ログイン | 新規登録

創刊号へ

前の号へひとつ前の回へ

次の回へ次の号へ


メールマガジン 第2369号

  ╋╋…‥・    ・・‥‥…━━━━━━━━━━━━━━━━╋

           願望実現に補助線を引こう

         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 
           http://showon-sato.com

         ・・・━ 第2369号 ━ ・・・

  ━━━━━━━━━╋…‥・    ・・‥‥…━━╋━━━━━━


おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から7年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

https://twitter.com/salary_1000man
こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

◆ 今日の前フリ ◆◇

1月の速読セミナーはあっと言う間に満席となってしまいました。すでにキャンセル待ち
の方が何名かいらっしゃるので、これからお申し込みをされる方は難しいかと思います。
来年の後半に企画しますのでお待ちくださいませ。


セミナーと言えば、新春恒例の新セミナーをお待ちのベテラン受講生がいらっしゃると思
うんですが、こちらは着々とアジェンダを作っております。日付けだけお知らせしておく
と、東京は1月の23日、24日、大阪は2月21日で部屋を取りました。3日とも同一内容にす
る予定ですので、受講希望の方はどこかひとコマを考えておいてくださいませ。


時事ネタですが、今度の日曜日は大阪で知事選挙と市長選挙があるんですが、これでちょ
っと感じたことを書いてみます。ま、私は大阪に住んでいないので直接影響は無いのです
が、当該エリアの住民の方は知っておいた方が良いですよ。


http://www.city.osaka.lg.jp/seisakukikakushitsu/page/0000218849.html


ここを見ると、大阪市では市営のバスや電車って70歳以上になると50円で乗れるらしいん
です。この敬老パスに掛かる経費が年間84億円も掛かっているそうです。こういうのって
大っぴらには反対しづらいんですよね。こころの中では、「バスや電車くらい自分のカネ
で乗れよ」と思っていても、老人の前でそういうことを言ったらお年寄りを敬っていない
と反論されたらどうしよう、と思ってしまい口をつぐんでしまう。でも財政を考えたら、
いくらなんでも84億もこれに費やすのはやり過ぎだし、受益者負担の原則から言えばお年
寄りだからって安く乗れる理由は無いわけですよ。


あのね、選挙ってそのためにあるんですよ。直接言うと角が立つようなことを、投票とい
う形で意思表示をする、面倒な事を政治家にやってもらう、そのために働いてくれる人を
選ぶのが選挙なんです。選挙に行かないということは、そのような意思表示のチャンスを
ドブに捨てるということで、そういう人が若年層に多いというのが今の日本なんです。

意思表示をしなければ、その人のための政策が作られるわけがありません。今の日本では
お年寄り向けの政策はたくさんあるのに、ニート対策とか、非正規労働者への手当てとか、
ポスドクの就労支援とか、若者が抱える諸問題に対する政策がイマイチパッとしないのは、
こういう問題に該当する年齢層の人たちが選挙という意思表示をしないからですよ。

日本では長く、主義主張の違いによる政党は存在しますが、ザクッと年齢で切った政党っ
て存在しないんですよね。日本若者党(名称のセンスは別にして)みたいな、例えば35歳
以下の人たちのための政策を作ります、みたいな政党があれば分かりやすくて投票もする
と思うんですよね。ちなみに、自由民主党って、別名老人農家金持ちエコヒイキ党ですか
ら。もう少しえげつなく言えば「都会の若者、サラリーマンをいじめちゃうぞ党」とも言
えて、このメールマガジンの主たる読者にプラスになるような政策は後回しが党是なんで
すよ。

そういうことを理解した上で選挙というものを考えた方が良いと思うんですよね。


本日の4コママンガへのリンク
http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2015/11/2369_1119.jpg



☆ 筋を通すことに拘る

日本という国の歴史を勉強すると、この国が如何に信義を重視してきたのかということが
分かります。これはたまにセミナーで話をするんですが、日本が100年以上前に戦った日
露戦争、あれは日本に戦争をするお金は無かったんですね。戦争というのはとにかくメチ
ャクチャ金が掛かりますから。鉄砲の弾一発撃つのだってお金が必要ですし、毎日3回兵
隊にメシを食わすのだってタダじゃ無いんです。

余談ですが、ですから今の日本は戦争は出来ません。そんなお金がありませんから。日本
の財政予算のどこを捻っても戦争をするお金は出て来ませんから。今ある自衛隊を維持す
るのだって青息吐息なのに、実戦が始まったらこの5倍や10倍のお金が必要になるんです
から。一切の社会保障を止める、国民が納めた年金も全部戦費に使う、くらいのことをや
らないと戦費の捻出は出来ません。そしてそれは不可能なのです。

実は日露戦争もそこまで追い詰められたんです。お金の面でね。もう国内では戦費の調達
がムリとなって、どうしたかというとユダヤ人のネットワークを使って外債を引き受けて
もらったんです。これ、外債ですから当然ですが利息が付くんですね。

ではここで問題です。日本はこの借金を何年掛けて返済したでしょうか?

実はこれ、80年掛けて元利ともにチャンと返済したんです。80年って言ったら1981年です
から、つい最近のことなんですね。

律儀ですねぇ、日本って。借金を踏み倒した国なんて世界中にはたくさんあるのにね。で
もこれこそが日本という国家の信用に繋がっているんです。

日本は国家として、約束したことは必ず守る、こういうところではブレないんですよね。
そういうのを筋を通すって言うんですが、ビジネスの世界でも筋を通すって重要なんです。
筋を通すために踏ん張れば踏ん張るほど、あなたに人格的な迫力が具わってきますから。
これを繰り返していると、いざという時に、


  ● オレの言うことが信じられないってのかい?


って啖呵を切った時に、相手の顔から冷や汗が出て、

  
  ● イヤイヤ、まさかそんなことは思ってもいませんよ


って答えるようになるんです。筋を通したことが無い人がハッタリで同じセリフを言って
も、


  ■ 全く信じられないんですよね、何か担保を出して下さいよ(笑)


って言われちゃうんです。この違いって論理じゃないんです。話している人の人格が投影
されているだけですから。ですからテクニックやスキルでどうにかなる問題じゃ無いんで
す。あなたの身体から滲み出てくるものを相手が勝手に知覚しているだけですからね。

ハッキリ言うと、部長以上になりたければ、この力を使えないと仕事になりませんよ。修
羅場や土壇場に追い込まれた時に、あなたの人格をベースにした迫力が出せるかどうか、
それで相手を黙らせることが出来るかどうかって、ビジネスの成否を分ける分水嶺になり
ますから。

男子たるもの40歳くらいになったら意識して、この力を育てないと上には行けませんよ。


そのためには、自分にとって拘るべき筋はどこにあるのか?これだけは譲れないと言える
ものは何か?をしっかり考える必要があるんです。そしてそれが見つかったら、辛かろう
が、苦しかろうが、厳しかろうが、切なかろうが、自分が損をしようが、この筋を通すこ
とに徹底的に拘るんです。

その過程で体験する辛い、苦しい、悲しい、厳しい、切ないイベント、感情があなたを鍛
えてくれるのです。まさに男はつらいよを地で行くのです。他の人はあなたのそんな姿勢
を良く見ていますから。それが信用というものに繋がるのです。



◎このメールマガジンの友人へのご紹介は大歓迎です◎
◎◎ みなさんからのご質問もお待ちしています ◎◎

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 本メールマガジンの無断転用、複製を禁止します
 著者に無断でブログやウェブサイトに貼り付ける
 などの行為は著作権違反です。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
     
読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

Copyright (c) Medium Coeli All Rights Reserved.

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
サラリーマンで年収1000万円を目指せ
☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆配信スタンド:まぐまぐ! http://www.mag2.com/
☆配信中止はこちら
http://www.mag2.com/m/0000258149.html

創刊号へ

前の号へひとつ前の回へ

次の回へ次の号へ


メールマガジン 第2369号