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メールマガジン 第1603号

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 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

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◆ 今日の前フリ ◆◇

岡山県といっても結構広いモノです。

私が住んでいるのは、地理的にちょうど真ん中あたりで、ヘソのような場所に
あります。

ですから、どこに出るのも同じくらいの時間、距離で行けるのです。

ところが、引っ越して来てこの方、ほとんど同じ場所との往復で終わっていた
ので、県内の事をほとんど知らないんですね。


これじゃマズいって事で、早速本屋に行って岡山県全体の地図を買って来て、
それを壁に貼って夜酒を飲みながら、今度はどこに行こうかな?と考えるよう
にしました。


で、昨日行って来たのがちょっと北の方にある津山市というところです。

元々は津山藩という岡山とは別の殿様(岡山は岡山藩ね)が為政者として君臨
していたためか、微妙に方言や習慣が岡山市内とは異なるようです。


そのあたりをドライブしたんですが、とにかく建っている家の大きい事。
離れや蔵があるのは当たり前で、その離れだって私の家よりも大きかったりし
ます。
もう要塞のようで、塀や門が高くて立派な作りをしています。

そんな重要文化財のような家が、そこら中に建っているんですよ。

田舎の富の蓄積ってスゲェなぁと感心しました。


とはいえ、内情を色々調べてみると、これって要するに道路予算で建ってたり
するんですよ。


んんん???ですかね?


日本って国は道路についてはユニークな政策を持っている国なんです。
それは田中角栄が考え出したガソリン税や自動車重量税のような道路特定財源
(道路の建設以外に使っちゃいけないよという、使途が限定された税金)の事
です。

当時といっても昭和30年代ですが、日本にはまだまだアスファルト敷きの道路
って都会の一部だけだったんです。

私がバイクの免許を取って、18の時に初めて青森県にツーリングに行った時に、
国道4号線からひとつ外れたところが全て砂利道だったのを覚えています。


そんな時に、国の発展に道路は欠かせないという大義名分を考えだし、それを
フル活用して、田中角栄は道路建設のためだけに使える税金を作ったのです。
本音は、そのお金を力に変えて、政治家としてのし上がっていこうという事だ
ったんですがね。その証拠に、歴代の旧建設省(道路の建設に権限を持ってい
た役所)の大臣はみんな田中派だったりします。


どこにどれだけの道路を作るか、高速道路はどういうルートを通すかなんて事
が、そのまま利権になるんですねぇ。
大手ゼネコンは言わずもがな、地場の建設会社もウハウハ言っていたわけです
が、ここに地元民も一枚噛んでいたんですよ。


道路を作るって事は、山や田畑を切り拓くって事です。
でもそこには地権者(土地の所有者)がいますよねぇ。

まさかお国のためだからタダで土地を召し上げるなんて江戸時代みたいな事は
出来ません。って事は、政府が買うって事ですよ。


これがまたべらぼうな金額で買うんです。

こっちに引っ越して来て、農家の人が


  ■ 道路になる時には高く買ってくれるけど、学校だと安い


ってボヤいていたんですが、同じ土地でも使用目的が道路だと法外な値段で買
ってくれるんですね、なんたって税金はたんまりありますから。
ちなみに、道路特定財源って年に6兆円とかあったんですよ。(笑)
そりゃいくら高くても買えるでしょ。
高く買ってくれれば地権者は喜ぶわけですしね。
そしてそれが次の選挙の票に結びつくと。

その結果、いまでは全国津々浦々ほとんど車が通らないような農道でも、ビシ
ッとアスファルトが敷かれるようになったわけですね。

そんな税金は都会の人がたんまりと、無意識のうちにむしり取られる、じゃな
い献身的に納めて下さっているってわけですよ。


そんなあぶく銭が入れば、そりゃ家くらい新築しちゃいますよね、おネェさん。

田舎は土地が安いとはいっても、上物(建物)の建設コストが都会よりも安い
訳じゃないんですから。
農家のような現金収入がそれほど大きくない世帯が、上物に4000万とか5000万
もかけられるはずがないんですよ、普通に考えれば。(あの作りの家だともっ
と高いかも知れないなぁ)


都会のサラリーマンが、狭い土地込みで中古で3000万とかの家を、ローンを組
んで買っているのに、田舎の方々は相続した山や田畑がある時いきなり道路に
変わる計画が出来て、その結果濡れ手に粟でドカンとキャッシュが入ってくる、
それがからくりです。


あんまりこういう事は語られないんですが、これが実態なんですよ。

田中角栄なんて、自分で先に土地を買っておいて、そこに自分の配下の大臣に
道路を作らせるわけです。新しい道路が出来ます!って報道がされたら当然そ
こはドカンと値上がりするわけですよ。それを高値で売ってボロ儲けというま
さにマッチポンプ的手法で裏金を作って来た政治家です。

そういう財源に使われているのが道路特定財源で、本来時限立法(ある時期が
来たら終わりにする法律)だったのが、ずっと更新され続けて、もうこれ以上
日本に道路は要らんだろうってのに、相変わらずこのお金に群がる人々(道路
ムラと呼んでおきましょう)の大反対にあって未だに一般財源になっていない
んですね。

これが一般財源になったら消費税の増税も必要なかったはずなんですがねぇ。


こんな核心的な事を書いても良いのか?って気もしますがこれが政治ってヤツ
なんです。


とはいえ、この政策によって日本の経済が発展したのもまた事実です。

自動車産業って基幹産業っていわれますが、要するに裾野が広いという事です。

道路が広がれば便利になってもっと自動車が売れる。
トヨタ、日産、ホンダを初めとした会社が儲かる。
これだけじゃないんです。

自動車整備工場や、車のパーツやタイヤを売る会社なんて直接的なところから、
車での来店を前提にしたファミレスや、車で配送できる事が前提になっている
コンビニ配送や、アマゾンなどの小売り、自動車保険会社なんてのも恩恵に与
っているんですね。


そんな事を、あのあたりを走っていて考えていました。


あああ、また本文よりも長い前フリを書いてしまった・・・



☆ 大事な事はメモを取らない

どこの会社にもメモ魔っているモノです。

ずいぶん昔働いた会社で、入社してきた新卒の新人もそんな一人で、大きな付
箋を持ち歩き、上司や先輩の指示、注意事項をマメに書き留めて、それをデス
クに貼っていました。


んで、その人が仕事が出来たかというと、これがそうでも無いんです。(笑)

教えている時にはまじめに、「はい、はい」って言いながらメモを取っている
ので、チャンと理解したかと思ったらこれが全然ダメ。


あれってさっき説明したジャン、と言うと、


  ■ 今度こそ忘れないように大きな文字で書いておきます


って言うんですね。

ところが机にはそんな注意書きを記した付箋がビッシリと貼り付けてあって、
傍目にも何が何だか分からない状態になっていました。


ヒマな時によく観察したら、同じ内容のメモが3つも出て来たり。
これって要するに、3回も同じ注意を受けたって事です。
試しに、覚えているかと質問したら、案の定まるっきり覚えていませんでした
(笑)


メモって書いたら安心しちゃうんですね。


  ■ メモに残したから大丈夫


って思うんでしょう。


この時点でヤバイですよね。


メモというのは残す事が重要なんじゃなくて、メモした事を実際の行動に反映
させる事が重要なんです。


当たり前ですよね。


だからその人には、


  ■ オレの話は、メモなんて取るんじゃねぇよ。1回で脳みそに記憶しろ


って言ったんです。

メモなんてのは、忘れても良いようなゆるい内容の事を記録するためのツール
なんです。

仕事で重要な事は、必ず脳みそに焼き付けなきゃいけないんです。


メモを取ると、そんな記憶の回路が活性化しないんですね。
どこかに、メモを取っているから大丈夫という甘えが残るんでしょう。


1回で記憶するのだ、という心構えで聞いてみたら良いんです。

その瞬間、頭が良くなりますから。


人間の能力って、ここまでこころに依存しているのかと驚きますよ。

同じ内容を、同じ時間聞くという行為でも、メモを取りながら聞くと覚えられ
ないんですよ。
ところが、メモを持たずに、


  ● 絶対に1回で全部覚えてやるぞ


と思って聞くと、複雑な手順などもチャンと1回で記憶できるんですね。


だから、仕事ではあまりメモを取らないんです。

もちろん社会人ですから、打ち合わせに手ぶらで行く事はしませんよ。
いちおうノートは持っていきますよ。
でもそれはジェスチャーで、ノートに書くのはどうでも良い報告とか、忘れて
も良いような事項だけです。


私の仕事に直結する重要な事は、メモなど取らずその場で完全に記憶します。


そういう姿勢で聞くと、話し手にはあなたの真剣味というか、熱意が伝わるん
ですよ。

それがまたプラスに作用するんですね。


だから、大事な事はメモしちゃいけないのです。


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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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