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メールマガジン 第1157号

◆ ◇ ◆ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ◆ ◇ ◆
    
◆ ◇ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第1157号 ◆ ◇
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書
リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を
希望者に配布しています。以下サイトからダウンロードして下さい。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/

過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(リストをご依頼頂いた方には、今後しょ~おんからお得なご案内を差し上げ
る事があります。)
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◆ 今日の前フリ ◆◇

震災の被害が未だ全貌すら明らかになっていないという状態に、こころを痛め
ています。

とはいえ、我々はこの苦境を乗り越えなければならないのです。


そんな事をここ数週間ずっと考えていて、読者のみなさんに何か参考になる本
は無いかと思っていたのですが、昨日読んだ本があまりにもドンピシャだった
のでここに紹介します。

漂流

http://www.amazon.co.jp/dp/410111708X/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


これは江戸時代に、乗っていた船が遭難して無人島に流れ着き、そこで12年と
いう歳月を過ごしたあげく、ようやく日本に帰り着いた人の物語で実話です。


無人島に12年って、ロビンソン・クルーソーだってここまで長くはありません
よ。


この島では多くの仲間が死んでいくのですが、なぜ彼が生き残ったのか?とい
う視点で考えることが、すなわち今我々に必要な思考なのですよ。


人間は肉体が朽ち果てるから死ぬのではなく、希望を失うから死ぬのです。

同じ環境にいて、希望を失って絶望のあげく死んでしまう人と、12年間も希望
を絶やさなかった人との違いがどこにあるのか?これを知っておく事はとても
有意義な事なのです。特に、現在の日本に於いては。


私は布教を目的とした宗教は好きではないのですが、個人のこころの拠り所と
しての宗教的概念(シュタイナーはそれを神智学と呼んだのですが)は、とっ
ても重要だと思うのです。


家を失い、家族を失い、すべての財産も失った状態で、どうすれば絶望せずに
生きられるのか?これこそが人生の最も重要なスキルなんだと思います。

その一端は、この本を読むことでこころに芽生えるはずだと思います。



☆ B愛情とD愛情

今日はA・Hマズローが書いた、「完全なる人間」という良書からいくつか気づ
いたことを書こうと思います。この本は以前軽く紹介したのですが、中身に
ついてはあまり詳しく書いていなかったんですよね。


完全なる人間―魂のめざすもの

http://www.amazon.co.jp/dp/4414304105/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


その前に、用語の定義をしておくと、


  ▼ B愛情とは、他人のための愛情、求めない愛情、無我の愛情


を言っていて、


  ▼ D愛情とは、欠乏の愛情、利己的愛情、愛情欲求


の事をいっています。

ちなみにA愛情とか、C愛情というのはありません。なぜなのか?私にも全くわ
かりません。

いきなり、「求められる愛情と求められない愛情」というタイトルの節にこの
表現が出てきて、このあとずっとこの表現が続くんですよねぇ。


そんな経緯はどうでも良いんですが、マズローが説くこの部分の解説が素晴ら
しいんですよ。

曰く、


B愛情は意識化され、十分に堪能される。それはとらえようとするものでなく、
求められるというよりもむしろ讃えられるものであるから、トラブルの原因と
なることもなく、実際にはつねに快いものである。


B愛情は決して飽きられない。際限なく楽しむことができる。常に消滅するもの
でなく、むしろ大きく成長してゆく。本質的に味わわれるものであり、手段で
なく、目的なのである。


B愛情は疑いもなく、D愛情よりも豊かで、気高く、有益な主観的経験である。

(本書53ページから54ページより引用)


マズローの五段階欲求は知っていましたが、その前段にこういう定義があった
わけです。

ここを理解しないで、


  ■ あ~、自己実現の欲求が一番上なのね


なんて丸暗記をしても全く意味がないんですね。


そして自己実現というのは、B愛情と密接にリンクしていることを理解できない
と、自分にとっての自己実現なんて起こりえないのだなぁということがわかる
わけです。


欲求と愛情が相関関係にあると気づいた点がスゴいのですよ。


「B愛情者はたがいに独立しており、自立的で、嫉妬したり、脅かされたりする
ことことが少ない。また欲求的でなく、個性的で利害関係にとらわれることが
少ない。さらにまた、同時に衷心より他人の自己実現を助けようとし、その成
功を誇りとし、愛他的で寛大で、教育的である。」


ここで自己実現が出てくるわけですね。


しかも自分の自己実現じゃなくて、「他人の自己実現」ですよ。


なるほど、自己実現とは自分の力だけでできるモノじゃないのだな、とここで
深くため息をついたわけです。

つまり自分の周りにB愛情者がいないとアカンってことですよ。


ところが自分の周りにB愛情者を配置するには、まずは自分がB愛情者にならな
いとダメだってことにも気づくわけですね。




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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
  
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  
  
佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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