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メールマガジン 第1776号

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 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

 ┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ  ┃ http://showon-sato.com
                 
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

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◆ 今日の前フリ ◆◇

昨日は田植えをやりました。

3畝もやったのは人生で初体験です。

4人で手植えをして結局2時間ちょっとかかりました。

途中で何度も降参しようかと思いましたが、やり遂げた後の充実感というか達
成感はなかなかのモノです。

農家の人が通る度に、『今時手植えでやっとるわ、ご苦労なこっちゃ』って視
線を送るのですが、たかが3畝のために田植機を買うほどお大尽ではありません
(そんな人いないでしょ、と思うでしょうがこれが結構そうでは無いんですよ。
そのあたりの話は近々やる『続TPP編』で。)


腰は痛いは、ふくらはぎはパンパンになるわ、指の握力も無くなるわで、田植
えが終わった後はグロッキーでした。

でも、仕事の後のバーベキュー /w 冷え冷えのビールは最高でした。

植えてしまえば後は、水を切らしてカチカチにしない限り何らかの収穫はあり
そうなので、実はお米作りって他の野菜に比べてお気楽なんですよね。


土曜日に大雨が降ったので畑の方も一気に成長が進み、キュウリの第一陣が収
穫出来ました。

これからは日々、ナス、トマトと自前で作ったモノが食べられそうです。




☆ 優位戦と劣位戦

優位戦と劣位戦、どちらも戦争用語ですが、ビジネスの場でもしばしば使われ
る単語です。
考えてみれば、マーケティング用語なんて戦争で使っていた考え方(戦術)を
平和利用したようなモノなので、やたらと戦争用語が出て来るんですね。
(ターゲットとかポジショニングとかロジスティックとかね)

でもこの優位戦と劣位戦という単語の浸透度合いはそれほどでもありません。
今までの日本、特に戦後のイケイケドンドンの時にはひたすら優位戦をやって
いたようなモノですからね。
ところがこれからの時代は、劣位戦にも気を配り、頭を使わなきゃいけません。

なんたって、人口減の世界が来る事は決定で、ビジネス規模、マーケット規模
は縮小する事が既に決定している世界で(もちろんこれは日本の事ですよ)伍
して行かなきゃならないんですから。


優位戦とは簡単に言えば、自分が優位に立っている状態で、


  ▼ どうすればさらに有利になるのか

  ▼ 相手を殲滅させるにはどうしたら良いのか

  ▼ どこまでやったら許してやるか


という事を考える戦いのことです。

戦力比較をした時に、自軍が圧倒的に優位で、相手もそれを認識していると言
う時の戦い方です。

歴史上この戦いで最も失敗をしたのが桶狭間での今川義元でしょう。
彼はこの時のダサイ戦い方で、日本史が続く限り嘲笑される事になったわけで
す。

優位戦で考えなければならないのは、


  ▼ 自軍で気の緩みが起こらないようにするにはどうするか

  ▼ 相手の奇襲攻撃に万全の備えをする

  ▼ じっくりと圧力をかけ続ける戦術


でしょう。

そもそも自分たちが優位に立っているわけですから、危険を冒す必要なんて無
いんです。ひたすら王道を進めば勝つわけです。

半荘のオーラスで2万点差のトップに立っているヤツが、テンパイしたからとい
ってリーチなんて掛けちゃダメなんですよ。あれ?これはちょっと違うか?
(分からない人は周りで麻雀が出来る人に訊いてみよう)


ここまで読むと、なるほど優位戦とは自分たちが優勢な時での戦い方だなとは
分かるんですが、ここで終わっちゃタダのビジネス書と同じです。


優位戦には、もう一つの定義があるんですよ。

ほとんどのビジネス書で書かれていませんし、コンサルの人も教えてくれませ
ん。
でも、彼らは暗黙知として知っていると思いますけどね。

それは、


  ● 優位戦とは努力が線形で表現される、未来を読みやすい状態


なんです。

先ほどの桶狭間での今川義元に代表される優位戦というのは、簡単に言えば、
自分たちがコケない事を考えれば良い戦いの状態ですよね。

無茶をせず、危険を冒さず、真綿で首を絞めるようにジワジワと前に進めば勝
ちが決定するそんな戦いです。

それって、不確定な要素を極力排除して、見通しを良くし、物事が線形で進む
ようにすれば良いわけです。


その世界では物理方程式が100%そのままの形で具現化されるのです。
ですから、そこで投下したエネルギーは、方程式で計算されたとおりの効果を
生むわけです。

それが私の言う、『努力が線形で表現される世界』なのです。


という事は、その反語である劣位戦というのはどういう世界か分かりますよね。


そもそも戦争用語上の劣位戦とは、このまま普通に戦ったら勝てるわけがない
状態で、だからこそ、


  ▼ 一発逆転を狙うにはどうしたら良いのか

  ▼ 相手を驚かせて攪乱させる戦術はどうすべきか

  ▼ 一点突破全力集中

  ▼ 神出鬼没、速度重視


が必要なんですね。

今次大戦で日本が負け、アメリカが勝ちやがった(ちょっと感情が入っていま
す)のも、アメリカはこの戦い方の違いを分かっていたからなんです。


開戦当初日本は奇襲攻撃を絡めて破竹の勢いでアジア全土を制圧しました。
ここまでは日本は劣位戦のお手本のような戦い方をしていました。
そして開戦後3ヶ月ほどで優位な状態を築きました。


その時にアメリカは、自分たちが(戦力の上では優位であるにも拘わらず)劣
位戦を戦っているという自覚を持ったんですね。

だから、ミッドウェー海戦では持てる海上戦力を全てひっさげて、捨て身の一
発逆転を狙ったのです。

あの海戦はアメリカの根性というかガッツを余すところ無く表現しています。
対して日本はあの海戦で大和魂のかけらもなく、保身第一で、大きなケガをし
ないようにビビりながら戦ったんです。

日本にも何度も勝つチャンスがあったのに、あと一歩踏み込む勇気が無く、優
位戦と劣位戦の両方のマイナスを形にしてしまったのです。


そしてこの後アメリカが優勢に立つと、彼らは着実な優位戦を展開し、日本の
一発逆転、奇襲攻撃を警戒し許さない戦術に切り替えたのです。


あらら、なんだか戦史メルマガみたいになってしまいました。

明日は劣位戦について、ビジネスの面から考えてみましょう。


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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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