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メールマガジン 第1788号

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 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

 ┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ  ┃ http://showon-sato.com
                 
   ・・・・・・━ 第1788号 ━ ・・・・・・

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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

バックナンバーは、以下のサイトで検索出来ます。しかし最新号の反映は、毎
月1回を予定しており、直近号が検索されない可能性がありますのでご注意下
さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/  

人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書
リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を
希望者に配布しています。以下サイトからダウンロードして下さい。

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過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
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◆ 今日の前フリ ◆◇

ええとですね。今月の基本編セミナー@東京はあと10名で締め切ろうと思いま
す。
そしてこれは受講資格のある方にだけお送りしたんですが、8月3日に東京でス
ペシャル編セミナーを開催します。このセミナーは今年最後の開催になります。
お問い合わせ、お申し込みはこのメールマガジンの返信でお願いします。
以上、軽く業務連絡でした。


イヤァ、いつの間にか今年も半分が終わったんですね。
なんせ野良仕事1年生ですから、時間の感覚が掴めないんですよね。
これがビジネスの世界(特に外資系の1会計年度)なら、脳みそで感じる感覚と、
皮膚感覚がリアルに連動するんですけどねぇ。


それにしても田舎の人ってのは、色んなところをよく見ていますねえ。
なんで私の畑のトマトの熟れ具合まで知っとるねん?
田んぼに水を入れる作業をしていたら、ほとんど初対面のおばちゃんに、


  ● あんたこれ手植えしたんやてなぁ


って言われちゃうわけです。
さらに、


  ● 除草剤も撒いてないんやてなぁ


っていくらなんでも知りすぎでしょ。スパイ小説じゃないんだから、オイラを
驚かせてどうするのよ?(笑)


暑い中、水路を堰き止めて、1日掛けて水を満たしたと思ったら夕方から雨が降
ってきました(笑)
あの~、私の労働は完璧にムダだったわけですね。


こういうところから自分の短期的運勢って読めますよね。
案の定、夕方になったら我が家のお米が切れている事が発覚して、雨の中車を
飛ばして買いに行くハメになりました。


あらら、話がずれてきました。
光陰矢のごとしの話でしたね。
そうなんですよ、今月の終わりで移住して1年が経つんです。

こんな何も無い田舎で、1年間よく退屈しないで過ごせたねぇと、昔を知ってい
る人なら言うかも知れません。

でもこの1年ですっかり価値観が書き換わっちゃったから、全然退屈じゃないん
ですよ。
というか、やる事がありすぎて毎日忙しいんです。


その証拠に、田舎に行って暇になったら読もうと思って買って来た岩波文庫120
0冊セット(セット販売はしていませんが、古本をコツコツと買い集めたのが12
00冊くらいあるんです)、この1年で読めたのはなんとたったの2冊だけ(笑)

このペースだとあと600年くらいかかる計算になりますな。
というか、無理矢理予定に入れるか、他の本を買うことを止めるかしなきゃ読
み終わりませんな。

ま、それくらい日々やる事があるんですね。

全然お金にはならないけど、やる事だけはいくらでもあるってのが田舎暮らし
なんだって事がようやく分かって来ました。


今日は雨が降らなきゃ畑の畝立て、田んぼのあぜの草取りをやらなきゃなりま
せん。おかげで今ではすっかり土方焼けしました。


太陽と気候、季節に合わせて日々を過ごすのって、実は究極の贅沢なんですよ。



☆ 人間は自分だけは特別だと思いたいモノ

最近また心理学関係の本を集中的に読んでいるんですけど、人間をメタレベル
で観察すると面白いですね。


たぶん私も含めてなんでしょうが、ヒトという生き物は、自分だけは他のヒト
と違う存在なんだと思っているんですね。


もういい加減慣れましたが、メールマガジンを書いていると、様々なメールを
頂くんです。

特に最近はバラエティが増えています。


通常はコンテンツについての感想などが多いんですが、中には


  ■ 今日の話は私の事をおっしゃっているんですね!


なんて念押しというか、確認のメールをもらったりします。

もちろん当たり前ですが、ある人を特定して書くわけがありません。
誰かさん一人の為にネタを書く事など無いんです。

しかもよく見たら初めてメールをもらう人だったりします。

あなたの名前も知らなかったのに、なんであなたの事をネタに出来るのよ、と
こう言いたくなるわけですが、そういう整合性についてはご本人はあまり気に
ならないみたいです。


人間のこんな習性を利用したのが差し込みメールですね。

私は使っていませんが、いきなり


  ■ 佐藤さん、あなただけにお伝えしたい事があります


なんて書き出しで始まるセールスメールをもらった事ってありますよね。

あれはメールアドレスと名字をヒモ付けて、『%名前%』なんて感じで差し込み
用のフィールドを作っています。

原文では、


  ■ %名前%さん、あなただけにお伝えしたい事があります


となっていて、『%名前%』の部分にメールアドレスとヒモ付いた名前に差し込
めるように作り込まれたメールです。


10年くらい前ですかね、初めてこういうメールを受け取った時にはドキッとし
ました。

つい全文読んでしまいましたもん。


フランク・ベドガーの古典的名著


私はどうして販売外交に成功したか

http://www.amazon.co.jp/dp/4478540098/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


や、カーネギーの


人を動かす

http://www.amazon.co.jp/dp/4422100513/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


にも書かれているように、名前を覚えてもらうだけで、人間ってのは気分が良
くなってしまうんですね。

だから営業をやっている人は、『お客様』と呼びかけるのではなく、『○○
様』と名前で呼ぶ、そのために名前を覚えるという努力が必要なのだなんて事
が書かれています。


東京の某所にあるCというレストラン(感動を呼ぶレストランという事でスゴく
有名で、絶賛する人が多いんですが私は好きじゃないので名前を出しません)
では、エレベータに乗ってレストランのある階に着いてドアが開くと出迎えに
来た店員全員が、『いらっしゃいませ○○様!』と名前で呼ぶんですよ。


タネを知らない人はコレだけで感動しちゃうらしいです。
なんで私の名前を店員が知っているんだ?ってね。


タネは簡単で、階下でエレベータに乗る前に、『ご予約のお客様ですか?お名
前を頂戴できますか』って訊かれるんですよ。

そこで名前を名乗ると、私たちがエレベータに乗っている間にインカムで上に
いる店員に私の名前が伝わるというタダそれだけなんですけどね。


それくらい人間って自分の名前には興味があるというわけじゃなくて、これは
単に自分の事を見てもらえた、注目してもらえた、特別扱いをしてもらえたと
いう事を快感だと受け取っているだけなのです。


これは笑い話ですが、昔ドコモショップで名前を間違えられて、訂正するのが
面倒だからそのままにしていたんですよ。もしかしたら本当は私じゃなくて別
の人を呼ぶつもりだったのかも知れません。でもカウンターで用件を話し始め
ちゃったのでそのままにしていたんです。

あそこって、今では最初に免許証を確認するんですが、10年前はそういうのが
いい加減だったんですね。
用件が伝わって初めて携帯を取り出して番号を入力し、私の情報を端末に表示
させたわけですが、その状態でも私の名前を間違えたまま呼ぶんですね。


あの~、端末の左上に私の名前が出てるでしょ、って言いたくなったんですが
(ドコモで使っているアラジン端末の導入時に携帯の仕事をしていたので詳し
いのですよ)、名前って一度通ってしまうと疑わなくなるんですね。
まさか実は名前を間違っていたなんて想像もしないみたいで、いつまでも私の
事を間違った名前で呼ぶんですね。


データの書き換えが終わって、最後に署名をさせられるんですが、さすがに正
しい名前を書くしかないわけです。これにはさすがに気付きました。初めは怪
訝な顔をしていたんですが、そこでパソコンの端末を見ると私の正しい名前が
表示されているわけです。窓口の女性はボー然としてパニックになっちゃった
んですね。


マニュアルには、最初から最後までお客様の名前を間違ってしまった場合の対
処法なんて書いてあるわけがありませんから(笑)


私はこういう時にちょっと天の邪鬼なところがあって、用件を済ませられれば
名前なんて間違って呼ばれても気にしないところがあるんです。

名前を正しく呼んでもらえても、用件が伝わらずこちらが意図した事をしてく
れなかったら、こっちの方が嬉しくないですから。


名前を覚えていない、間違って呼んでしまうという時に人間が不快になるのは、
間違ってしまったという事に問題があるのではなく、


  ■ 私という人間を重要視していない


という事に不快感を持つからなんです。

自分を象徴する名前すら正しく呼べない人が、私を尊重してくれているわけが
無いという思考に繋がるんですね。


たかが名前1つでこれですから。


もう少し深いレベルの無意識に行くと、(特に女性は)自分の事(特に容姿)
にしか興味が無いんですよ。


正確に言えば、自分の容姿を人は注目しているモノだと考えているのです。


あららら、世の中の女性を敵に回した感がありますね・・・(笑)


もう少し敵に回すと、

自分は他人の容姿にそれほど興味を持っていないにも拘わらず、他人は私の容
姿に興味を持っているはずだという思い込みがあるのです。


あ、一部の男性(主に嫁さん持ち)からの喝采が聞こえました(笑)

でもこれが無くなったらオンナは終わりですから。


ちなみに男性は、興味の対象が容姿ではないというだけで、『仕事』だったり、
『趣味』だったりという次元で同じように自分の象徴を持っているのです。


これまた昔話ですが、持っている車の名前を間違っただけで切れられた経験が
あります。

飲み屋で車の話になって(早い話が車自慢の流れになって)、その人が心血と
経済力の全てを注ぎ込んだ車がスカイラインだかレガシーだったわけですよ。
どっちも改造に金を掛けたらキリが無い車種で、私的にはどうでも良い話なの
でテキトーに相槌を打っていたのです。

そこで、その人に愛想を言うつもりで、


  ■ イヤやっぱりレガシーは傑作ですよね~♪


と言ったらそれが間違っていて、彼が乗っていたのはスカイラインだったとい
うオチ。
その瞬間に彼は切れましたね。(笑)


  ● だから、オレの乗っているのはR34のスカイラインだっての(怒)


これまた車の名前を間違ったところが傷ついたのではなくて、自分の話をチャ
ンと聞いていなかったという部分、つまり自分が尊重されていなかったという
ところに切れたのです。


ビジネス的に言えば、こういうところを刺激してあげればお客さんは喜んでお
金を払うんですね。


私もそうしようと思って、セミナーの度に座席表を作って、顔と名前が一致す
るように努力したり、受講生からのメールには出来るだけ迅速に返信をしたり
しなきゃって思うんですが、いまはもうそういう事を考えるのを止めました。


ビジネス的にはセオリーに則っているんですよ。

でもそれって本筋じゃないと思うんですよ。


料理が不味いのに、接客だけ超一流でお客さんを感動させてもどうかと思うん
です。

私にとっての商売道具は、有料セミナーのコンテンツであり、このメールマガ
ジンのネタですから。

このクオリティに共感、同意、感動してもらう事の方が先決で、受講生の名前
を努力して覚えるのは3段くらい優先順位が低い話なんです。


名前を覚えたり、親しげに会話をしたりする事よりも、来て下さった人、読ん
で下さった人の人生を変えるような話やネタをする事の方が重要で、そのため
にエネルギーと情熱を使おうと最近は思っています。


ですから最近では、セミナー受講後のアンケートって出来るだけやらないよう
にしているんです。

こういう情報が雑音にしか聞こえなくなるんですよ。


  ▼ あれをしろ

  ▼ ここを教えろ

  ▼ あそこはもっと丁寧に解説しろ

  ▼ 部屋の空調が寒い(暑い)

  ▼ 板書の字が小さい(汚い)

  ▼ 次回はこの話をしてくれ

  ▼ もっと頻繁に休憩が欲しい

  ▼ 私ともアイコンタクトをしてくれ

  ▼ 私にもOリングテストをして欲しい


こういう意見というかお願いに過度に振り回されずに、そうでないところでポ
イントを稼ぎたいと思います。


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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
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☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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