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メールマガジン 第2140号

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 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

 ┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ  ┃ http://showon-sato.com
                 
   ・・・・・・━ 第2140号 ━ ・・・・・・

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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

バックナンバーは、以下のサイトで検索出来ます。しかし最新号の反映は、毎
月1回を予定しており、直近号が検索されない可能性がありますのでご注意下
さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/  

人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書
リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を
希望者に配布しています。以下サイトからダウンロードして下さい。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/

過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」というコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(リストをご依頼頂いた方には、今後しょ~おんからお得なご案内を差し上げ
る事があります。)

ツイッターは2つのアカウントでやっています。
ひとつは、@SatoShowon でこちらは私の日常をツイートしています。
もうひとつは、 @salary_1000man でこのメールマガジンの過去ログを要約した
モノを定期的に自動配信しています。

フェイスブックでのお友達申請もお待ちしています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

マネー・ヘッタ・チャンさんとのジョイントセミナーの詳細を参加者の方にお送
りしました。メールが届いていない方はご一報下さいませ。


今週末のジョイントセミナーが終われば今年のセミナーはすべて完了です。
残りの仕事は、お米作りの最終処理、年賀状作成、そして来年の新春新セミナー
の準備になります。

新セミナーは色々考えていますが、全く決まっていません。秋頃はリアルおカネ
稼ぎセミナーにしようかと想っていたんですが、スペシャル編パート2も良いか
なあと思い始めました。後者だとバージョンアップ編受講者だけが受講出来ると
いう制限が付いてしまうのが悩みどころです。

年賀状作成はこれから一気に頑張ります。住所が変わった方はお知らせ下さいま
せ。


しかし、これよりももっと重要な仕事があるんです。
それはこのメールマガジンのネタ書きです。
このストックが日に日に減少しており、こちらの危機感はハンパじゃありません。
という事で、読者さんからのご質問(これは安直にネタを書けるので助かるので
す)をお待ちしております。


☆ 契約書についてパート2

業務の範囲と、その成果、品質についてしっかり明記しておくというところまで
説明しました。

ここまでは誰でもやるんですよ。よほどヒドイ会社でない限り。
問題は次の前提条件です。英語ではassumptionと言ったりしますが、これが成果
や品質を決定づける重要項目なんです。
これ、どういう事かというと、期待された、そしてこれから締結する成果や品質
を成し遂げるために、発注者側が準備、提供する環境だったり、情報だったり、
機材だったり、指示だったりを指しています。ITの開発なんかでは、受注側にい
くら能力やヤル気があっても、発注者側が適切な指示を出してもらわないと決め
られない事ってたくさんあるんです。そもそも定期的に打ち合わせをする会議室
やら、打ち合わせの頻度やら、リクエストを出してから回答をもらえるまでの猶
予やら、こういうのが変わると約束した成果や品質を出すのは難しくなるんです
ね。

ところが契約書では、


  ● ○○という条件が整っていると仮定した状態でお約束する成果や品質で
    すよ


という形で、相手側(発注側)に責任の一端を背負ってもらう必要があるんです。
これが前提条件です。そしてここにたくさんの落とし穴が埋め込まれるんです。
ここを見破れるようになってビジネス能力2級というくらいの重要項目です。こ
こでは曖昧な表現を極力無くす事、そして項目の最後に、


  ● 上記前提条件が整わない場合には、成果や品質の責任を負わない


という文言を追加しなきゃダメです。この一文が無いと意味ありませんから。努
力目標にさせちゃダメなのです。


  ■ 誠意を持って頑張ります!


は、誠意を持たずに頑張らなくても罰則はありません。そっちがやらなきゃこっ
ちもやれないよ、という互助関係を明確にするのが契約なんです。ここは日和っ
ちゃダメです。お客さんだから、お金を払ってもらうんだから、という負い目こ
そが相手の狙っているところなんです。ですから発注者側は、最初のドラフト
(第一稿)ではここ部分がほとんどカラになっています。ひどいところでは項目
が削られている(存在しない)ところもあるくらいです。そこに項目を追加して
ガシガシと前提条件を書き加えて送り返すだけで、相手の方は、


  ● あ、こいつは舐めて掛かったらまずいな


って感じになりますから。
っていうか、最初はそれくらい舐めて来ますから。私が発注する側でも、こちら
が提供するモノをあれこれと列記する事はしませんよ。相手からの要求があって
初めて話をするのがフツーです。だから受注側からアクションを取らないと何も
始まらないのです。


最後の項目は、実際にやってみて問題が起こった時、前提条件が変わってあらた
に合意を取らなきゃならない状態になった時に、どうやってこの契約書を見直す
のかという事についての合意です。実際のビジネスというのは、いくら事前に広
く、深く検討をしてもやってみるまで分からないところがあるんです。やってみ
たら話が全然違うなんて日常茶飯事で、中には前提条件がウソっぱちだった事も
あります。そういう時には、契約の修正が必要になるんですが、修正の結果費用
が嵩む、納期が遅れるというような発注者側にデメリットが生じるとなかなか応
じてくれないんです。

私も現役時代、これで戦って文言を修正するまで最終的に2年かかりましたもん。
それくらい契約を締結するという行為は重たいものなんです。だから、初めから
「こういう状態になったら契約を見直しますよ」という事を合意しておく必要が
あるんです。


ビジネスとは須くお互いに信義を守ってやるべきなんですが、中には悪意を潜ま
せる輩だっているわけです。こういうのを「生き馬の目を抜く」って言うわけで
すが、白人社会ではこれが当たり前です。後から騙された~って叫んでも、あん
たがナイーブなだけ(「ナイーブ」とは英語では「バカ」と一緒です)だと思わ
れておしまいです。

では、本当にお互いが信用しあっていればこういう契約書は不要なのかというと、
これもまた違うと思うんです。ビジネスには不測の事態が起こるんです。未来は
誰にも分からないんです。いま、あなたが信用している人だって、明日退職しち
ゃうかも知れないんです。事故に遭って入院してしまい仕事が出来なくなる可能
性もあるんです。そういう時には後任が来るわけですが、その人が「生き馬の目
を抜く」タイプの人だったらどうするんですか?杜撰な契約をしているとそこを
衝かれちゃいますよ。

田舎には多いんですが、口約束だけで済ませてしまい、文書をやりとりするのを
嫌う文化、習慣を持つところって結構あるんです。私はこういうところと仕事を
しようとは思わないんですが、あとで揉めるのがイヤなら最初に揉めてでも契約
書を作った方が良いと思いますよ。特に8桁以上のおカネが動く時には、契約書
を作っていないと安心出来ませんから。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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メールマガジン「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」
☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html




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