツイートしています。 https://twitter.com/salary_1000man こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ ◆ 今日の前フリ ◆◇ 昨日は出張の疲れを癒すためにほぼ1日中読書に耽っていました。活字を大量に読むと、 なぜか疲れが取れるんですよね。幸いなことに、読むべき本は売るくらいあるわけで、本 棚から溜まった未読本を無造作に取り出して読んでみたら、思わぬ良書を発見。 最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常 http://amzn.to/2fAgMlI この本が色々なメディアで大絶賛されているのを家人が見つけ買った本なんですが、売れ るには理由があるということが読めば分かります。 芸大ってたぶん日本で一番入学するのが難しい大学なんですけど、そこの学生がどういう 勉強をしているのかって長く謎だったんですよね。そしてあそこの学生が人間としてどれ くらい常識からズレているのかも、それなりにイメージは出来るんですがリアルな物語と して読んだり聞いたりしたことがなかったんです。 本書はその両方が完全な形で満たされます。やっぱり芸大に入れる人って、世間一般でい う常識人とは色んな意味でかけ離れています。といっても付き合いにくいとか、人格とし てどこかに問題があるというわけじゃなくて、単に「オタク」が芸術の分野で昇華したら こういう人になるのも宜なるかなという感じなんです。 本書が特に優れているのは、絵画を学ぶ美校と音楽を学ぶ音校との極端なまでの違いに鋭 く着目したところでしょう。同じ芸大なのに、両者は似ても似つかないところが随所にあ って、このコントラストが読者を飽きさせないんです。美校の方は雰囲気が緩やかで部外 者が入っても追い出されないのに対して、音校の方は高価な楽器を扱っているからか、 カードリーダーによる施錠がされているとか、美校の方はその流れから時間にルーズな人 が多いとか(教授会で時間通りに集まった教授が一人だけってスゴい大学です)、逆に音 校の方はコンサートやコンテストの性格上、時間には厳しいなんて、言われればなるほど なんですが、フツーの人は気付きませんよね。 さらに美校の方は作品が主役なのに対して、音校の方は演奏者が主役になるんですね。そ の結果、美校の生徒はオシャレに無頓着な人が多いのに、音校の方は真逆だったりなんて エピソードも面白いでしょ。 ってことで、この本は難しい本を読んだ後の口直しというか、脳みそのクールダウンには 最適の本でした。これを読んだら来年の藝祭(芸大の学園祭ね)に行きたくなること請け 合いです。 本日の4コママンガへのリンク http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2016/11/2603_1109.jpg ![]() ☆ 勉強は辛いか楽しいか? 勉強という言葉からどんなイメージを連想しますか?辛い、苦しい、嬉しい、楽しい、達 成感、充実感、挫折感、倦怠感さまざまですよね。 私の場合には、小学生、中学生の頃はポジティブなイメージの方が多かったんですね。ほ とんどの問題はスラスラ解けるし、新しい知識を身に付けるのは楽しいし、成績が良けれ ば達成感もあるし、優越感まで持てましたから。これがガラッと変わったのが高校に入っ てからです。同じレベルの人間と競争するというのがどういうことなのかをまざまざと理 解させられました。 この頃は辛い、苦しい、挫折、無能、自己否定という単語で語るのがつきづきしい、私に とっては思い出したくもない期間なんですね。その後、社会人になると勉強の概念が一変 します。どこがどう変わったのかというと、 ● 勉強の成果、結果とインセンティブが直結している ことによって、モチベーションの維持が楽になったことです。 若い頃にやれる仕事というのは、どこでどんな職種に就こうとも、「何かを覚える」、 「覚えたことを実行する」、「実行出来る件数を増やす」、「でも品質は低下させない」 「飽きずにこれを繰り返す」という要素で構成されているんです。特に下流のアルバイト がやるような仕事ってこれの組み合わせで、中には「何かを覚える」、「覚えたことを実 行する」、「飽きずに繰り返す」だけで出来ている仕事だってあるんです。 その環境で、勉強がどう活かされるかというと、まずは最初の「何かを覚える」という場 面ですね。ここで覚えることが辛い、苦しい、やりたくないだとあなたにとってその仕事 は全く向いていないということです。どんな仕事だって、 ● 何一つ覚える事なしに成し遂げられることはない んですから。学生時代にやった数学の公式とか、英単語の暗記って公式や単語を覚えるこ と以上に、 ● モノゴトを覚える、記憶する感覚を養うためのもの なんですよ。これを頭で出来ないと、身体を使って覚えるしかなくなるんです。肉体労働 系ってそういうところがあるんですけど、頭を使って覚えられない、覚えるのが苦手、苦 痛、やりたくない、という人がホワイトカラーとか、デスクワークを目指しちゃダメなん です。そういう人は職人的な、身体の動きを通して仕事を記憶し、その精度を高めていく という方向で仕事を探すべきなんです。 これは年頃のお子さん(つまりそろそろ働き出すんだよな、という年齢ね)とか、入社し たは良いけど、どうもこの仕事は向いていないんじゃないのという部下を扱う時に知って おくべき知識なんですね。もちろん自分自身を振り返る時にも使えますよ。 まず最初の関門である「仕事を覚える」は私にとって、いつでもどんな仕事でも楽しいも のでした。私にとっては、仕事を覚えるイコールおカネをもらうための最初のドアを開け たということですから。つまり先ほど書いた、勉強の成果とインセンティブが直結すると いうことであって、早く正確に覚えられればそれだけで他の人との競争で有利に立てると いうことなんですね。 たかがルーティーンワークでそんなことになるのかって?たかがルーティーンだからこそ なるんです。ルーティーンワークのトレーナーって、そのことばかりを毎日、誰かに教え 続けているんです。1年も続けたら手順や説明方法も暗記しちゃって、相手がどこで間違 えそうかも予想出来ちゃうくらいにはなるんです。教えることがルーティーンになると仕 事はつまらなくなるものですが、そういう仕事をしているのがトレーナーなんですね。 そんな人の前で、一発で説明されたことを理解して、記憶して、それを間違いなく実践出 来るトレーニーがいたら、 ● おお、こいつなかなか使えそうじゃん って思っちゃいますよね。これがエコヒイキされる最も簡単な方法なんですよ。 次回に繋げます。 ◎このメールマガジンの友人へのご紹介は大歓迎です◎ ◎◎ みなさんからのご質問もお待ちしています ◎◎ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 本メールマガジンの無断転用、複製を禁止します 著者に無断でブログやウェブサイトに貼り付ける などの行為は著作権違反です。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。 ありがとうございました。 佐藤正遠(さとうしょ~おん) 株式会社メディウム・コエリ Copyright (c) Medium Coeli All Rights Reserved. - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - サラリーマンで年収1000万円を目指せ ☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん) ☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp ☆配信スタンド:まぐまぐ! http://www.mag2.com/ ☆配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000258149.html | |
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