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メールマガジン 第2062号 | |
╋╋…‥・ ・・‥‥…━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ http://showon-sato.com ・・・・・・━ 第2062号 ━ ・・・・・・ ━━━╋…‥・ ・・‥‥…━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━ こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。 このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、 たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成 長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。 バックナンバーは、以下のサイトで検索出来ます。しかし最新号の反映は、毎 月1回を予定しており、直近号が検索されない可能性がありますのでご注意下 さい。 http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/ 人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書 リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を 希望者に配布しています。以下サイトからダウンロードして下さい。 http://showon-sato.com/index.php/g_books/ 過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ スト下さい。 (リストをご依頼頂いた方には、今後しょ~おんからお得なご案内を差し上げ る事があります。) ツイッターは2つのアカウントでやっています。 ひとつは、@SatoShowon でこちらは私の日常をツイートしています。 もうひとつは、 @salary_1000man でこのメールマガジンの過去ログを要約した モノを定期的に自動配信しています。 フェイスブックでのお友達申請もお待ちしています。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ ◆ 今日の前フリ ◆◇ みなさん夏休みまっさかりという事で、配信時間を変えてみました。 今日は8月15日という事で、年に一度戦争について考えてみる日です。そんな テーマで書いてみました。 その前に業務連絡を。 岡山での基本編は今週末で締め切ります。まだ2次会会場が決まっていないので お申し込みの方へのご連絡は出来ていません。それ以外のセミナーはまだまだ受 け付けております。 ☆ 憲法以前に、日本はもう戦争が出来る国ではない 今日はご存じのように大東亜戦争が終結した日です。 大東亜戦争という呼び方をするだけでネトウヨだと思われる時代なんですが、日 本では開戦時から一貫して大東亜戦争と呼んでいたので、終結時にもこの呼び方 にしないと辻褄が合わなくなるんです。 太平洋戦争と呼ぶようになったのは戦後アメリカがそのように呼称変更をしてか らなんです。 そういう事は教科書では教えませんけどね。 良くセミナーでも言うんですけど、マスコミが声高に叫んでいるものってどうで も良い事がほとんどなんです。大きな声で叫ぶのはそこに群れた人々を誘導した いからです。そして人々がそこに注目している時に、そのウラ側でコソッと大事 な事をやるわけです。これって手品の極意でもあるんです。右手にボールを持っ て、「こっちを見て下さい」と言いながら視線を集めて左手でコソッとタネを仕 込むわけですね。 ですから、我々オトナは教科書で教えない歴史、政治、科学、常識、文化、そう いうものを自分の力で見つけなきゃならないんです。これが為政者に良いように 利用されないための必須条件だと思いますよ。 そう言った意味で、この戦争にも色々教科書に書かれない事実や真実があるんで すよ。 そんなテーマで、あの戦争によって(呼称に拘ると一部の人の目が曇ってしまう ので、「あの戦争」と呼びます)、我々日本が失い、そして手にしたモノがなん だったのか?について考察をして、そこから将来の日本を占ってみましょう。 失ったモノで分かりやすいのは、軍と領土でしょう。 これってスゴく皮肉的なんですが、当時の陸軍は、中国とくに満州の権益を失っ てはならん!という理由で日中戦争を含めたあの戦争を始めたのに、やってみた ら一番失いたくなかった満州はおろか、完全に未来永劫自分たちのモノだと思っ ていた朝鮮や台湾まで失った挙げ句、まさかの不意打ちで北方領土まで手放さな きゃならなくなったんですね。 人生でも、これだけはどうしても失いたくないと思うものを力ずくで守ろうとす ると、真っ先にそれを失ってしまうという事があるものです。地位だったり、名 誉だったり、人間関係だったり、財産だったり。こういうのに拘れば拘るほど、 実はマズい状態に陥りつつあるのだという事をこの歴史から学ばなきゃならない と思いますよ。 ● 手持ちのモノを全部失ったら、またイチからやり直せば良いや って思っている人って、なかなかしぶとく生きられるんです。特にこれが物理的 に目に見えるものだったりすると、ここで拘れば拘るほど、万一失った時には茫 然自失しちゃいますから。 陸軍はまず、ここで悪手を指したと思います。 なんたって、その結果、満州の権益以上に死守したかった自らの存在すら失って しまったというか完全に雲散霧消してしまったわけですから、当時の軍部のエラ イ人ってバカだったと思います。ちなみに彼らは脳みその性能で言えば当時世界 のトップクラスですから。東大なんて士官学校に入れなかった人たちが仕方なく 入ったところで、本当に頭が良くて、体力と気力があって使命感を持っていた男 子は全員士官学校を目指したものなんです。それくらい男子の憧れに近いところ だったんですね。 そんな彼らが生命線と呼んだモノを全部失った戦後の方が、日本が世界的にみて 大国になれてしまったという事実ほど、歴史が持つ皮肉さを表現しているモノっ てないんじゃないですかね。領土が広がらないと、人口増に対応出来ないって理 由で海外に進出して行ったわけですが、領土が無くなった今の方がかつてよりも 人口が増えているという状態を見れば、このプロパガンダがもう通用しないのが 分かります。しかも今じゃ領土も増えていないのに、少子化なんて言ってるわけ ですから、国民の誰にも領土的野望なんて無いわけで、これは戦争発生の大きな 抑止力になると思います。 失ったこのふたつは、みなさんが生きている間は手に出来ませんから。領土も返 ってこないと思いますし、軍がかつてのような形で復活する事もありません。特 に後者について言えば、いくら防衛庁が防衛省に格上げになっても、いくら尖閣 諸島のあたりがキナ臭くなっても、集団自衛権の行使が閣議決定されても、日本 がかつてのような軍部を持つ事はありません。これが我々が戦争で手にした最大 の果実です。 この時期戦争についての特番や特集が数多く流れるんですが、そのどれもが、 ■ この悲惨な戦争をもう二度と起こさないようにしましょう というお約束の結びの言葉でエンディングを迎えるように作られているんですが、 これって物理的にムリですから。だからあと50年は安心してて良いですよ。 なぜかという理由についていくつか書いてみましょう。 今の日本人が、本当の戦地に行って戦闘をするだけの気力と体力を持っていない というのが一番です。戦闘が行われている戦地って、ブラック企業で働く何倍も 厳しくて、プレッシャーもあって、弾が中ったら本当に死んじゃう状況なんです。 どっから弾が飛んでくるか分からないところで、衛兵をやるだけでも(実際の戦 闘地帯に行っていないのに)精神に異常を来してしまうはずですから。 アメリカの軍人だってこのプレッシャーに勝てずに、多くの軍人がコカインやヘ ロインという薬物の力に頼ったんですから。 こういう精神力を再度身に付けるためには、幼少期からの教育制度を全部変えて 鍛え直さなきゃならないんですが、学校の先生がお尻を叩くだけで体罰だと問題 になる今の日本では出来るわけがありません。 一般の人に大きな誤解があるのは、軍人ってリクルートをして数ヶ月訓練をすれ ば誰でも戦えるようになると思っているところでしょう。人が人を殺すんです。 ちょっと気を抜いたら逆に自分が殺されるんです。そういうところで生き残れる ようになる人間を、数ヶ月の訓練で作れるわけが無いんです。戦前のように、産 まれた瞬間から、この子が大人になったら喜んで軍人になって戦いに行きたくな るプログラムを仕組んでおかないと発動しない、国家をあげた催眠、洗脳教育が 必要になるんです。 あの戦争に負けた事によって、このプログラムが全部解体されて、作り替えられ ちゃいましたから、まずはここから再生しないといけないのです。 そういう下ごしらえをしないで、徴兵制を復活させても、世界から国境が無くな りつつある今のご時世では、 ● じゃ、ボクちょっと海外に移住しますわ って言われておしまいですよ。海外移住をするなんて非国民だ!って今は誰も思 わないですよね。そう、非国民だと感じなくなるような教育を今はやっているか らです。戦前にこんな事をやったら(言っただけで)村八分になるくらい、国民 みんなが、 ■ 戦争は悪い事じゃない、国のためにみんなで協力しよう って思わされていたという事です。これを催眠、洗脳と言っているんです。これ を今から作っても、国民の過半数に広まるまでには30年やそこらはかかるんです よ。 これはあの戦争で失ったモノでもあり、逆に手に入れたモノでもあるんです。 私はこれを現代の日本人が手に入れられただけでも、戦争をやった意義があった と思っています。というか、あの戦争であそこまで負けなければ、この価値観が 消え去る事なんてなかったはずですから。 オギャーと産まれた瞬間から、男の子なら「兵隊さん」女の子なら「海軍さん」 と呼ぶ事で性別を教えてもらうところから始まって、学校に入った最初の教科書 の1ページ目に兵隊が戦闘をしているシーンが描かれて、教育勅語を暗記させら れて、遊びは戦争ごっこなんて国のままだったらイヤですよね。 こういう教育を受けた人が国民の中心世代になって(つまり30代から40代という 事です)世の中を動かすようになって初めて戦時国家が出来るんですから。日本 はここがゼロリセットされちゃってますから、サヨク系の人が心配するような事 態は起こらないと断言出来るんじゃありませんか。 ヒトの次はカネです。 これもまたお寒い限りで、日本のように弱者に手厚い政策をやっているところは 戦争するおカネが無いのです。戦争ってとにかくおカネがかかるモノで、戦争を やるならまずは福祉のような、戦争に勝つ事に直結しない予算を削らなきゃなら ないんです。かつての日本は弱者切り捨て、金持ち優遇政策が軸になっていて、 田舎の農民は大変苦しめられたものですが、今は農民票が保守政党の票田になっ ているんですよね。それくらい手厚く予算をバラ播いた結果、これを今さら変え る事なんて出来ないところに日本の政治家は追いやられていると思います。 そもそも戦後の政治システムが、戦争をやらなくて良いという前提で(つまり国 防に関する予算はちょっとで良いという事)設計されていますから、本気で戦争 をやろうとするのなら制度設計をやり直さなきゃならないんです。そうすると、 今の年金や医療制度は予算を半分以下にするくらいでないと間に合わないでしょ う。そんな事を今の日本人が了解するわけないんです。 無ければこれ全部借金しなきゃならないんですが、ちなみに日露戦争の時にも日 本は多額の借金を外債という形でやって、これを戦費に充てたんですがこの借金 を払い終わったのは昭和61年ですから。これまた教科書には載っていませんが、 80年かけて返さなきゃならないくらいのおカネが必要だという事です。 あの戦争では外債という手段は使えず(だって買ってくれそうな白人相手に戦争 をしたわけですから)、最後は戦後のハイパーインフレと円預金の封鎖という荒 療治で、国民にツケを押しつけたんですね。もちろん日露戦争の外債も国民の税 金で払ったんですよ。ただしこっちは80年がかりだったのでツケが回って来た事 に気付かなかった(意図的に知らせなかったからですが)だけなんですけどね。 現時点で1000兆円の国債を抱えているこの国に、戦争をやる財力は残っていませ んから。兵隊という形で人が集まらなくても兵器の進化によって戦争は出来ます が、おカネが無ければ何も出来ないんです。ミサイル1発いくら、糧食いくら、 移動するのにいくらって感じで、起きてから寝るまでクソをするのにもお金がか かるのが戦争なんですから。 ですから、将来キナ臭い香りがして来たら、みんなで仕事を放棄して生活保護を もらって、毎日色々な病院に通って医療費を使いまくって福祉関係の予算を削れ ないようにしちゃえば良いんです。今の民主制では政治家には抗う術がありませ んから。 ヒトとカネという切り口からちょっと考察してみただけで、日本が事実上戦争と いう手段を執れない事が分かりますよね。憲法9条をいくら変えたって、ここが 変わらなきゃ実態としては戦争が出来る国になりませんから。 それにしても、あの戦争にあそこまでボロカス負けず、軍が温存されて、社会制 度も変わっていなかったらと思うとものすごく怖いんですよね。ちょっといびつ な形ですが、これが実現している国が中国だと思います。司法、立法、行政、軍 のすべてを共産党が握っていて、言論の自由は封鎖されて改革開放でモノとカネ だけは手に入るようになった国家に住む人々がどういうメンタリティを持ってい るのかはあえて書く必要はないでしょう。あれは中国人の本性ではなくて、あの 国の政治制度による産物というか、当然生まれる廃棄物のようなもので、同じ事 を日本でやれば日本人もああなったはずなんです。 だから戦前の日本人って、今と違ってゲヒンな部分がたくさんあったんですよ。 戦後教育制度が変わって、領土的野心を正当化する必要が無くなって、戦争もや れなくなったから、今のような穏やかな日本人が育ってきたのです。 これ全部、あの戦争によって現代人が手にした大いなる果実なんですよ。 戦争って言うと失ったモノばかりにフォーカスが当たりますが、そういうところ ばっかり見ていたら英霊のみなさんに申し訳ないですよ。彼らは自分たちが人柱 になる事によって、 ● 将来生まれて来る日本人が幸せに生きられること を願っていたんですから。 ■ 戦争のバカバカバカ、戦争によってあれも無くなった、これもダメにな った、こんなに悲しい、あんなに辛い事があった、もう悪い事しか出て こないよ~ って言ってたらあの戦争に命を捧げた英霊たちも浮かばれません。 そんなにオレたちって悪い事ばっかりやったのか?って思いますから。 冗談じゃありません。あの戦争があったおかげで、英霊のみなさんが命を懸けて 戦って下さったおかげで、我々はいまこんなに幸せに生きる事が出来るのです、 ありがとうございました。って言えるところも見つけなきゃ。8月15日にはそう いう事を考えて、戦災に遭われた方々に感謝を捧げるべきだと思うんですよね。 ◎◎ このメールマガジンの友人へのご紹介は大歓迎です。◎◎ ◎ またウェブサイトもご覧下さい ◎ http://showon-sato.com ┗┗┗┗┗ 本メールマガジンの内容は著作権により保護されています。 ┗┗┗┗ メールマガジンを無断でブログやウェブサイトに貼り付けること ┗┗┗ はご遠慮下さい。 ┗┗ 引用、転用をご希望の方は、必ず事前にご連絡を下さい。 ┗ 転用先の確認をした後で、転用の可否をご連絡します。 読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、 こころよりお祈りいたします。 ありがとうございました。 ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。 佐藤正遠(さとうしょ~おん) 株式会社メディウム・コエリ Copyright (c) Medium Coeli All Rights Reserved. - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - メールマガジン「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 ☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん) 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