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メールマガジン 第2244号

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           願望実現に補助線を引こう

         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 
           http://showon-sato.com

         ・・・━ 第2244号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から7年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

https://twitter.com/salary_1000man
こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

ずいぶん長い事身の振り方が決まっていなかった浅田真央さんが、フィギュアスケートに
復帰する事を決めたようで、これまたご愁傷様と言いたいところですが、戻ると決めたの
なら悔いが無いように完全燃焼してもらいたいと思います。でも端で見ているほど、復帰
は簡単じゃありませんよ。ああいう世界って、一日練習をサボったら自分で分かるんです
よね、「あ、いつもより感覚が鈍っている」って。

私は十代の頃にバイク便をやっていた事があるんですが、月曜日の朝が一番ヤバいんです。
日曜日に仕事をする時のような感覚でバイクに乗ったりしませんから、どうしても一日分
身体が鈍(なま)るんですよね。体重移動がほんのワンテンポ遅れたり、スリ抜けの目測
がちょっと狂ったり、アクセルの開け方に微妙な躊躇が入ったり。これが全体で2分とか
3分の遅れに繋がる上、こういう時に事故や交通取締りに引っかかったりするんです。

そして一週間休んだら、これは素人が見てもレベルというかクオリティが落ちたのが分か
るくらいダメになっているんです。で、件の浅田真央さんの場合、それが一年ですから。
これは致命的なブランクで、まともなプロが考えたら元のレベルに戻るのはほとんど不可
能だと結論づけるはずです。

昔、このメールマガジンにも書いたと思うんですが、バイオリニストの千住真理子さんっ
て、スランプになってしばらく(といってもほんの数ヶ月)バイオリンから遠ざかった事
があったらしいんですが、その数ヶ月のブランクを取り戻すのに7年掛かったってあるテ
レビのインタビューで言ってましたから。あのレベルの人たちのワザとか身体感覚ってそ
のくらい日々の鍛錬が要求されるんですよね。

それをなんとなく知っていたので、このニュースを見た時には、イヤイヤそれはあり得ん
でしょって画面に突っ込んだんですよ。でも街中の人はお気楽で良いですね。そんな彼女
に気軽に頑張って~なんて言えるんですから。死ぬほど頑張ってあの力を身に付けた彼女
自身が、これからどれだけの血反吐を吐かなきゃならないかを一番知っているはずで、笑
顔で頑張ってなんて言える話じゃ無いんです。ああいう場面で頑張ってと言える人は、自
分の人生で本当に頑張った、頑張り切った事なんて無いんだろうなあと呟いたら、家人が
「あんた今日はキツイねえ」って言ったんですが、本当にそれくらいの決意が無いと出来
ない事を彼女はやろうとしているんですから。だから冒頭にご愁傷様って書いたんですよ。


まだ二十代で、このような重い決意を出来る、そしてそういう機会がある、そしてさらに
それを期待して応援してくれる人たちがいるというのは、人生にとってはとっても素晴ら
しい舞台で、1000人中一人か二人くらいしかこういう体験は出来ないはずなんですよね。
その意味で、彼女の人生は輝いていると思いますよ。


私ならまず間違いなく、このまま引退しただろうなあ。だからこういう人になれなかった
のか。


本日の4コママンガへのリンク
http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2015/05/2244_20150520.jpg



☆ 自分が生存している海を認識する

たまたまですが、私の知り合いにはお金持ちの方、事業で成功されている方ってそこそこ
います。こういう方々と定期的にお会いするようにしているんですが、彼らと自分を比較
すると、


  ● 人間には明確に序列というかランキングがあるよなあ


と痛感します。

なんだかスゴくイヤァな受け取り方をする人がいそうなので、ここのところをチャンと説
明しておくと、人間って一人ひとりどういう海に住んでいるかってのがハッキリしている
んです。

乱暴に年収というキーを使ってエイヤで分けると、


  ▼ 年収800万以下の層

  ▼ 年収800万から1200万くらいまでの層

  ▼ 年収1200万から3000万くらいまでの層

  ▼ 年収3000万以上の層

  ▼ 年収3000万以上が数十年継続している層


こんな感じだと思います。
どうして年収で分けるかというと、この括り方で分割すると、かなり普遍的に似通った価
値観の人が集まるからです。つまりそれぞれの層の中での共通項がたくさん見つけられる
のです。

年収800万円以下の層の人は、


  ▼ 頭の中で行う思考の多くはおカネの事

  ▼ 価値観の軸に、金額の高低が存在する

  ▼ 将来に不安を持っている

  ▼ 「忙しい」が口癖

  ▼ ライフワークと呼べるモノは持っていない

  ▼ おカネに働かせるという概念が無い


こんな価値観を持っています。ちなみにこれ、かつての私そのものです。(笑)

次の800万から1200万という層は、サラリーマンの中でも勝ち組と言われる人たちで、一
応別の層にしましたけど、価値観的には800万以下の人たちと、その度合いに違いはあっ
ても、極端な違いはありません。つまり、おカネの事を考えている事が多いけど、昔に比
べたらかなり減ったよなとか、将来に対する不安も貯蓄や保険によってかなり減っている
し、持ち家もあるしとかね。

ところがこの層は「忙しさ」という項目では全体で一番突出しているはずです。とにかく
忙しくて時間が無い、収入睡眠反比例を地で行っている人たちなのです。

このふたつの層が、程度に違いはあれ、極端な価値観の違いが無い理由は、この層にいる
人のほとんどが「雇われる人」だからです。つまり、海でいえば同じ湾の北側か南側かく
らいの違いしか無いのです。

ところがここから上の層は、北極海と地中海くらいの違いがあります。

年収1200万円以上の層というのは、「雇われる人」の中でも幹部クラスか、経営層なんで
すよね。そうすると完全に持っている価値観は違ってきます。


  ▼ 値札とか金額を気にする機会が減ってきた

  ▼ 時間を快適に過ごせる事に優先順位を置く

  ▼ 将来の不安は健康面だけ

  ▼ ゆったりとした時間を過ごせるようになっている

  ▼ ライフワークが見つかった

  ▼ リスクを取って投資をしよう


こんな感じの価値観を持っています。
年収3000万以上の層も、ほぼ同じような価値観を持っていて、その程度がドンドン高まっ
て(強まって)来るというのは、下位層の時と同じです。

つまり、下2つの層と、上3つの層の間にはものすごく大きなキャズムがあるという事です。


そりゃそうです。なんたって価値観では真逆ですからね。
大根1本10円でも安いスーパーに行きたいと思っている層と、大根なんて高くても500円も
しないんだからちょっとでも美味しくて安全な方が良いよね、と思っている層とでは行動
パターンは真逆になりますよね。

これが一番分かるのは、新幹線に乗る時です。自由席、指定席、グリーン車ってグレード
があるわけですが、これを順番に通路を歩いてみると、各層での雰囲気というかオーラの
違いが分かるはずです。とりあえず目的地に着ければ良いんだという人と、到着するまで
のプロセスを楽しもうとしている人とでは価値観が全く違いますから。


なんでこんな話をしているのか?
ここまでは前フリですから。


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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
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