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メールマガジン 第2259号

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           願望実現に補助線を引こう

         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 
           http://showon-sato.com

         ・・・━ 第2259号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から7年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

https://twitter.com/salary_1000man
こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

ふと畑を見ると、未だ収穫をしていなかったニンニクがしおれています。そろそろ採らな
きゃって思ってたのをすっかり忘れていました。慌ててバケツを持って行き掘り出したら、
デカイニンニクが両手に抱えきれないくらい収穫出来ました。やれやれとパソコンに向か
うと、一通のメールが受講生から来ています。何々?と読んでみると驚愕の事実が・・・

(ご本人の許可をもらって引用します)
===

2014年3月にコミュニケーション編セミナーを受けた○○○○です。


このたび、転職することになったので報告します。
3月に見知らぬ転職サイトの人から連絡がきて、転職をしないか誘われました。

一気に給料が倍の900万になるオファーをうけ、面接に臨んだら
内定をいただく事ができました!


毎日、●●の前で年収が上がることを唱えつづけて1年以上がたち
こんな形で年収1000万に近づくとは思ってもいませんでした。
今年度に入り、毎日ノートに願望を書いていたのもよかったかもしれません。

(以下略)

===

この伏せ字の●●は、たしかヨタ話でポロッと喋っちゃった秘技なんですが、こういうワ
ザに食い付くところがセンスありますね。

私も色々な人に出逢いましたけど、年収が2倍になるオファーというのはほとんど聞いた
事がありません。これって元々の会社のお給料が安すぎたという事なんですよね。まさに
雌伏勇飛という感じですね。Hさん、おめでとうございます。


他にもフェイスブック経由で当選確率5倍の大阪マラソンの抽選に中った人の報告があっ
たりと、とっても気分良く過ごせた昨日でした。

受講生の方は、こういう吉事が起こったらちゃんと報告して下さいね。それが私の最大の
楽しみなんですから。



本日の4コママンガへのリンク
http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2015/06/2259_20150610.jpg



☆ 目標はロジック(論理)、目的はエモーション(感情)

ビジネスを効率よく進めるには、目標と目的を明確にする必要がある、というのは多くの
ビジネスセミナーで解説されています。これを改めて説明する気は無いんですが、最近は
これすら知らない人が多いので、ちょっとだけ書いておきます。

目標とは、ゴールであり、どうなりたいのか?という最終形です。

対して目的は、なぜそうなりたいのか?という理由の事です。

例えば、年収1000万円になるぞ!というのは目標です。この目標を設定しただけで走ると
途中で息切れがした時に、踏ん張りというか粘りが出て来ません。なぜかと言うと諦めて
しまえば良いからです。

諦められないようにするには、ここに目的という名の理由が必要になります。つまり、な
ぜ年収1000万円になりたいのか?という理由です。これが強ければ強いほど(例えば、子
供を海外に留学させたいとか)、


  ● 諦めるわけにはいかないぞ!


という気持ちが立ち上がるから、頑張れるというわけですね。


このふたつ、単語としては似ているようで、親戚のように思えるんですが、実態は真逆の
概念で作られているんです。

目標というのはこれはロジックであり、論理なんです。だから数字や理屈で作られている
んです。という事は、これは左脳の領域で生み出されるんです。

ところが目的というのは感情なんです。こころの情動であってここに論理的理由は存在し
ないか、しても極めて個人的要素が強くて他の人にも当てはまるとは言えないのです。従
ってこの目的は右脳の領域で生み出されるという事です。

これをもう少し別な概念で説明すると、目標つまり左脳で作るものは、具体的になり、目
的つまり右脳で作るものは抽象的になるという事でもあります。


この違いを認識しないと、目標を感情的に作ってしまうんです。これが先の大戦で日本が
犯した過ちでした。だってあの戦争には目標なんて無かったんですよ。八紘一宇なんてス
ローガンは具体的に、いつ、だれが、何をするという5W1Hに置き換えられないでしょ。そ
もそも大本営は戦争の最終形(どうなったら目標を達成したと言えるのか)を全く持って
いなかったんですから。

だって当時だって論理的に考えたら、日本の戦力でアメリカ本土に侵攻して、これを占領
出来るとは思えないわけですよ。じゃ、何をどこまでやるのか?という議論はあったのか
というと、これが無かったんですよね。目標はロジックですから、論理と数字で明快にな
るわけで、その手法であの戦争を構築していくとどうやっても結論は、「日本は勝てな
い」にならざるを得ないんですね。

そこで大本営が取ったやり口が、目標を目的に転化させて感情とか、根性で戦争を語るよ
うにしたんです。これを言葉にしたのが五族共栄とか八紘一宇というスローガンなのです。

つまりビジネス的にいえば、最初の目標設定の段階から歪んでいたという事です。


会社でもそういうのって頻繁に見かけますよ。


  ■ あのライバル企業に勝つぞ!


って、それは目標じゃありませんから。勝って嬉しいというのは明らかに感情でしょ。感
情は論理じゃありませんから、これで突き進むと、次に具体的に何をどうしたら良いの
か?が見えてこなくなるんです。ましてやその先に想定しておかなきゃいけない、条件分
岐や選択肢を決めるための優先順位
という具体論はあさっての彼方に飛んで行ってしまいます。


これとは逆に、目的は徹底的に感情に訴えた方が効くんです。
目標を達成したらボーナス50万あげるからさ、なんてのを目的にするよりも、その50万を
使って何が出来るのか、誰が、どう喜ぶのかという感情に訴えて「頑張れ!」と言った方
が相手には効くんですよ。

右脳と左脳をバランス良く切り替えて使う時に、人間は能力を最大限発揮出来るのです。
ですから、ビジネスでも右脳(目的)と左脳(目標)をバランス良く戦略的に作るのが重
要になるんですね。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
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