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メールマガジン 第2526号

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           願望実現に補助線を引こう

         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 
           http://showon-sato.com

         ・・・━ 第2526号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から8年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

https://twitter.com/salary_1000man
こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

天皇陛下の生前退位の話題が盛り上がっていますが、これをなぜ宮内庁が否定しているか
って考えた事ありますか?そもそもこれ本当に宮内庁が正しくてガセなのか、本当に退位
したいと考えているのかどちらなんでしょうか。

これが本当にガセネタなら、最初に報道したNHKは大騒ぎですよ。いったい誰が、どこか
らのソースなのか、誰がどうやってウラを取ったのか、それを報道の承認をしたのが誰な
のか。これが一般のニュースで、全部がガセならこのあたりの関係者はみなさん左遷確実
ですから。というか、自信がなければ謝罪して火消しに躍起になるはずです。

ところが今回、NHKにそういう兆候は見られません。NHKとしてニュースのクレディビリテ
ィが問われているのに、内部で騒いでいる様子も見られません。これが何を意味している
のかというと、このニュースのソースが宮内庁で、あらかじめこうなるシナリオが出来て
いたということだと思います。

つまり宮内庁がNHKにリークして報道させる、でも宮内庁は否定する、その間の世論の沸
騰ぶりを静かに観察する、という台本なんだと思います。なんでそんな回りくどいことを
やるのかって?

だってそもそも天皇陛下が過去200年例の無い生前退位を言って、世論的に反対意見が多
かったら天皇陛下のメンツ丸つぶれでしょ。そういう希望を持っていて側近に漏らしたの
なら、側近つまり宮内庁がやるべきことは、どうにかして希望を叶えて差し上げるか、も
し世論的に反対が多い場合に自分たちが泥を被って天皇陛下を守ることです。

今回世論は同情的で、そんなバカな、残念、という声はほとんど聞こえません。そういう
反応を見て、宮内庁から内閣に法整備を依頼する、関係法が整ったら宮内庁もしくは政治
の司の方から生前退位をお勧めする(陛下の希望、ワガママで退位するのではなく、周り
の人間が状況を慮って退位を進言したという形にする)というところまで、すでにシナリ
オに書かれているんですよ。

今回はその台本の最初の一幕が開いただけだと思いますよ。宮内庁が否定した理由は、今
書いたように、陛下が希望を出したことになると、ワガママと受け取られかねないからで
す。ですから、陛下自身は何も言っていない、希望もしていない、でも周りの方が、


  ● ご高齢ですし、体調のこともありますから是非に


って言って、仕方なくそれに従って退位した、という形作りが必要だったからです。

世の中のウラを読むのって、こういうニュースからどこまで全体像を読めるかだと思うん
ですよね。

私個人的には、80歳を超えた人にルーティーンワークを課している今の状況があり得ない
と思うんですけどね。フツーその歳は完全隠居で、自由気ままに過ごすわけですから。こ
れを機に、75歳退位制のようなガイドラインを作った方が良いと思うんですけどね。



本日の4コママンガへのリンク
http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2016/07/2526_0715.jpg


☆ 人生のバックナンバーを整理する

今日の話は部下もしくは後輩を持っている人には刺さるかも知れません。

上司もしくは先輩の役割として、部下や後輩に何かを教え、諭し、気付かせ、理解させる
という一連の行動があるわけですが、往々にして狙い通りに行かないものなんです(笑)。
人の言うことなんて聞きませんから、フツーは。神妙な顔をして、ハイ分かりましたって
言ってるのは、そうした方が説教の時間が短くなることが分かっているからなんですよ。


そうした時に私が良くやっていた方法は、自分が若くてダメダメだった時、つまり今あな
たの目の前にいる部下や後輩と同じ立場、レベルだった時に何をどう考えたのか、そして
どうしたのかを回顧録のような雰囲気で語ることでした。

これは今でもこのメールマガジンで頻繁に同様の手法を使っていますよね。古くからの読
者さんはもしかしたら、私自身以上に私の経歴とか、やって来たこととか、その時の心境
とかを特にダメダメ、グダグダの時代で詳らかかも知れませんね。(汗)

でもね、これって刺さるんですよ。
なぜ刺さるかと言えば、当時の自分の目線の高さと、今の彼らのそれがほぼ同じだからで
す。年が若いってそういうことですから。同じ目の高さに合わせてから話をすると、伝わ
りやすいというか、親近感が湧くというか、抵抗出来なくなるんですよね、人間って。

もちろんそれは私が高卒で、30過ぎまでプラプラとフリーターをやっていたということが
大きいと思うんですけどね。もし私が現役で東大に受かって、在学中に司法試験にも合格
して今は弁護士をやっている、という経歴だとしたら、そもそもその当時から目線の高さ
が同年齢の一般人とは違うわけで、そうであったら刺さらないと思うんです。逆にそうい
う場合にはエリートの人を分母に持ってくれば、同じ目線の高さになって刺さるんですけ
どね。


どちらをターゲットにするにしても、こういう自分の昔ばなしの抽斗っていつでも、状況
に応じて取り出せるように整理しておく必要があるんです。それを私は人生のバックナン
バーを整理すると表現しているんです。特に使えるのは、自分がダメダメ、グダグダだっ
た時の体験記で、そこからさらに下に落ちるにしろ、一念発起して上に這い上がるにしろ、
前者なら笑いを取るという効能が見込めますし、後者なら素直に刺さる話として利用出来
るんですね。後者はやり過ぎると自慢話にしかならないので、サジ加減は考えなきゃなり
ませんが。

そういうネタをあらかじめ整理して、抽斗にラベルを貼っておくと、タイムリーにその昔
ばなしを、あたかもそのテーマにピッタリのバックナンバーを無言で差し出すかのように
相手の目の前に置けるんです。

もちろんここには笑いだけでもダメですし、自慢話だけでもダメです。これがちょうど良
いバランスで混在した時に、相手は笑いながらもチャンとエッセンスを理解してくれるん
です。私のセミナーが理解度が高く伝わるのは、私がそういう自分の抽斗を常に整理して、
どこにどういうネタがあるのかを把握しているからであって、さらにここに新しいネタを
仕込むということも怠らずやっているからでもあるんです。

人間をマニュアルを読みながら機械を動かすように操作することは出来ないんです。人間
には感情がありますから、感情の襞を刺激してあげないと、無機質な反応しか返って来な
くなるんです。そういう相手の感情の襞をコチョコチョするための、同じ目線の高さで構
成されたバックナンバーを必要なタイミングで取り出せるって大事なんですよ。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
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