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メールマガジン 第2119号

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 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

 ┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ  ┃ http://showon-sato.com
                 
   ・・・・・・━ 第2119号 ━ ・・・・・・

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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

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月1回を予定しており、直近号が検索されない可能性がありますのでご注意下
さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/  

人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書
リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を
希望者に配布しています。以下サイトからダウンロードして下さい。

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過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」というコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
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(リストをご依頼頂いた方には、今後しょ~おんからお得なご案内を差し上げ
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◆ 今日の前フリ ◆◇

昨日は落花生の収穫に手間取りました。この落花生、別にタネを播いたわけじゃ
ありません。去年収穫した残りの採りきれなかったタネが春になって芽を出して
あっという間に群生状態になったのを放置しただけです。

ところがこれが畳3枚くらいの大きさに育ちました。それを収穫してみたんです
が、これが予想以上に大変でした。落花生って花が咲いた後に茎が地中に潜って
土の中に実を付けるんです。いわゆる殻が付いたピーナッツって土の中に出来る
んですね。それがサツマイモのように芋づる式に採れるのなら可愛いんですが、
茎を引っ張ってもブチブチ切れちゃってどうしようも無いんです。

去年はこれで諦めちゃったから、地中に相当量のピーナッツが眠ったわけでそれ
が今年大きくなったのです。さすがに来年はそういうわけにいかないので、1時
間以上かけて丁寧にほじくりまくって収穫をしたらなんとバケツ2杯分の落花生
が採れました。これをしばらく干して、殻をむしってローストすると美味しい
ピーナッツが出来るんです。

しかも落花生は土中の窒素を固定化してくれるので、この場所で他の作物を植え
ると良く育つんですよね。来年はここにトマトを植えようと思っています。

そういうわけで、ソラ豆の種まきも、キクイモの収穫も出来ずじまいでした。

それにしても1日1食だといくら食べても畑の成長に追いつきません・・・



☆ 人材は須く流動化すべし  

素晴らしい事に、日本の社会は少しずつ人材の流動化が進んできました。
流動化というとちょっと理解が難しいかも知れないので、こういう時には流動化
の反対語である固定化の説明をしましょう。

人材の固定化とは、要するに


  ■ 一度入社したら定年退職するまで辞めない(その会社に固定した状態に
    なる)


という事です。

つまり、公務員を筆頭に、旧財閥系の老舗会社、大手自動車会社、民営化されて
株式会社になったところなんてのが代表格です。

こういうところでは、人事制度は非常に長期的な目線で設計されます。
40年ずっと在籍するのがフツーなんですから、20年、30年、40年経ったら機能す
るような制度を作るわけですね。

その代表的な制度が退職金です。
これは勤続年数によって支給額が変動するのですが、ほとんどの会社は20年から
25年を超えたところでグッと支給カーブが上がるようになっています。これは逆
に言えば10年とかで辞めちゃうとスズメの涙しかもらえないという事です。新卒
で入って勤続10年あたりで辞めると、100万くらいしかもらえなかったりします。
ところが50歳の人が51歳になった時に前年よりもどれだけ退職金が増えるかとい
うと、これが100万を超えていたりするんです。片や10年で100万、片や1年で100
万といういびつな制度なんですね。

閑話休題

で、流動化というのはこれとは全く逆で、ジャンジャン人が入れ替わるという事
です。
毎月のように新しい人が入ってくる一方、毎週のように送別会があるそんな会社
です。

これ、一部の外資ではもう当たり前になっていますよね。

自分の会社がどれくらいの人材流動性を持っているのかは、年間の退職率で求め
られます。これが5%以下だと固定化された会社、10%くらいだと流動性が高い会
社、15%とか20%になるとワイルドな会社と言えます。なんたって20%って事は5年
経ったら社員の全員が入れ替わっているって事ですから。


私がこの流動化を素晴らしいと言っているのは、


  ● これによってセカンドチャンスがジャンジャン生まれるから


なんです。
セカンドチャンスというのは、この会社、この仕事、この部署はもうイヤだ、も
う伸びないだろう、もうやってられないという時に、次の機会があるという事で
す。これがあれば躊躇せずに次の会社に行けば良いんです。自分の会社がブラッ
クだと思ったら、サクッと次の会社を見つけられる、そういう考え方が認められ
るというのが流動的な社会なのです。

前職でちょっとしたヘマをやらかして、会社から白い目で見られて冷や飯を食わ
されても、市場にはその失敗経験を貴重なものだと買ってくれる会社があるかも
知れません。そういうのもセカンドチャンスです。

人材が固定化されるというのは、「もう次のチャンスは無い」というのと同義語
ですから、失敗をして干されたり、子会社に出向させられるなんて事態になって
も、ただひたすらガマンして耐えてなんとか定年退職までしがみつこうという考
えになるんです。

これが人間を腐らせるんです。
なぜかと言うと、こういう社会では人間は新しい事、リスクがある事、不確定な
事にチャレンジしようとは思わなくなるからです。


  ■ 人生で大事な事は成功する事じゃ無くて失敗しない事だ


というつまらない発想をする事になるんです。

日本の大企業では、こういう考えが常識になってしまった結果、新しい発想が生
まれず特に製造業や電気メーカーで地盤沈下が烈しくなったんだと思います。

本当は、ジャンジャン失敗して、ジャンジャン痛い思いをして、そこからたくさ
んの教訓を学んで、それを次に活かす事で大きくて甘い果実を手に入れられるん
です。ですから、これを奨励するような制度設計にしないといけないんです。

これを率先してやっているのが外資系企業です。
だから外資系って儲かりますし、その結果給与水準が高くなるんですね。


その思想が日本にもようやく根付きつつあるというのが今の状況でしょう。

スキルと実績さえあれば、門はいくらでも開かれているという状態になれば、ブ
ラック企業なんて存在し得ないと思うんですよね。なんでワ●ミとかヤ●ダ●機
で過労死寸前まで働いている人って、同業他社に転職しないんでしょうか?同じ
業界でもっと高い給料で、もっとチャンとした福利厚生で、チャン休みを取れる
会社なんていくらでもあるんですから。

こういう会社で過労死したりする人って、こころのどこかに、


  ■ この会社を辞めたらもう次のチャンスは無い


って思っているんじゃありませんかね。
だとしたらこれは、人材固定化による風評被害そのものですよ。

会社なんていくらでもあるんです。
必要なスキルと実績、誠実な人格に素直な性格を持っていたら、いくらでもチャ
ンスはあるんです。

今住んでいる町で見つからなければ、別な都市に行けば良いんです。
東京の人は、名古屋、京都、大阪なんてどうですか。心機一転、新しい気持ちで
生活をするにはこれくらいドラスティックに環境を変えるのも良いですよ。
若くて一人暮らしなら、地方都市も味があって良いですよ。あなた一人がメシを
食べるくらいの仕事は見つかりますから。


とっても大事な価値観は、


  ● 人生で絶望などという状態は客観的には存在し得ない


という事です。これを胸に刻めば、どんな状況、状態からでも立ち直れるのです。

非正規労働でスキルが無いって人だって、都会を離れたら別な人生が待っている
かも知れないんです。
特に地方都市は若者が少ないですから、若いというだけで優遇されちゃうんです
よ。

手首を切ろうか、首を吊ろうかなんて考えるヒマがあるのなら、家財道具を売り
払って身軽になって移動したら良いんです。


こういう人たちが人材の流動化を実感出来る、これが当たり前のモノだと思える
ような社会になると、若年層の自殺は減るはずなんです。まだまだ日本社会は、
この流動化がコンセンサスになったとは言えないんです。だから人生に絶望する
人も減らないんです。


  ● 今回ダメだったから、次は頑張ろう!


って思える社会にする事が、私は非常に重要だと思うんですよね。


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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
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☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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