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メールマガジン 第231号

  ■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
  ■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第231号 ■ ■
    
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  こんにちは、佐藤正遠(さとうしょうおん)です。

      
  このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
  たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
  佐藤正遠(さとうしょうおん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
  を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
  内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
  その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
  http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
  また、ブログもあります。
  http://d.hatena.ne.jp/showon/
  こちらは、テーマを変えて、かなり日常に近い事をお伝えしています。楽しい
  事、うれしい事しか書きませんので、読むと元気になるはずです。是非こちら
  も見に来て下さい。
    
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  中山とかいうお馬鹿な大臣が辞任するとの事ですが、久しぶりにここまで知恵
  が足らん政治家を見る事が出来て、「お芝居」としては面白いなぁと思ってい
  ます。

  
  それにしても、あれだけ信念を持っている(ように見えるんですが)のなら、
  別に大臣になる前から、文教族として、「日教組解体」をどこかの右翼団体と
  コラボしてやっていれば、
  

  
    ● どこから見ても、大臣不適格者
  

  
  としてラベルされていたはずなのに、なぜ大臣就任直後にああいう振る舞いを、
  悪びれることなくやってしまうのかがよく分かりません。

  
  任命をした麻生総理も、失言が多いと言われていますが、こちらは単純に知能
  指数が低い事による失言なのに対し、この中山とかいう人の場合には、確信犯
  としか思えないヤンチャぶりなのが異なる点です。
  

  それにしても日本の政治家というのは、知性、品性、人格といった部分で、世
  界の後進国であることも、間違いのない事実なのでしょう。

  
  
  ☆ 事実と真実は違うモノ
  

  昨日は、しょ~おん流、「原因分析手法」をお知らせしました。
  今日はその続きです。
  

  
  こうやって一つひとつのプロセスを洗い出して行くと、
  
  

    ● 発送プロセスでは、納期に間に合わない事を把握していたのか
  

    ● 納期に間に合わない事が判明した後、発送プロセスの人間は、「いつ」
      、「誰に」その情報を流したのか

  
  
  というところでエラーが見つかったとします。
  たとえば、
  

  
    ■ 発送を担当する人間が、このスケジュールではどうやっても希望納期
      に間に合わないと分かった

  
    ■ しかし、その情報が正しくお客様と営業マン伝わっていなかった
  

  
  という事が分かったとします。
  

  これを直せば、「同じエラー」は発生しないわけです。
  
  

  で、ここで良くやってしまうマネジメントの失敗は、
  

  
    ■ なんでタイムリーに情報を流さないんだ!バカ野郎!
  

  
  って言っちゃう事なんですね。
  

  こんなのは全く解決策ではありません。
  

  なぜだか分かります?
  

  
  このマネジメントは、今回のエラーの犯人を、「人間だ」と思っているからで
  す。

  
  
  「情報をタイムリーに伝えなかった」というのは、単なる事実なんですね。
  しかし、これは真実ではありません。

  
  
    ●● 事実と真実は全く別なモノ
       ^^^^^^^^^^^^^

  
  この違いをしっかり理解して下さい。
  

  これが分かっているビジネスパーソンって、多分全体の5%以下なんじゃないか
  なぁと思います。
  

  どういう事かというと、彼には彼で、
  
  

    ▼ 情報を流せなかった(流さなかった)理由
  

  
  があるかも知れないんです。それをつまびらかにしないとマズイんですね。
  

  もしかしたら、
  

  
    ■ 誰に伝えたらいいのか分からなかった のかも知れません

  
    ■ 伝えたのがクレームを受けた前日だった(つまり遅すぎた) のかも
      知れません

  
    ■ そもそも、発送側では、「お客様の希望納期」を知らなかった のか
      も知れません

  
  
  ここで判明した事実を生み出した原因まで理解できて、
            ^^^^^^^^^^^^^^^

  
    ●● 初めて真実が明らかになった
  

  
  と言えるわけです。
  

  つまり、事実と真実の関係は、
  
  

    事実⊃真実
  

  
  なんですね。
  

  対応策を作るのは、ここまではっきりと理解できてからなんですよ。
  

  
  たとえば、「誰に伝えたらいいのか分からなかった」のであれば、対応策は、
  

  
  
    ● お客様と営業マンをヒモづけるリストの作成
  

    ● 緊急連絡網の作成

  
    ● どのタイミングで、誰に伝えるのかのルール決め

  
  
  となるわけですし、「伝えたのがクレームを受けた前日だった(つまり遅すぎ
  た)」のであれば、さらに深堀して
  

  
    ■ なぜ前日まで連絡をしなかったのか?
  

  
  を洗い出す必要があるわけです。
  

  
    ■ 分かっていたのにやらなかった
  

  
  のであれば、「教育」と「ルール決め」が必要ですし、
  
  

    ■ そもそもそんな情報はどこにも書いていなかった

  
  
  と言うのであれば、発送担当者が、「希望納期を知る事が出来る」ようにシス
  テムを変更する必要があるわけです。
  

  
  ここまで徹底的に調べて、その上で対策を作るというのが、
  

  
    ●● 真の意味での改善策
  

  
  なんですね。
  

  こうしてみると、
  

  
    ■ たまたまエラーをしちゃいました・・・
  

    ■ ちょっとした勘違いで・・・
  

    ■ いつもはちゃんとやっているんですが・・・
  

  
  と言うのが、如何にいい加減な原因分析で、
  

  
    ■ 仕方ないなぁ、今度から注意しろよ。
  

  
  と言うのが如何に、有効性が無い指示だったのかが分かると思います。
  

  

  
  今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
  

  ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。


  
  
  佐藤正遠(さとうしょうおん)
  
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  ☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょうおん)
  ☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
  ☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
  ☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html
  

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