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メールマガジン 第1777号

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 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

 ┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ  ┃ http://showon-sato.com
                 
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

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◆ 今日の前フリ ◆◇

やっぱり炎天下でなれない野良仕事をやったためか、背中の筋をグキっと痛め
てしまい、なおかつ日焼け&筋肉痛に苦しんでいます。

それでも自分の田んぼだと思うと、居ても立ってもいられず、日に何度も水位
を確認しに行く始末です。

そんなにジッと見つめていても成長が早くなるわけじゃないのよ、と自分でも
思うんですがなんとかチャンと実をつけてもらいたいと思うと、気になるわけ
ですよねぇ。


ところが田んぼに気を取られていたため、疎かになっていた畑も世話をしなき
ゃなりません。

昨日は夕方から草取りをしたんですが、なんとスイカに小さな実が付いていま
した。

今はピンポン球よりも小さな実ですが、これがあの大きさになって、パカッと
割ると真っ赤な実が。で、それをグハっとかぶりつくとグハハハな状態になる
という妄想をかましています。

キュウリもナスも、キャベツも順調に成長中で、諦めかけていたサトイモも芽
を出し始めました。


これだけ忙しいとさすがに農繁期って感じがします。

となると今週末の大阪セミナー、ものすごく畑と田んぼが心配になるんですよ
ねぇ。




☆ ビジネスに於ける劣位戦の戦い方

日本の現状をマクロ視点で見ると(個々の会社はイケイケドンドンもあれば、
縮こまっている会社もあるので、ミクロ視点は意味をなしません)、これはも
う完全に劣位戦です。


昨日は優位戦を、


  ● 優位戦とは努力が線形で表現される、未来を読みやすい状態


と表現したのですが、劣位戦を同じように表現すると


  ● 劣位戦とは過去の常識が役に立たず、非線形的発想が必要な状態


なんです。

戦後一貫して経済が拡大し(それはとりもなおさず人口が右肩上がりで増えて
いたからです)、努力が線形で形になった分かりやすい状態が、バブル崩壊後
20年以上も低成長を続け、これからは人口減に拍車がかかりさらに未来が読み
にくくなる、そんな時代が来てしまったという事です。


そもそも今の経営者の方々で、日本がすでにこういう状態に置かれていると認
識している人ってどれくらいいるんでしょうかね?


みなさんがサラリーマンで、社長と話す機会があるのなら、こういうテーマで
話を聞いてみたら良いんじゃありませんかね。

まともな社長なら、こういう事を言い出す部下に目を開かれる思いを抱くでし
ょうし、少なくともあなたの側から見たら、


  ● 自分の会社がチャンと未来を見ているかどうか判断出来る


良い材料なのですから。

ちなみに話は変わりますけど、こういう日常の何気ない会話で、サラリーマン
としてのあなたの未来が決まるんですよ。

社長から見たら、課長以下の社員なんて単なる塊にしか過ぎないんです。
塊というのは、要するに個体識別が出来ない状態という意味です。

『○○部××課の集合』としか思っていない状態で、あなたがこういう冴えた
質問を社長にしたら社長的には、


  ● おお、ウチにも面白い人材がいるじゃないか!


って事になるんですよ。
まともな社長なら必ずこうなります。
だって社長ってのはいつでも、優秀な人材を捜し求めているんですから。

そうなるとあなたは単なる集団のひとりから初めて、『田中君』という名前が
付いたヒトになれるんです。

そういう状態にならない限り、抜擢される事なんて無いんですよ。

さらにちなみに言うと、これが通用するのは社長が一番です。
部長も事業部長も役員も、所詮彼らはサラリーマンですから、確率はガクッと
落ちるんですよね。


閑話休題として本線に戻ろうかと思ったんですが、もうちょっと脱線をすると、
この抜擢というのは完全に劣位線に於ける常套手段です。

上場会社でもたまに、


  ● ヒラ取りから15人抜きでいきなり社長に!


なんてニュースがありますよね。

特に業績が良くない会社がやりますよね。
あれは劣位戦での戦いを分かっている人がやっているんです。


業績が長期低迷状態という事は、ライバル企業に比べて優位に立っていない事
は明らかです。

そういう時に、今まで通りの力学で(方程式で)人事や施策を立ててもダメな
んです。

実はこれこそが劣位戦での戦い方なんですよ。

優位戦とは違って、努力がそのままストレートな形で具現化される事は無いの
です。
という事は、何かひねった事をしなきゃダメなんですよ。

戦闘に於ける夜戦や奇襲のような事をやらなきゃダメなのです。


別にひねってあればなんでも良いなんて言ってませんよ。

むしろ、奇襲のチャンスは1回こっきりやり直し無しなんですから、乾坤一擲こ
の勝負に勝てなきゃ全滅だってくらい切羽詰まった状況なんです。


ここで勝てるバクチを打てるようになる、つまり一か八かで当たりくじを引く
能力ってなんだと思いますか?

これが出来なきゃ劣位戦には勝てないんです。

危ない橋を渡るのは良いですけど、それで下に落ちちゃダメなんです。


そういう時には、学校の勉強をそつなくこなして良い成績を取ったような人じ
ゃダメなのですよ。そういう人が役に立つのは優位戦の時なんです。


旧日本軍がなぜ負けたのか、これを戦略的に言えば、100%人事制度の問題だと
思うんです。

陸軍の場合、陸軍士官学校を出て、陸軍大学を卒業する人がエリートとして将
校になるわけですけど、出世する順番は陸軍大学の卒業時の成績順だったんで
す。

ここでトップクラスの成績を収めた人は必ず優先的に昇進させてもらえたんで
す。


これって完全に平和時に機能するやり方です。


そんな秀才タイプばかりが雁首を並べて戦ったのが今次大戦だったのです。
そりゃ勝てるわけありませんよ。
タダでさえ日本は、


  ■ 下士官一流、将校三流


と言われていたわけで、そんな人達が劣位戦をはねのけて一発逆転の戦術を立
てられるわけがないんです。

だから彼らが考えついたのが、特攻隊だったり人間魚雷回天だったりとその程
度のインパクトのモノだったんです。


ああ、なんだか答えを言っちゃったようですが、これから長く続く劣位戦は日
本にとっては厳しいモノになりそうです。

なんたって、日本を動かす人達、つまり官僚って旧日本軍と同じ人事制度を持
っているんですから。いまだに国家一種試験の成績が一生ついて回る世界って
どうなってるんだ?と思いますよ。


そしてこの国家一種の輪の中には二種や三種の人達からの抜擢なんて無い、完
全に硬直した制度なのです。こういう人達がこれからの劣位戦でアッと驚くよ
うな戦術を披露できるわけが無いんです。(疲労する事はありそうですが)


つまりこれからは、今まで通用してきた方程式が通用しなくなる、そんな世界
になるはずで、20年前まで常識だった


  ▼ 良い大学にいけば幸せになれる

  ▼ 公務員か大企業に入って定年まで勤めるのが良い

  ▼ 転職なんてあり得ない、終身雇用がサイコー

  ▼ 30歳になったらマイホームを買わなきゃ

  ▼ 資産は銀行預金がサイコー


なんてのは、ある時に音を立てて崩れるという事です。
(すでに一部は崩壊しつつありますね)


ここまで読めれば、何をどうすれば良いかは自分で考えられますよね~。


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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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