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メールマガジン 第1746号

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 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

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◆ 今日の前フリ ◆◇

まずは課題図書の優秀賞の発表から。

今月は28名の方がカキコをして下さいました。


で読み進めたところ、今回は候補が3つも出て来てちょっと困りました。

常連のBruceLeeさん、wapoohさんに加えて、新たにmagurockさんが残りました。

最初のお二方はいつもながら切れ味の良い文章でしたが、今回はちょっと反則
ですがお身内に障碍者のいらっしゃるmagurockさんのコメントが心に刺さりま
したのでこの方に差し上げようと思います。

なんと言っても、この本を読んで呼吸法と瞑想法(どちらも基本編で伝授して
いる技です)をやったところがスゴい。

多くの方が、幸せについて内省して下さった事で、この本を選んで良かったと
思いました。


今月は


「相対性理論」を楽しむ本―よくわかるアインシュタインの不思議な世界

http://www.amazon.co.jp/dp/4569572162/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


です。

不思議な世界を理論で理解するには、こういう知識が必要なんです。

怪しいと思っていた世界が実は100年も前から科学的に証明されていたという事
に気付くと、視野が大きく広がりますよ。




☆ 朝鮮や台湾は日本の植民地だったのか?


ここ最近、『マネジメント』という切り口で歴史を語ったのですが、こういう
歴史問題になると俄然張り切り出すのがサヨクという人種で、こういう人は、


  ■ 日本だって戦前植民地を持っていて、白人と同じ事をやったじゃない
    か!


としたり顔で言うんですね。

話は突然変わりますが、このメールマガジンの読者さんに、予想以上に海外在
住者がいらっしゃる事が分かりました。

ま、海外に住んでいると日本語に餓えますからねぇ。
メールマガジンなんて無料で読めるとってもお得で良質な日本語の読み物なの
で、私が今留学していたらたくさん購読すると思います。


で、今そうやって海外に住んでいる方もしくは、これから海外で生活するぞ、
という方は是非ともこういう歴史についてニュートラルな知識を持って頂きた
いと思います。

どの国にも歴史的に見て弱点はありますから、そこをグリグリと衝いてあげれ
ば、日本人だからといって海外でいじめられる事は無いと思いますよ。


  ▼ アメリカならネイティブアメリカンやハワイの略奪について

  ▼ スペインなら南米の征服について

  ▼ イギリスならアヘン戦争という犯罪

  ▼ フランスは今に尾を引くアフリカでの植民地政策について

  ▼ オランダは東インド会社や南アフリカの建国について

  ▼ 北欧ならバイキングによる虐殺について

  ▼ ドイツは簡単、ナチス問題を持ち出せば王手飛車取り


こうして見ると歴史問題なんてのは、自国に負の遺産がゼロなんて国は無いっ
て分かるわけで、それをたまたま記憶に新しい事件をあげつらって相手を攻撃
する事のナンセンスさが分かるってモノです。


そもそも、


  ■ お前の国は過去に○○をやったのだから謝れ!


という事自体がナンセンスなのですよ。

ほじくれば、どの国も恥ずかしい過去があるものですから。


その意味で、昨日まで連載した植民地政策については、無知な外国人がグチャ
グチャ言い出しかねないので、あらかじめ理論武装をしておきましょう。


結論から言えば、日本がやったのは世界史的に言えば、『植民地政策』ではあ
りません。

これは他ならぬ、欧米の多くの学者が指摘している事なんです。

昨日も言ったように、植民地政策というのは、


  ▼ 原住民を愚民化し

  ▼ 現地にほとんど投資をせず

  ▼ 現地にある(主に)農業資産を収奪する


という事なのです。ヨーロッパ各国がアジア、アフリカ諸国にやった植民地政
策は、この点まったく例外がありません。


そして日本について言えば、最初の愚民化政策というところから、日本が朝鮮
や台湾を植民地だと考えていなかった事が明確に分かります。


日本がかの国に進出する前には、かの国には近代的な教育インフラは無かった
んですよ。
それを日本は、日本のお金でつまり、日本の持ち出しで学校を作ってあげたの
です。

さらに、現地人が子供達を学校に通わせたくなかったのを無理矢理教育を受け
させたんですから。

韓国なんて日韓併合前には、女子が通える高等教育なんてひとつも無かったん
です。全部日本が作ったんですから。

そもそもあの国は男尊女卑が徹底していて、女子に教育なんて要らないって考
えだったんですから。それを日本が併合してから義務教育にして全員に学校に
通えるようにしたのです。


台湾も状況はほとんど同じです。というか、あそこは単なるジャングルで近代
的な政体すら無かったんですから、教育インフラがあるわけがありません。


つまり愚民化に逆行した政策をしたという点で、2番目の条件である


  ▼  現地にほとんど投資をせず


という欧米の植民地政策にも反していた事が分かります。

日本は朝鮮に、ダムを造り、発電所を作り、田んぼや畑を整備して、学校や病
院を作りという具合に近代国家として必要になるインフラを全部日本の持ち出
しでやってあげたのです。

これを戦後全部タダで譲り受けた(正確には掠め取ったと言いたいところです
が)事によって、韓国は戦後急激に発展できたんです。

これ全部タダですから。

それなのに戦後、国家賠償をしろだなんて良くもヌケヌケと言えるモノだと思
いますよ。


しかも、最後の条件である、


  ▼ 現地にある(主に)農業資産を収奪する


だって日本はほとんどやっていないのです。
というか、正確には朝鮮には日本が収奪したくなるような農業資産などなかっ
たのです。

そもそも併合前は、秋の収穫が終わって春になる頃には、全部食べ尽くして餓
えていたんですから。

だから日本が併合して、田畑を整備し、治水管理をするようになって、急激に
朝鮮人の人口が増えたんです。ところが人口の増加に追いつくように国土の整
備は出来ませんから、食い詰めた人がたくさん出て来たんですね。

それらの人が日本に職を求めてやって来たのが、現在の在日韓国人、朝鮮人の
ルーツでもあるのです。(もちろん軍属として軍部に強制的に駆り出された
人々もいますがね)


台湾では気候が温暖で雨も良く降る事から、農業資産はたくさんありました。
バナナやサトウキビなどはずいぶん獲れて、日本人が多くの製糖工場を造って
いました。

でも、これがまた白人のやった収奪とは趣が違うのです。

何度も言うように愚民化政策を日本はやっていませんから、現地人で優秀な人
がたくさん出て来るわけです。


そうするとそういう人たちを経営幹部に据えたりしちゃうんです。

戦後、蒋介石が大陸から逃げて来た時も、台湾の人口が急激に増えて、政情不
安になって国として危機的な状況になったんですが、戦前日本の教育を受けた
人たちが、国を運営するノウハウを持っていたので危機を乗り越える事が出来
たのです。


これは戦前から台湾人が各種の政策の立案、実行、評価という幹部級の仕事を
していたという証拠だと思いますよ。


同じ頃独立したインドネシアやミャンマー、フィリピンなどではそういう人材
がいなかったため、民主化、工業化が遅れたのと比較してみたら分かります。
これらの国では植民地時代に、そういうコア領域にタッチさせられていなかっ
たのでノウハウが育たなかったのです。

それに対して台湾では日本が欧米がやるような植民地政策とは全然違う政策を
やっていたので、戦後スムーズに民主国家、工業国家としてランディングが出
来たと解釈するのが自然なんじゃありませんかねぇ。
(もちろん韓国も台湾も一時軍部による独裁がありましたが、それでも他のア
ジア諸国に比べれば軽症と言えるでしょう)


図らずもマネジメントというビジネス用語から、欧米の植民地支配に話が飛び、
最後はそれが日本にまでつながってくるという話になってしまいましたが、如
何でしたか?

勉強ってこういう風に話が繋がってくると面白くなってくるんだと思います。


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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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