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メールマガジン 第2030号

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 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

 ┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ  ┃ http://showon-sato.com
                 
   ・・・・・・━ 第2030号 ━ ・・・・・・

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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

バックナンバーは、以下のサイトで検索出来ます。しかし最新号の反映は、毎
月1回を予定しており、直近号が検索されない可能性がありますのでご注意下
さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/  

人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書
リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を
希望者に配布しています。以下サイトからダウンロードして下さい。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/

過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(リストをご依頼頂いた方には、今後しょ~おんからお得なご案内を差し上げ
る事があります。)

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ひとつは、@SatoShowon でこちらは私の日常をツイートしています。
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◆ 今日の前フリ ◆◇

広島もまた暑くて熱かった。暑かったのはホテルの部屋。フトンを掛けると暑く
て眠れず、剥ぐと今度は寒くて震えてしまうという状態。ホテルってのはなかな
か調節が難しいです。

そして熱いのはセミナー。
今回はバージョンアップ編だったんですが、再受講生が九州や京都からも来て下
さったり、愛知や香川、静岡、福岡というところからもお申し込みがあったりし
て、他の地方都市ではあまりない光景でした。(色々なところで開催しましたが、
両隣の県からというのが精一杯で、これほど散らばるのは珍しいのです)

で、今週末は札幌と。しかも今回は2日連続なので体調管理には注意したいとこ
ろです。


昨日は帰りにちょいと足を延ばして山陰を回って来て、海の幸を楽しみました。
さすがに今の時期はカニは無いんですが、定食に追加したサザエの壺焼きが気を
失うくらい美味しかったです。

って事で、お土産にいくつか買って帰り、これを久しぶりの囲炉裏で焼いて全員
大満足となりました。


☆ 読書つながりでもう一編

私は年に一人は、今まで読んだ事がない新しい書き手の中から、


  ● この人は面白い!


と思える人を見つけたい、そしてそういう人が見つかったら端から端まで著作を
読み耽ってみたいと思っているんです。
そうやって出逢ったのが、坂井三郎、広瀬隆、内田樹、吉村昭、橘玲、百田尚樹、
リチャード・ドーキンス、そして昨年の高野秀行といった書き手たちです。(敬
称略です)

まだそこに加わるか分からないのですが、生き様としてこの人はスゴい!と思っ
ているのが浅田次郎という人です。この人は直木賞も獲った売れっ子作家ですが、
彼は小説家になるのに20年かかっているんですね。

以下、彼が自分の母校で講演をした時の話をコピペします。


~~~ここから~~~
現在、僕は最初の志の通りに、なんとか小説家になったわけだけれど、
実を言えば、自衛隊を出ればすぐ小説家になれると思っていました。
 
みんな、そう思うんだよな、軽く考えるんだよ。

この中にも、これだけの人数がいたら小説家志望なんて五、六人いるだろう。
でもなれないから大丈夫だよ。

そんなに甘くないからね、この仕事は。

僕はとても傲慢で不遜であったから、自衛隊から出てきたら、良い小説を書いて、
すぐどこかの新人賞を取って、たちまち芥川賞か直木賞を取って華々しくデビ
ューできるだろうと甘いことを考えていたら、なんとそれから二十年ぐらいかか
った(笑)。


これは長かったです。

その二十年間を支えたものは何かと言えば、これはもう「意地」だな。

夢を追いかけるなんていうのは、生半可な覚悟では出来ない。

よっぽど負けず嫌いで、よっぽど意地っ張りでなければ出来ないことです。

僕は幸いそういう性格に生まれついたから、なんとか二十年間持ちこたえること
ができました。

僕は二十年間、必ず一日に六時間を読み書きに費やすと決めて、それを実行して
きました。最低でも一日に二時間や三時間は机の前に向かっていたと思います。

ものを書く、文章を作るということはそんなに甘いことではなくて、昔の中国で
は文章を作ることがその人間の能力の全てであるとされていた。

とくに僕の場合は、長崎さんが言った通り、凡庸だったんでしょうね。
それだけの努力をしても四十になるまで小説家としてのデビューが出来なかった。


でも世の中うまく出来ているんです。

そういう長い修行時代があった人は、それを終えてからがまことに強い。

修行時代にいろいろな人生の経験をする、その経験が後になって生きてくるわけ
ですね。


僕の場合で言うと、四十になって、それなりの文章力を身につけた時、それまで
の二十年間にいろんな事柄を見、いろんな人と付き合って、いろんな苦労をして
きた、それをありのままに書けば小説になるわけです。それは強みです。

~~~ここまで~~~


この文章をどこかでたまたま読んで、ひっくり返るくらいの衝撃を受けたのを覚
えています。そして同時に、こころの中にフツフツとエネルギーが湧いてきたの
を覚えています。

私は10代の終わりから20代の終わりまでを振り返ってみると、(もちろん全部自
分のせいなんだけど)不遇で、カネもなく、女性にもモテなくて、仕事もヘッポ
コでという感じだったんですが、浅田次郎氏ほどではありませんが、それがあっ
たからこそ今があったと強く想っています。

あの時に人生を投げなくて良かった、ちょっとだけ根性を出して(もちろん浅田
次郎氏ほどではありませんが)頑張って良かったと思っているので、彼のこの講
演録を読んだ時に不覚にもウルっと来たんですね。


何年かかろうが、やり遂げてしまえばそれは全部プラスの出来事に転化してしま
う、というのが人生の妙で、それをしみじみと噛みしめられる経験を持っていれ
ば、これだけで人間に生まれた甲斐があるというものです。

是非、多くの人にこの感覚を味わってもらいたいと思っていますし、そのための
一助になればと思ってこのメールマガジンを書いているというのが、偽りのない
私の気持ちなのです。


今日という1日が、そんな人生の内数になれば良いですね。


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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html

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