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メールマガジン 第156号

  ■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
  ■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第156号 ■ ■
    
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  こんにちは、佐藤正遠(さとうしょうおん)です。
      

  このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
  たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
  佐藤正遠(さとうしょうおん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
  を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
  内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
  その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
  http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
  また、ブログもあります。
  http://d.hatena.ne.jp/showon/
  こちらは、テーマを変えて、かなり日常に近い事をお伝えしています。楽しい
  事、うれしい事しか書きませんので、読むと元気になるはずです。是非こちら
  も見に来て下さい。
    
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  それにしても暑いですねぇ。と言うよりも、蒸します。
  日本の暑さには我慢出来るけど、このムシムシ状態には我慢が出来ないと言う
  のが、日本で生活する外国人の共通意見のようですが、こればっかりは全面的
  にAgreeせざるを得ません。
  

  カリフォルニアは確かに暑かったんですが、木陰に入ったり、建物の中に入れば
  エアコンを入れなくても何となく過ごせるんですよねぇ。

  
  とはいえ、インドやタイはこれ以上に暑くて蒸しますから、上には上があるわ
  けですね。

  
  
  ☆ ビジネスとは仮説力である

  
  
  仕事というのは、決まり切ったルーティーンワーク以外には、常に、
  

  
    ● 何かを創造する

  
  
  という側面があるわけですね。
  

  
    ■ 新しい製品を開発する

  
    ■ 新しいソリューションを考える
  

    ■ 品質を高めるプロセスを作る
  

    ■ もっと価格を安くする方法を考える
  

  
  というのはすべて、「新しい何か」を創造しているわけです。

  
  そして、この創造というプロセスには、「仮説」というプロセスが表裏一体で
  存在するわけです。

  
  どういう事かというと、
  

  
    ● たぶんこういう製品がヒットするんじゃないだろうか?

  
    ● こういうやり方をすれば、今の問題は解決出来るのではないか?

  
    ● このプロセスを省略すればコストが落ちるのではないか?

  
  
  というような、「多分~」という思考が仮説というものです。
  これは考えるというよりも、「思いつく」という事の方が多いのかも知れませ
  ん。

  
  現実にはそれを、「検証」して、本当に狙った効果があるのかを確認して、や
  るかやらないかを決めるわけです。
  

  しかしこの検証というプロセスは、作業なんですね。つまり、誰でも経験があ
  ればそれなりに出来てしまうわけです。
  

  ですから、
  

  
    ■ ユニークで
  

    ■ あなたにしかできないこと
  

  
  といえば、
  

    
    ● 仮説を作る事
  

  
  なんです。これがビジネスに於いて最も価値が高い領域なんですよ。
  だって仮説を作るツールというのは存在しないからです。

  
  ここで問題です。
  

  
    ■ どうやれば、「質の高い仮説」を作る事が出来るのでしょうか?

  
  
  これが分かれば、ノーベルビジネス賞(そんなモノはありませんが)ですよ。

  
  
  でもこの間読んだ、

  
  知識創造の方法論―ナレッジワーカーの作法

  http://www.amazon.co.jp/dp/4492521364/ref=nosim/?tag=jiateng4-22
  

  という本に、素晴らしい一言が書いてあったんですね。

  
  それは、
  

  「仮説はその人の価値観、人生観、世界観、人間観といったものにより選ばれ
  る。これらの基底となるものが、教養や情緒といったものなのである」
  

  という言葉なんですよ。
  
  

  読んだ瞬間に、「やった~~!」って叫びましたね。
  自分のやっている勉強は、方向性は間違っていないという事がこの言葉で確信
  になったからです。

  
  解説しますよ。
  

  
    1) ビジネスに於いては、新規の何かを創造する事が、即ち価値となる
  

    2) 何かを創造するためには、「仮説」を作る必要がある

  
    3) 仮説は結論ではないから、当たりはずれがある
  

    4) よって質の高い仮説を作れるかどうかが鍵となる

  
    5) しかし仮説は、その人の価値観、人生観、世界観、人間観といったも
  のにより選ばれる
  

    6) それら価値観、人生観、世界観、人間観の根っこは、教養や情緒であ
  る

  
  よって結論は、
  

  
    ● 質の高い創造をするためには、教養や情緒といったモノを磨く必要が
  ある

  
  
  って事になるわけですよ。
  

  会社の若手には、「教養を身につけろ」とか、「そのために自分に投資をしろ」
  とか言っているんですが、
  

  
    ● なぜ教養を身につけなければならないのか
  

    ● 教養を身につけると、ビジネス上どんな良い影響があるのか

  
  
  といった点を論理的に、こころの中に落とし込めていなかったんですね。体験
  的には絶対に間違いない、と思っていたんですが、今ひとつ説得力が弱かった
  わけです。
  これがこの本を読んで、完全に落とし込まれたわけです。

  
  ここまでグラッと来る本は年に何冊も出会えないので、本メールマガジンでご
  紹介した次第です。
  

  それにしてもこの野中郁次郎先生の著書は、素晴らしいモノが多いです。
  




  ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  

  
  佐藤正遠(さとうしょうおん)
  
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  ☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょうおん)
  ☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
  ☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
  ☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html
  

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