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メールマガジン 第229号

  ■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
  ■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第229号 ■ ■
    
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  こんにちは、佐藤正遠(さとうしょうおん)です。

      
  このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
  たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
  佐藤正遠(さとうしょうおん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
  を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
  内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
  その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
  http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
  また、ブログもあります。
  http://d.hatena.ne.jp/showon/
  こちらは、テーマを変えて、かなり日常に近い事をお伝えしています。楽しい
  事、うれしい事しか書きませんので、読むと元気になるはずです。是非こちら
  も見に来て下さい。
    
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  小泉純一郎と王貞治両氏の引退のニュースが列島を駆けめぐっておりますが、
  私は天の邪鬼なので、かなりマイナーなニュースを取り上げようと思います。

  
  
  「医師への行政処分」ってあるんですね。
  これは、犯罪や、診療報酬の不正請求などを行った医師に対して、免許の一時
  停止、取り消し、戒告を行う処分だそうです。
  

  で、今年については、これらの処分を受ける医師が全部で57人いるそうです。
  

  
  はぁ?たったの57人ですか?
  

  しかも、その中で最も重い免許取り消しは5人だけだそうです・・・
  

  これって法政上問題無いんですかねぇ?
  

  だって運転免許の取り消しを食らった人だって全国でもっといますよ。
  しかも、酒を飲んで運転をしたと言うだけで、今は取り消しなんですね。
  まだ、人も轢いていない状態で、つまり、人に危害を加えるという意味では、
  「危険性がある」という状態で、片や免許取り消しになるわけですね。
  

  
  でも、今回対象となった医師、ならなかった医師には、誤診、診療ミスで患者
  さんを殺してしまった医師もいるわけですよ。こちらの人たちはほとんどが、
  「お咎め無し」なんておかしくありませんか?
  

  今回免許取り消しになる人というのは、「奥さんを殺して殺人罪が確定してい
  る」人とか、「収賄罪で刑が確定している」人で、「医療行為によって人を殺
  した人」はそもそも対象外になっているんですね。
  

  医師というのはタダでさえ、税法上の優遇措置があるなど、「人の命を預かる」
  と言う職業に対する敬意が形になっているわけですね。

  
  であれば、医療ミスや院内感染といった過失(本当に過失だったのかを捜査す
  る組織が無いためよく分かりませんが)に対しても、厳しく処分をし、不適格
  な医師については、バンバン免許の停止や取り消しをするのが正しいのではな
  いでしょうか?
  

  
  日本の資格制度の問題点は、一度取得してしまったら、犯罪を犯さないかぎり
  永遠に半自動的に更新がされるという点にあると思っています。

  
  定期的に資格認定、能力検査、適格性の判断をして、NGであればキッチリ免許
  を取り上げるというスタンスにしないとダメなんですね。そもそもこういう土
  壌に於いて、「自浄努力」を期待する事が難しいというのは過去の歴史が証明
  しているわけですから。
  

  
  ☆ 一部だけがダメなんて事はない
  

  ビジネスシーンで良く聞く言い訳に、
  
  

    ■ たまたまエラーをしちゃいました・・・
  

    ■ ちょっとした勘違いで・・・
  

    ■ いつもはちゃんとやっているんですが・・・

  
  
  というのが、日系企業を中心に良く聞かれます。
  

  でも、こんなのはぜ~んぶ間違いです。
  

  こういう言い訳をする人たちが言いたい事というのは、
  

  
    ● 全体の90%くらいは上手くやっているのに
  

    ● 今回だけ、上手くできていない10%が表面に現れただけ

  
    ● だから、心配する事は無い

  
  
  という事です。

  
  この発想は、とっても危険です。と言うよりも、根本から間違っています。

  
  どういう事かというと、ビジネスプロセスに於いて、
  

  
    ●● 一部だけがダメなんて事はありえない
  

  
  んですよ。平たく言うと、
  

  
    ●● 一部がダメなら、本当は全部のプロセスがダメだ

  
  
  と考えないといけないわけです。
  

  たとえばこういう問題を考えてみましょう。
  

  自分の会社が、何かの製品を販売していると仮定して下さい。
  そして、そこへお客様からクレームの電話が来ました。

  
  
    ■ 約束していた納期に品物が届いていないぞ(怒)

  
  
  そしてあなたに社長から、「再発防止策の策定」と、「原因分析」を指示され
  ました。
  

  まぁ、良くあるシナリオですね。
  

  で、この時点で、ダメな会社というのは、先程の言い訳をするんですよ。
  

  発送を担当する人間が、
  

    ■ たまたまエラーをしちゃいました・・・
  

    ■ ちょっとした勘違いで・・・
  

    ■ いつもはちゃんとやっているんですが・・・
  

  
  「あり得んだろう?その言い訳は」って思いませんか?

  
  で、その人が、
  

  
    ● 全体の90%くらいは上手くやっているのに
  

    ● 今回だけ、上手くできていない10%が表面に現れただけ

  
    ● だから、心配する事は無い
  

  
  って言ったらどうしますか?
  

  でも、ほとんどの会社ってこうやってるんですよ(泣)。
  

  そして困った事に、社長もその言い訳を聞いて、
  

  
    ■ 仕方ないなぁ、今度から注意しろよ。
  

  
  で終わってしまうと。
  

  
  典型的なグダグダ会社ですね(笑)。
  

  
  皆さんの会社がこうだったら、すぐに転職を考えた方が良いですよ。
  早かれ遅かれ、転職をしないといけない事になりますから(笑)

  
  
  では果たして、このやり方の、「どこ」が、「どう」ダメなんでしょうか?

  
  この点について明日考えてみましょう。
  

  

  
  今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
  

  ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。


  
  
  佐藤正遠(さとうしょうおん)
  
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  ☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょうおん)
  ☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
  ☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
  ☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html
  

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