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メールマガジン 第1468号

▼△▼△▼ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ▼△▼△▼ 

△▼△ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第1468号 ▼△▼

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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

バックナンバーは、以下のサイトで検索出来ます。しかし最新号の反映は、毎
月1回を予定しており、直近号が検索されない可能性がありますのでご注意下
さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/  

人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書
リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を
希望者に配布しています。以下サイトからダウンロードして下さい。

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過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(リストをご依頼頂いた方には、今後しょ~おんからお得なご案内を差し上げ
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ついにツイッターを始めました。

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ゆるめにやるのでフォローしてもらえるとうれしいです

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◆ 今日の前フリ ◆◇

料理って、同じ材料を使って、同じ設備を使って作っても、料理人によって味
が違ってしまいますよね。

あ、今みなさん何気に、『うんうん、そうだよね』って思いましたね。

本当にこれって分かっていますか?


みなさんの行きつけのラーメン屋でも中華料理屋でも、まぁどこでも良いんで
すが、そういう食べ物屋で料理人による味の違いは知覚できていますか?

だって作る人によって味が違うって分かっているんでしょ?

だったら


  ● お、今日のチャーハンはマスターが作ったから美味いぞ


とか、


  ■ ケッ、今日のニラレバはあのガキが作ったんだな


って分からなきゃおかしいですよ。

それが知覚できないのであれば、本当の意味では分かっていないのですよ。

もっと言えば、同じ料理人が作ったモノでも、


  ● 料理人のその時の気分や感情で料理の味も変わってしまう


という事に気付かなきゃダメです。


昨日はここ数年行きつけのラーメン屋に行ったんですが、まさにそんな感じで
いつもとは全然違う味でガッカリしたんですよ。


味がいらついているというか、なんだか心配事を抱えているような味になっち
ゃってたんです。

食べているこっちが気分が悪くなったんですが、そういう事ってありませんか
ね?


この話は前フリじゃなくてネタが書けるくらい奥が深いんで、今日のところは
宿題って事でそういう体験をみなさんでもしてみて下さい。

ちなみにこれは家でも体験できますよ。

紅茶1杯、コーヒー1杯でも敏感な人は感じるでしょうし、多少鈍い人でも奥さ
んの機嫌によって料理の味が違う事くらいは簡単に気付くはずですから。



☆ WhyとBecause

日本人と外国人特に欧米人との違いは、ロジックに対する感度のような気がし
ます。

自分が何かをしたいと思ったら、その意志を表明するわけですが、そこでは
「なぜ(Why)」を説明しないといけないんですね。

行動とその理由がロジカルに説明されて、それが合理的であった時に初めて意
見として通用するというのが彼らの思想であり価値観なんですね。

ですからかの国では幼少期からそういう教育をするわけです。


  ▼ 家に帰ってきたら手を洗いなさい、なぜならば・・・

  ▼ 部屋を整理しなさい、なぜならば・・・

  ▼ お小遣い帳をつけなさい、なぜならば・・・


一事が万事、こういう感じで何をしなければいけないのか?なぜそうしなけれ
ばいけないのか?を常に伝えながら合意を取るという教育をするんですね。

ですから日本人が良くやる、


  ■ 理由はよく分からないけど、こっちの方が良いと思うんだよね


なんて感性に訴える決め方というのは相手にされませんし、全く理解出来ない
プロセスなんです。外資系で働く人でもこれがチャンと出来る人は少ないんで
すね。こういうのを一般にはアカウンタビリティ(説明責任)と言うわけです。


ですから彼らと一緒に会議をすると、WhyとBecauseがやたら会話で出て来るん
ですね。


これはこれでそういう思想として理解出来るんですが、私自身はこのやり方の
延長線上には、一流のプロという存在は無いんじゃないかと思うわけです。


WhyもBecauseもどちらもある部分について語っているんですね。
大きな構図の中にあるパーツについて、こういう理由でこれをやろう、ああい
う理由があるからこうすべきだという事を語っているに過ぎません。


ところが本当のプロというのは全体の構図を先に受け止めようとするんですよ。
枝葉末節のひとつひとつのプロセスなんて気にしちゃいないのです。わざわざ
プロセスのひとつひとつにその理由など求めないのですよ。

だって全体の構図(大きな絵)さえ理解出来ちゃえば、必然的にその内側にあ
る小さなプロセスがどうあるべきかなんて理由を説明されなくても、感覚でど
うすべきかが分かるんですよ。


つまり本当のプロというのは、思考が常に『全体から部分へ』向かっているん
ですね。
ところがWhyとBecauseを確認するというのは、『部分を積み重ねて全体』を作
り上げようとしているわけです。

方向が全く逆なのです。


ずいぶん昔に書きましたが、芸術家の内弟子というのは仕事を教えてもらえな
いんですね。いちいちあれをこうしろ、次はこうやれ、その理由はこうだから
なんて会話が師匠と弟子の間であることなど無いのですよ。

身の回りの(芸術とは全く関係のない)雑用をやらされながら、ひたすら師匠
のやっている事を横目で見ているだけなんです。

それを3年も5年も続けるわけです。

炊事、洗濯、掃除、肩たたき、買い物、お茶だしなんて事を毎日やらされるだ
けなんです。


たぶんこれ、外人がやったら真っ先に、


  ■ これをやるとどんな意味があるんですか?


って聞くと思いますよ。

だって彼らは自分が納得しないとやりませんから。
子供の頃からWhyとBecauseを確認して、合意が出来たら手を動かすという習性
が身に付いちゃってますからね。

ところが師匠にそんな事を聞こうモノなら、


  ● 黙ってやれ、イヤなら出て行け


って言われて終わりでしょうね。

現実には外人は、


  ■ 洗濯や掃除をしに来たんじゃありません、早く芸を教えて下さい


って言ってしまうんでしょうね(笑)


ロジカルシンキング信奉者から見たら、この外人の方が筋が通ってますし、正
しい事を言っていると思いません?


でも、これじゃ師匠のレベルにはなれないんですよ。

師匠はそれが分かっているから、あえて始めに雑用をやらせるんですね。


これがどんな教訓なんだって?
まだ分からないんですか?
んじゃ、明日説明しましょう。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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メールマガジン「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」
☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html

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