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メールマガジン 第1158号

◆ ◇ ◆ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ◆ ◇ ◆
    
◆ ◇ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第1158号 ◆ ◇
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書
リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を
希望者に配布しています。以下サイトからダウンロードして下さい。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/

過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(リストをご依頼頂いた方には、今後しょ~おんからお得なご案内を差し上げ
る事があります。)
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◆ 今日の前フリ ◆◇

今日は東京地方ではおだやかな陽射しが降り注ぐ春でした。

まさに春というにふさわしい季節で、近所でも桜が満開です。

これでこんな震災が無ければ、これ以上は無い季節なんですがね。

我が家のバラも、震災を知っているのかその後花をつけてくれません。
旅に行く前につぼみになっていたヤツがあって、旅に行っている間に花が咲い
てしまうんだろうと思っていたら、帰宅してもまだつぼみのままです。

その物憂げなつぼみを見ていると、彼らも人間に何が起こったのかを理解して
いるようでなりません。


なんて言っても、人間は生きて行かなきゃならないんですから、今出来ること
を真剣にやるしかないのですね。


さて話は変わって大阪セミナーです。

今のところ30名を超える方からお申し込みを頂いております。
もうちょっとだけ枠に余裕があるので、迷っている方のお申し込みをお待ちし
ております。

大阪での基本編は、年末くらいまでやれそうに無いので、この機会をお見逃し
無く!!



☆ 安全対成長

昨日に引き続き、マズロー先生にご登壇いただき、自己成長の心理学について
解説をしたいと思います。


完全なる人間―魂のめざすもの

http://www.amazon.co.jp/dp/4414304105/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


氏の五段階欲求では一番下に、「生存、安全に対する欲求」というのがあるわ
けですが、これが自分自身の成長と関係があるんですね。


ん?自己実現の欲求は一番上だから、そんな下位の欲求とは関係ないんじゃな
いか?って反論が出てきそうです。


ところがその気持ちは、次の一文を読んで粉砕されました。


「われわれは、成長の喜びと安全の不安が、成長の不安と安全の喜びより大き
い場合に、成長をとげるのである。」
(P60からの引用)


ということはまずは安全の不安を減少させない事には、いくら成長の喜びを伝
えてもダメだという事です。

これを地で行っていたのが、かつての日本企業の終身雇用制度だったわけです。
この制度により、安全の不安は極小化されるわけですね。なんたって社員でい
る間は、飢えて死ぬことは無いわけですから。となると残りは、「成長の喜び
 VS 成長の不安」の勝負になるわけですね。


私の所属していた外資系だとこの考え方が真逆なのですね。

とにかく安全に対する不安を煽って、


  ■ 出来なきゃクビにするぞ!


と脅かす一方、成果を上げた人には期待値以上の報酬を上げる事で、全体とし
ての成果を出していたのですが、これは自己成長の心理学からいえばナンセン
スだと言っているわけですね。


そして、この安全を十分に確認する事で、新しく前進出来ると言っているので
すが、果たしてコレってどのレベルなら安全だと言えるんでしょうか?


人によっては、


  ▼ 雇用が維持されれば安全だ


と言う人もいるでしょうし、


  ▼ 給料が増え続けないと安全とは言えない


というかつて労組華やかなりし頃の幻想を今でも持っている人もいるでしょう。


ここを本書ではどう言っているかというと、


「成長への前進は通例、少しずつ進められてゆくことは明らかで、前進の足並
みはそれぞれ、安全であるという感情、安全な基地から無知のところへ進むと
いう感情、後退ができるために、あえて強行するという感情によって可能にな
るのである。」


そして例示として、よちよち歩きの子供が、母親の膝下から見知らぬ周囲に乗
り出す時の有様を解説しています。

つまり、「あ~ん、怖いよぉ~」と思いながらも、勇敢にも前に進み、でもす
かさず振り返って母親が見守っている事を確認して安堵し、そしてさらに一歩
を進める。この繰り返しがとりもなおさず自己成長のステップなのだと言って
いるのです。


ここで問題になるのは、


  ● どの状況をもって、「安全と言えるのか」は定型化されていない


という事であり、


  ● どの程度の安全性があれば前進の歩みを決心出来るか?


は結局のところ、「当人の決断でしかない」と言っているのです。


外野がどんなに安全性を担保してあげても、本人が決断をしない限り、子供で
さえも新たな一歩を踏み出す事は出来ないと言っているのです。


つまり、時節が到来するのをいくら待っていても、最後の一歩は本人の決断に
より門が開かれるという事で、この決断をすると決められない人にとっては、
時節などは永遠に訪れないという事なのです。


これって心理学と言うよりは、究極の自己啓発学ですよね。






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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
  
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  
  
佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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メールマガジン「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」
☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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