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ひとつ前の回へ次の回へメールマガジン第2090号
╋╋…‥・　　　　・・‥‥…━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━ 　成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師　┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ　 ┃ http://showon-sato.com 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・・・━　第2090号　━ ・・・・・・ ━━━╋…‥・　　　　・・‥‥…━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━ こんにちは、佐藤正遠（さとうしょ～おん）です。　　　　　　このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし佐藤正遠（さとうしょ～おん）が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。　　　　バックナンバーは、以下のサイトで検索出来ます。しかし最新号の反映は、毎月1回を予定しており、直近号が検索されない可能性がありますのでご注意下さい。 http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/　　人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を希望者に配布しています。以下サイトからダウンロードして下さい。 http://showon-sato.com/index.php/g_books/ 過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんありました！」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエスト下さい。（リストをご依頼頂いた方には、今後しょ～おんからお得なご案内を差し上げる事があります。）ツイッターは2つのアカウントでやっています。ひとつは、@SatoShowon でこちらは私の日常をツイートしています。もうひとつは、 @salary_1000man でこのメールマガジンの過去ログを要約したモノを定期的に自動配信しています。フェイスブックでのお友達申請もお待ちしています。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 　 ◆ 今日の前フリ ◆◇ 毎日ツイッターのBot（あらかじめ登録したつぶやきを自動的に配信してくれるツール）に過去ログから本文を要約した内容を登録する作業をしています。昨日もこの作業をしていたら、読者さんからスゴく嬉しいメールをもらっていた事を前フリに書いていたのを見つけちゃいました。あんまり嬉しかったんで、ここでも再掲しちゃいます。＝＝＝いつもありがとうございます。KMです。（←名前だけイニシャルに修正）＞マネーマネジメントと金運編はあと10名 10名もあいてるんですか・・・・なら、あなたもう一回でなさいという突っ込みを恐れずに言わしていただければ・・・・これは、本当に参加して損はないのに、もったいないなあ。コミュニケーション編は来月が初めてなのですが、基本編、金運編ともに10万以上払っても良い価値があります。と言いますのも、そもそも、私は落ちこぼれのエリート。偏差値ってなんですか？というレベルの社会の底辺にいた人間です。それが、時給750円の週4労働アルバイトから1社を任される役員になり、年収が1300万になったのは物理的な努力と勉強（自己投資）もありましたが、頭のいい人たちを差し置いて上にあがれたのはなんといっても神様のおかげつまり"運"だとおもうからです。ここまでこれたのは本当にあやしい世界の力もあったと思うからです。（運とか気とか波動、波長とか、ご先祖とか・・・）このメルマガよんでいる人は絶対受けたほうがいい。距離的な問題なのか、金銭的な問題なのかわかりませんが、その3万円が将来必ず数十倍に帰ってきますのに・・・・＝＝＝＝＝＝　ここまで　＝＝＝＝＝＝ちなみに、今回開催するのはマネーマネジメントと金運編ではありません。基本編セミナーですが、それでも10万円の価値を見出してくれる人がいるんですね。そういえば、先日東京でお会いした女性（この方も経営者です）も、10万円でも安いくらいだって言ってくれました。こういう感想を頂くと、身銭を切って勉強していて良かったなあと感じるわけです。 11月の基本編セミナーでは、どういう出逢いがあるのか今からとても楽しみです。もう一度開催日と場所を書いておくと、　　▼　11月2日が東京　　▼　11月9日が広島　　▼　11月24日が名古屋ですよ。 ☆　読者さんからの質問に答えるパート4 今日の質問は1回では回答不能ですね。まずは質問を確認しましょう。＝＝＝＝質問を募集中ということでしたのでこの機会に質問させていただきます。先生は外資系のIT会社勤務時代に資格を集中的に取得したとお聞きしています。私もITエンジニアとしてキャリアアップしていきたいと思っていますので、資格、勉強について以下３点教えてください。・どのような資格か　　IT系であればこれはとっておくべきというおすすめの資格があれば教えてください。・おすすめの勉強法・英語はどのように勉強したか　　オーストラリアにワーキングホリデーでの滞在経験が２年あります。　　海外に2年間滞在し、TOEICは850点を取得したものの、ネイティブの話すスピードにはついていけません。　　英語や異文化に興味がありますので、将来英語を使った職場で働きたい思っています。＝＝＝＝今日はまず資格について書いてみましょうか。思ったんですがこれは回答不能です。 ITエンジニアと言っても幅は無限とも言えるくらいあるんですよ。そもそもハードウェア系なのか、ソフトウェア系なのか、ネットワーク系なのか、データベース系なのか。ハードウェアでもサーバ系なのかクライアント系なのか、はたまた最近流行のスマフォ、タブレット系なのか。さらに、これが開発なのか、市場に出た後のサポート系なのか・・・という事でこっちはパスして、英語について書いてみましょう。 TOEICの点数でバイリンガルと認識されるのは900点を超えてからです。でも、900点を取ってもネイティブの話す内容が全部分かるワケじゃありません。これはスピードの問題では無く、使っている語彙の問題が大きいのです。例えば外国人が自国で日本語を4年間しっかり学んで、日本語検定一級に合格していたとしても、　　●　あのイタメシ屋、マヂやばいわ～ってあなたが叫んだ言葉は理解出来ないと思います。彼らが使う辞書に、「イタメシ屋」が載っているとは思えません。さらに、「マヂ」と「ヤバい」についても同様です。「マヂ」という表現は、「まじめに」が転化して使われるようになりました。「まじめに言っている」つまり、「ウソじゃ無いよホントだよ」という意味の強調語になったのは、たぶん35年くらい前じゃないでしょうか。ですから、年輩の方は今でもほとんど使いません。こんな口語は日本人の友達に教わるか、若者が出演する学園ドラマなどを見なければ学ぶ機会がありません。「ヤバい」は、「危ない」という意味では辞書に載っているかも知れませんが、この場合のヤバいは「危ない」という意味ではありませんよね。　　●　ウワ！このラーメンヤバいわ！と言ったら、危ないわけでも、不味いわけでもなく、逆に美味しいという意味ですよね。元々は「ヤバいくらい（危ないくらい）美味しい」という表現だったのが短くなったんだと思います。これから派生して、予想外に美味いモノ、良かったものをゲットした時に使う表現になったわけで、決してネガティブな意味ではありません。もしネガティブな意味で使うなら、　　▼　あのイタメシ屋、マヂでクソだよ！　とか　　▼　あのイタメシ屋、マヂであり得なくない？　って言うはずです。これはいくらヒヤリング能力を高めてもダメなんです。そもそも「マヂヤバい」って正しく聞き取れているんですから。それなのに意味が分からないわけです。これと同じ事が英語でも起こっているんです。昔、アメリカ留学前に（今みたいにDVDが無い頃ね）映画のセリフをマル覚えするために、バック・トゥ・ザ・フューチャーの台本を買った事があるんですが、あれにはやたらとYou Dork!って罵る場面があるんです。あれが、　　▼　このマヌケ！　とか　　▼　バカじゃないの！って意味だって知ったのはあっちに行ってからです。こういうのをキャッチして理解するには2年やそこらの滞在じゃダメなんですよ。そういう状況なのでオススメの勉強法は・・・このレベルのスキルを磨くには、洋画のDVDを買って英語の字幕にして全部のセリフを言えるようになるまで、繰り返し練習するのが良いと思います。まずは日本語字幕で内容を理解して、そして英語に切り替えてセリフを理解して、全部暗記して同じようなイントネーションで言えるようになるまで練習する。これを20 本分くらいやると素材にもよりますがほとんど理解出来るようになると思います。この時の注意は、どんな映画を選ぶかです。日常会話という意味では学生が主人公になっているものや、ファミリーモノ、ディズニー映画なんかがオススメです。社会派ものや、サスペンス、法廷モノ、バイオレンスモノは、やたら下品な表現が多用されていたり、特殊な専門用語（法律用語とか）、難解な表現が多かったりするのでオススメではありません。これは音楽でもそれなりに効果があります。私は洋楽が好きだったんですが、気に入ったアルバムについては歌詞を全部暗記するまで聞き込んでいました。そうすると会話の中で同じフレーズが出て来たりするんです。こういうのって教科書には出て来ない表現だったりするのでスゴく助かりました。これをやりながら、中学3年までの英文法を完璧にすれば、日常生活で困る事はほとんど無いと思います。外資系でもこのレベルになっている人は10%いるかいないかじゃないですかね。ですから、850点あれば十分エントリー可能だと思うので後は以下の点を良く読んでどうするか、どうしたいのか、を決めて下さいね。さて、ここまで書いて水を差すようですが、ひとつ重大なポイントを指摘しておきます。　　■　英語や異文化に興味がありますので、将来英語を使った職場で働きたい　　　　と思っていますこれ、動機と職場がマッチしていません。この考え方を変えないと、外資系企業で雇用されるのは難しいと考えた方が良いですよ。英語や異文化に興味があるという事と、それを仕事にする、英語でお金をもらうという事は全く関係が無い話です。英語や異文化について本当に学びたいのなら、日本の大学で英文法や人文学を徹底的に勉強すべきでしょう。これなら会話力は不要ですし。会社はあなたの興味を満たすためにあなたにお給料を払ってくれるわけじゃ無いんです。あなたが会社に提供する成果に対してお給料を支払うんです。つまり、興味と成果はほとんど交わらない軸にあるという事です。留学生上がりの学生の面談でも、外資を選んだ理由にこういう事を言う人がたくさんいるんですが、私はこういう事を宣う人を採用した事は一度もありません。英語は単なるツールです。英語への興味が英語力を高めるきっかけになる事は否定しませんし、その通りだと思いますが、それを使って働くという事とあなたの興味を満たしてくれるかは全く関係がありませんから。仕事で英語を使うとは、英語でどんな専門性を発揮出来るかに他なりません。会話が出来るとか、メールが書けるなんてのは、50音を知っていますというくらい幼稚なアピールで、まともな会社はこれを言った瞬間に面接終了になるはずです。 IT系であれば、　　▼　英語話者に電話で確実なサポートが出来る　　▼　英語話者のプログラマーに、日本側の意図を確実に伝えられコーディン　　　　グさせられる　　▼　アメリカ人にネットワークの構築をトレーニング出来る　　▼　プログラムの要件定義を英語で行い、それを正しい仕様で日本人に文書、　　　　口頭で説明出来る　　▼　日本側がやりたいと思っている事を、米本社に説明をして説得をして予　　　　算を獲得して来る事が出来るこういう事が出来る人が、英語で仕事をしているというのです。これをやるのに、異文化への興味なんて必要ありませんし、これをやっても異文化への興味が満たされる事はないでしょう。むしろ、異文化によるぶつかり合いが発生し、そのストレスで胸が一杯になるのが常なんですよね。それが分かった上で、英語を使って仕事をしたいと考えているのか、もう一度振り返った方が良いでしょうね。外資での仕事ってやればやるほど、外国人とのパーセプションギャップに悩んだり、ストレスを感じたりするものなんです。特に上位層の考え方とか経営哲学って、日本人には受け入れられないモノが多かったりしますから。しかし、今の日本では（たぶんこれからしばらくも）英語で仕事が出来ると途端に給与水準が上がるんです。これは大きなメリットですから、多少気に入らない事があっても選ぶ価値はあると思いますよ。 ◎◎　　このメールマガジンの友人へのご紹介は大歓迎です。◎◎　 ◎　　またウェブサイトもご覧下さい　　　　　　　　　 ◎ 　　　　 http://showon-sato.com ┗┗┗┗┗　本メールマガジンの内容は著作権により保護されています。 ┗┗┗┗　　メールマガジンを無断でブログやウェブサイトに貼り付けること ┗┗┗　　　はご遠慮下さい。 ┗┗　　　　引用、転用をご希望の方は、必ず事前にご連絡を下さい。 ┗　　　　　転用先の確認をした後で、転用の可否をご連絡します。読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。ありがとうございました。　　ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。　　　　佐藤正遠（さとうしょ～おん）株式会社メディウム・コエリ Copyright (c) Medium Coeli All Rights Reserved. 　　 - - - - - - - - - - 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毎日ツイッターのBot（あらかじめ登録したつぶやきを自動的に配信してくれるツール）に過去ログから本文を要約した内容を登録する作業をしています。昨日もこの作業をしていたら、読者さんからスゴく嬉しいメールをもらっていた事を前フリに書いていたのを見つけちゃいました。あんまり嬉しかったんで、ここでも再掲しちゃいます。＝＝＝いつもありがとうございます。KMです。（←名前だけイニシャルに修正）＞マネーマネジメントと金運編はあと10名 10名もあいてるんですか・・・・なら、あなたもう一回でなさいという突っ込みを恐れずに言わしていただければ・・・・これは、本当に参加して損はないのに、もったいないなあ。コミュニケーション編は来月が初めてなのですが、基本編、金運編ともに10万以上払っても良い価値があります。と言いますのも、そもそも、私は落ちこぼれのエリート。偏差値ってなんですか？というレベルの社会の底辺にいた人間です。それが、時給750円の週4労働アルバイトから1社を任される役員になり、年収が1300万になったのは物理的な努力と勉強（自己投資）もありましたが、頭のいい人たちを差し置いて上にあがれたのはなんといっても神様のおかげつまり"運"だとおもうからです。ここまでこれたのは本当にあやしい世界の力もあったと思うからです。（運とか気とか波動、波長とか、ご先祖とか・・・）このメルマガよんでいる人は絶対受けたほうがいい。距離的な問題なのか、金銭的な問題なのかわかりませんが、その3万円が将来必ず数十倍に帰ってきますのに・・・・＝＝＝＝＝＝　ここまで　＝＝＝＝＝＝ちなみに、今回開催するのはマネーマネジメントと金運編ではありません。基本編セミナーですが、それでも10万円の価値を見出してくれる人がいるんですね。そういえば、先日東京でお会いした女性（この方も経営者です）も、10万円でも安いくらいだって言ってくれました。こういう感想を頂くと、身銭を切って勉強していて良かったなあと感じるわけです。 11月の基本編セミナーでは、どういう出逢いがあるのか今からとても楽しみです。もう一度開催日と場所を書いておくと、　　▼　11月2日が東京　　▼　11月9日が広島　　▼　11月24日が名古屋ですよ。 ☆　読者さんからの質問に答えるパート4 今日の質問は1回では回答不能ですね。まずは質問を確認しましょう。＝＝＝＝質問を募集中ということでしたのでこの機会に質問させていただきます。先生は外資系のIT会社勤務時代に資格を集中的に取得したとお聞きしています。私もITエンジニアとしてキャリアアップしていきたいと思っていますので、資格、勉強について以下３点教えてください。・どのような資格か　　IT系であればこれはとっておくべきというおすすめの資格があれば教えてください。・おすすめの勉強法・英語はどのように勉強したか　　オーストラリアにワーキングホリデーでの滞在経験が２年あります。　　海外に2年間滞在し、TOEICは850点を取得したものの、ネイティブの話すスピードにはついていけません。　　英語や異文化に興味がありますので、将来英語を使った職場で働きたい思っています。＝＝＝＝今日はまず資格について書いてみましょうか。思ったんですがこれは回答不能です。 ITエンジニアと言っても幅は無限とも言えるくらいあるんですよ。そもそもハードウェア系なのか、ソフトウェア系なのか、ネットワーク系なのか、データベース系なのか。ハードウェアでもサーバ系なのかクライアント系なのか、はたまた最近流行のスマフォ、タブレット系なのか。さらに、これが開発なのか、市場に出た後のサポート系なのか・・・という事でこっちはパスして、英語について書いてみましょう。 TOEICの点数でバイリンガルと認識されるのは900点を超えてからです。でも、900点を取ってもネイティブの話す内容が全部分かるワケじゃありません。これはスピードの問題では無く、使っている語彙の問題が大きいのです。例えば外国人が自国で日本語を4年間しっかり学んで、日本語検定一級に合格していたとしても、　　●　あのイタメシ屋、マヂやばいわ～ってあなたが叫んだ言葉は理解出来ないと思います。彼らが使う辞書に、「イタメシ屋」が載っているとは思えません。さらに、「マヂ」と「ヤバい」についても同様です。「マヂ」という表現は、「まじめに」が転化して使われるようになりました。「まじめに言っている」つまり、「ウソじゃ無いよホントだよ」という意味の強調語になったのは、たぶん35年くらい前じゃないでしょうか。ですから、年輩の方は今でもほとんど使いません。こんな口語は日本人の友達に教わるか、若者が出演する学園ドラマなどを見なければ学ぶ機会がありません。「ヤバい」は、「危ない」という意味では辞書に載っているかも知れませんが、この場合のヤバいは「危ない」という意味ではありませんよね。　　●　ウワ！このラーメンヤバいわ！と言ったら、危ないわけでも、不味いわけでもなく、逆に美味しいという意味ですよね。元々は「ヤバいくらい（危ないくらい）美味しい」という表現だったのが短くなったんだと思います。これから派生して、予想外に美味いモノ、良かったものをゲットした時に使う表現になったわけで、決してネガティブな意味ではありません。もしネガティブな意味で使うなら、　　▼　あのイタメシ屋、マヂでクソだよ！　とか　　▼　あのイタメシ屋、マヂであり得なくない？　って言うはずです。これはいくらヒヤリング能力を高めてもダメなんです。そもそも「マヂヤバい」って正しく聞き取れているんですから。それなのに意味が分からないわけです。これと同じ事が英語でも起こっているんです。昔、アメリカ留学前に（今みたいにDVDが無い頃ね）映画のセリフをマル覚えするために、バック・トゥ・ザ・フューチャーの台本を買った事があるんですが、あれにはやたらとYou Dork!って罵る場面があるんです。あれが、　　▼　このマヌケ！　とか　　▼　バカじゃないの！って意味だって知ったのはあっちに行ってからです。こういうのをキャッチして理解するには2年やそこらの滞在じゃダメなんですよ。そういう状況なのでオススメの勉強法は・・・このレベルのスキルを磨くには、洋画のDVDを買って英語の字幕にして全部のセリフを言えるようになるまで、繰り返し練習するのが良いと思います。まずは日本語字幕で内容を理解して、そして英語に切り替えてセリフを理解して、全部暗記して同じようなイントネーションで言えるようになるまで練習する。これを20 本分くらいやると素材にもよりますがほとんど理解出来るようになると思います。この時の注意は、どんな映画を選ぶかです。日常会話という意味では学生が主人公になっているものや、ファミリーモノ、ディズニー映画なんかがオススメです。社会派ものや、サスペンス、法廷モノ、バイオレンスモノは、やたら下品な表現が多用されていたり、特殊な専門用語（法律用語とか）、難解な表現が多かったりするのでオススメではありません。これは音楽でもそれなりに効果があります。私は洋楽が好きだったんですが、気に入ったアルバムについては歌詞を全部暗記するまで聞き込んでいました。そうすると会話の中で同じフレーズが出て来たりするんです。こういうのって教科書には出て来ない表現だったりするのでスゴく助かりました。これをやりながら、中学3年までの英文法を完璧にすれば、日常生活で困る事はほとんど無いと思います。外資系でもこのレベルになっている人は10%いるかいないかじゃないですかね。ですから、850点あれば十分エントリー可能だと思うので後は以下の点を良く読んでどうするか、どうしたいのか、を決めて下さいね。さて、ここまで書いて水を差すようですが、ひとつ重大なポイントを指摘しておきます。　　■　英語や異文化に興味がありますので、将来英語を使った職場で働きたい　　　　と思っていますこれ、動機と職場がマッチしていません。この考え方を変えないと、外資系企業で雇用されるのは難しいと考えた方が良いですよ。英語や異文化に興味があるという事と、それを仕事にする、英語でお金をもらうという事は全く関係が無い話です。英語や異文化について本当に学びたいのなら、日本の大学で英文法や人文学を徹底的に勉強すべきでしょう。これなら会話力は不要ですし。会社はあなたの興味を満たすためにあなたにお給料を払ってくれるわけじゃ無いんです。あなたが会社に提供する成果に対してお給料を支払うんです。つまり、興味と成果はほとんど交わらない軸にあるという事です。留学生上がりの学生の面談でも、外資を選んだ理由にこういう事を言う人がたくさんいるんですが、私はこういう事を宣う人を採用した事は一度もありません。英語は単なるツールです。英語への興味が英語力を高めるきっかけになる事は否定しませんし、その通りだと思いますが、それを使って働くという事とあなたの興味を満たしてくれるかは全く関係がありませんから。仕事で英語を使うとは、英語でどんな専門性を発揮出来るかに他なりません。会話が出来るとか、メールが書けるなんてのは、50音を知っていますというくらい幼稚なアピールで、まともな会社はこれを言った瞬間に面接終了になるはずです。 IT系であれば、　　▼　英語話者に電話で確実なサポートが出来る　　▼　英語話者のプログラマーに、日本側の意図を確実に伝えられコーディン　　　　グさせられる　　▼　アメリカ人にネットワークの構築をトレーニング出来る　　▼　プログラムの要件定義を英語で行い、それを正しい仕様で日本人に文書、　　　　口頭で説明出来る　　▼　日本側がやりたいと思っている事を、米本社に説明をして説得をして予　　　　算を獲得して来る事が出来るこういう事が出来る人が、英語で仕事をしているというのです。これをやるのに、異文化への興味なんて必要ありませんし、これをやっても異文化への興味が満たされる事はないでしょう。むしろ、異文化によるぶつかり合いが発生し、そのストレスで胸が一杯になるのが常なんですよね。それが分かった上で、英語を使って仕事をしたいと考えているのか、もう一度振り返った方が良いでしょうね。外資での仕事ってやればやるほど、外国人とのパーセプションギャップに悩んだり、ストレスを感じたりするものなんです。特に上位層の考え方とか経営哲学って、日本人には受け入れられないモノが多かったりしますから。しかし、今の日本では（たぶんこれからしばらくも）英語で仕事が出来ると途端に給与水準が上がるんです。これは大きなメリットですから、多少気に入らない事があっても選ぶ価値はあると思いますよ。 ◎◎　　このメールマガジンの友人へのご紹介は大歓迎です。◎◎　 ◎　　またウェブサイトもご覧下さい　　　　　　　　　 ◎ 　　　　 http://showon-sato.com ┗┗┗┗┗　本メールマガジンの内容は著作権により保護されています。 ┗┗┗┗　　メールマガジンを無断でブログやウェブサイトに貼り付けること ┗┗┗　　　はご遠慮下さい。 ┗┗　　　　引用、転用をご希望の方は、必ず事前にご連絡を下さい。 ┗　　　　　転用先の確認をした後で、転用の可否をご連絡します。読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。ありがとうございました。　　ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。　　　　佐藤正遠（さとうしょ～おん）株式会社メディウム・コエリ Copyright (c) Medium Coeli All Rights Reserved. 　　 - - - - - - - - - - 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